話すタイミングを失敗しました
2055 edit2024.10.30
勉強も全く手に付かず、進級も危なくなってきました。
先日、精神科を受診した際「この年頃の鬱は色々あるので、詳しく検査(心理検査)をして今後の治療方針や薬や学校の事を考えていきましょう」と言われ、現在検査待ちの状況です。
本人だけの診察では「元気になれたとしても学校に戻れる自信がない」と話したそうです。
今の学校は友達もいて部活も好きなのですが、進学校の為、いまから追いつく事も取り戻す事もとても難しく、地元なので留年は考えられないと思います。
ですので、私と主人は通信への転校を考えており、娘にいつ切り出そうか迷っていたので、受診の際先生にお聞きしたところ「この年齢で学校を辞める選択は簡単にできる事ではないので焦らなくていいです。治療を進めていって少し元気になってからで。」と言われました。
ですが、学校では進路説明会があり、教科選択や受験対策や模試やらと、待ったなしでやらないといけない事が迫ってきます。ゆっくり元気になってから考えていけばいいよ、と言える状況でなくなってきています。
私としても、早く身の振り方を考えた方が、精神的にストレスからも少し解放されるのではと思い、進路説明会のあと、この流れで話してみようと思い、話す内容や言葉選びを色々考え、いざ話し出したところ、話したかった事の半分も話せず、拒否反応を示され部屋にこもってしまいました。
近々、学年主任を交えた話し合いが持たれます。娘は今とても判断能力が鈍っており、学校を休むのか遅刻するのかも「どうしたらいいか分からない」、友達との約束を断るのも「何て言ったらいいのか分からない」と言う始末です。
きっと話し合いの場でも、「今後どうしたいか分からない」と言うと思います。
私も頭では理解しているんです。「心も頭も疲れ切っていて考えれないよね。」「楽しかったはずの学校を簡単に辞めれないよね。」
でも、心では「自分事なんだから、ちゃんと考えて」「分からないじゃなくて、考えようとして」「親の言うことに少しは耳を傾けて」と・・・
焦ってはいけないと思いつつも、五月雨で部活も行けてる今の状態なら、まだ考えられる、まだ間に合う、まだ行動に移せる、と私一人もがいています。
本人が考えて、動き出すのを待つしかないのでしょうか。
考える事から「逃げているだけ」では、と思ってしまう時もあります。
娘への対応、学校への対応、家の事、仕事、毎日をこなす事に精一杯で、私自身気分にムラがあります。理解してあげれる時、寄り添えない時。見守れる時、切羽詰まる時。
今の学校の事、転校の事など、どのタイミングで話せばよかったのでしょうか・・・
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コメント一覧
6件の投稿を表示中1-6件目(全6件)
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匿名さま
コメントありがとうございます。
息子さん、高認試験から大学受験勉強中なんですね。ご自分で動き出した事とても立派です。
娘はまだ何も考えられない、決められない状態なのに、私ひとり焦って先走って、勝手にもがいていました。
身の振り方を考えてストレスが減れば元気になる、ではなく、元気になれば考えられる時が来るんですよね。
自分で判断できる状態になれるよう、安心して休める環境を整えてあげようと思いました。
とても貴重な経験談、ありがとうございました。
トクメイ様
コメントありがとうございます。
娘さんの事よくわかってくれてる先生だったんですね。
今日の午後、学校に行った娘から「かえりたい」と連絡がきました。担任もいなく、もう休み時間も終わりそうで、誰に言ったらいいのか、どうしたらいいのか分からない、と・・・迎えに行き、もっと早くからしんどかったの?と聞くと首をコクリと、本当に苦しそうでした。
高校受験の時、一つ下の高校にしようか最後の最後まで迷っていました。今の高校に行ったらキツイかなぁ・・・でも受けなかったら後悔する、と言って今の高校に入りました。
大事な選択を迷いながらも一生懸命考えて、自分で決めた子です。
心が元気になれば、またそういう日がやってくると信じます。
貴重なお話、ありがとうございました。
モネ様
コメントありがとうございます。
とても共感できるお話で「うんうん」と何度も頷いていました。
きっかけはまさしく、勉強がハードでついていけなくなり、自信喪失からでした。
モネさんの言う通り、希望に満ちて入学し、小学校でも中学校でも言った事のなかった「学校楽しい!」と初めて言ったんです。
『想像もしていなかった生活を送っていること、もう取り戻せないという絶望感から今は本当にどうしたら良いのかわからない』本当にその通りだと思います。
娘がまだ何も考えられないのに、私は何か道しるべをと思い、先走っていました。
「きっと娘には」「きっとこうした方が」と娘の気持ちをないがしろにしていました。
モネさんの言葉に、ハッとさせられるばかりでした。
『大きな選択には気持ちの整理とある程度の心の安定が必要』
今の私にとってとても大事な言葉になりました。
ありがとうございました。
えるもさん、私も何度タイミングを間違えて後悔してきたことか、、、。
話すまで何時間も頭の中でシュミレーションしていざ挑んでも、娘の表情はみるみる暗くなりベッドに潜り込んでしまう。
思い出しただけで辛くなります。
なんのアドバイスにもならないですが、コメントさせてください。
娘は今高校生ですが、精神的に1番どん底だった中学3年の頃、ある日信頼していた先生といろいろ話していたのですが、何を聞いてもとにかくわからないと口にしていたそうです。
先生が言うには、もちろん考えてないわけじゃないです。
考えてもどうしたらいいのかわからいというより、どうしたら正解なのか答えが出せない、その選択が失敗だったらどうしよう、間違った選択をしてしまうことへの恐怖心があると感じたそうです。
先生との話が一旦終わり、次の時間はどうする?
