フリースクールの正しい選び方とは。子どもに合った居場所を選ぶために知っておくべきこと


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子どもが学校に行かなくなってしばらく経つと、だんだん「家庭以外の居場所もあったほうがいいのでは?」「勉強を教えるにも限界が……」と、学校以外の教育機関に興味が湧いてきますよね。
そこで近年知られてきているのが、「フリースクール」です。

フリースクールは、学校に行きたくない子どもとその保護者の方にとって大きな支えとなる存在です。近年その数は一気に増えており、種類や運営形態もさまざまです。

今回の記事では、フリースクールにはどのような種類があるのか紹介したうえで、子どもの状態にあわせたフリースクールの正しい選び方まで解説していきます。

目次

そもそもフリースクールとは?

フリースクールは、学習面のプレッシャーや人間関係の悩み、いじめなど、さまざまな事情から学校に通わない児童生徒が通う、民間の教育施設です。
公的機関ではないため、卒業資格を取得するには学校にも併用して通う必要がありますが、学校によってはフリースクールでの活動に対して単位を認定するところもあります。

過ごし方や学習内容は、フリースクールによってさまざま。
お子さんに合った環境を見つけるためには、まずはどのような種類のフリースクールがあるのか知る必要があります。

ここからはフリースクールの種類とそれぞれの特徴を見ていきましょう。

※フリースクールとは何かをもっと知りたい方は下記の記事を参照ください

フリースクールとは?費用や単位・学歴の扱い、過ごし方などを解説

フリースクールとは、なんらかの事情で学校に通わない小中高生たちが通う、民間の教育機関です。 お子さんから「学校に通うのがつらい」と相......

学校復帰支援タイプ

今は学校に行っていないけれどいずれは行きたいと思っている人向けのフリースクールです。
生活リズムを正し、基礎的な学力を身に着けることで、在籍校へ復帰・進学できるようサポートします。
フリースクール以外に、適応指導教室やサポート校も、このタイプに当たります。

主な特徴

1.カリキュラムを決めて規則正しい生活リズムに

不登校になると、昼夜逆転などから生活リズムが乱れることが少なくありません。
そのため、学校に戻るうえで最初にすべきなのは、規則正しい生活を送れるようになること。

学校と同じようにカリキュラムを導入し、週5日制のきちんとした生活習慣を得るためのサポートをおこないます。

2.学習支援とコミュニケーションで学校適応力を育む

せっかく学校に復帰しても、学習面の遅れや人間関係への苦手意識によって学校に馴染めず、再び不登校になる人もいます。
学習面の支援はもちろんですが、学校に戻ってからクラスメートや先生とうまくコミュニケーションが取れるように、グループ活動や課外活動を取り入れているところが多いようです。

3.あくまで「学校に戻れる」ことがゴール

このタイプのフリースクール・教育施設は、あくまで在籍校に復帰することを目標としています。
在籍校と連携をとることにより出席日数が認められやすい一方で、決められた時間に行かなければならなかったり、集団授業形式であったりと、学校に似たシステムに慣れるまでは少し大変かもしれません。
スクールカウンセラーが在籍している、相談をいつでも受け付けているなど、