このままここに居てもいいし、授業に戻ってもいいし、帰ってもいいし、どれでもいいよと聞かれて、わからないと泣き出したそうです。
それまでは辛いのはわかる、でも自分の事なんだから自分で考えないと、と内心モヤモヤしていましたが、先生から話を聞いてハッとしました。
真面目な子だから、一生懸命だから、今の状況や考えることから逃げているわけじゃない、娘は本当に苦しんでいるんだと思いました。
進学、卒業、タイムリミットが迫って気が気じゃなかったのも確かですが、それからは娘に答えを出させる問いかけは必要最低限にするよう気を配りました。高校進学もどうするか決められないなら、入試はせずにゆっくり休ませようと思っていました。
えるもさんの娘さんも、きっと一生懸命考えているはずです。答えがでるまで、その答えに自信が持てるまで、まだしばらくかかるかもしれませんが、娘さんを信じて寄り添ってあげください。
えるもさん。私の苦い経験から思う、今大事にすべきことを僭越ですがコメントさせていただきます。
精神科の先生が「この年齢で学校を辞める選択は簡単にできる事ではないので焦らなくていいです。治療を進めていって少し元気になってからで。」とおっしゃっているとのこと。
実は、ここにヒントがあると思います。
私の息子は、中学3年生で不登校になりました。
進路決定が近づくにつれて、私はとても焦りました。
担任からも「11月末が進路決定の時期」と言われたからでした。
が、ここに問題がありました。
それは、学校の他のお子さんの締め切りだということです。その時は、本人焦りもあり、通信制高校の見学をし、12日月には進路を決めましたが、今思うと3月でも良かったし、そもそも本人に一度も「ゆっくり考えよう」言いませんでした。結果、サポート校でしたが、なかなか通学できない、スクーリングに行けない、となり、中退することに。
大人の都合で進路決定を急がせたことを大変後悔しました。(その後、無所属の時期を得て、高認試験を受験、大学受験勉強中です)
「本人だけの診察では「元気になれたとしても学校に戻れる自信がない」と話したそうです」
娘さんもそう言っているということは、前倒しで本人に決めさせることも、それを実行させることも、
少なくとも厳しい状況だということ。
親が大切にすべきは、子が努力しないと嘆くことではなく、子が安心して心身を休める環境を整えることではないでしょうか。
「困っているのは親や学校ではないか」
「子が果たして、自己選択できる状態か」
私は、通信制に進学した後にそのことが決め手になると気づき、判断できる状態を休学させることで待ちました。
決定の時期を先延ばしにしてやる、今は元気になることが最優先。息子にそう伝えた上で、学校に休学届けを出すなどの措置を講じる、その後私が重視したやり方です。
参考になれば幸いです。
えるも様のお気持ちが手にとるようにわかります。昨年、息子が似たような状況でした。
我が家の経験から感じたことをお話しします。高1の秋から不安定になり、高2の進級時からほとんど勉強をしなくなり、欠席が増え、夏休み後に通信制高校に転学しました。進学校で不登校または不登校ぎみになった子のほとんどは勉強の遅れに大きな不安を抱いていると思います。勉強がハードであったり、ついていけなくなったりしたことが原因やきっかけであることも多いでしょう。
周りや学校の先生でさえも、今はゆっくり休んで…などと言いますが、ゆっくり休んだ後に学校に復帰して授業についていくことがもう無理であることは、本人が一番よくわかっていると思います。希望に満ちて入学したのに、想像もしていなかった生活を送っていること、もう取り戻せないという絶望感から今は本当にどうしたら良いのかわからないのだと思います。
ご両親が通信制への転学のご提案を考えているとのことですが、通信制を選択するかは本人の意思に任せた方が良いのではないかと思います。道はそれだけではなく、留年して一年生のやり直し、休学、定時制、少ないですが全日制の高校もあります。高認をとって大学や専門学校に進学、もう働ける年齢なのですから就職(とりあえずアルバイトでも)など、ご両親の誘導ではなく、考えられる選択肢の中から本人が選択すべきです。多くの子が通信制に転学することになるとは思いますが、本人が選択することに意味があると思います。地元なので、留年は難しいというのも、娘さんがそう言ったのでなければ決めつけない方が良いと思います。
上の選択肢を息子に話した時、息子は学校に戻るか通信制に転学するかのどちらかにすると言いました。息子が自ら通信に興味を持った時に初めて、説明会や見学の提案をしました。
進路説明会や文理選択、模試など学校はどんどん決めなければならないことがあるとは思いますが、その日にちを娘さんが知っているのであれば「どうする?」などの声かけも不要かと思います。今日、どうするのか小さな選択を積み重ねることで、これからどうしていったらよいのか、少しずつ考えられるようになっていくのではないでしょうか。
こっちで全部決めて、その通りにしてもらう…そんなことができたらどんなに楽かと当時は思っていました。
大きな選択には気持ちの整理とある程度の心の安定が必要です。難しいこととは承知の上で申しますが、あまり焦らない方が良いと思います。
娘さんがどんな選択をしてもそれを応援し、上手くいかなかったらまた考えよう!という気持ちが伝われば、娘さんの安心感につながるのではないでしょうか。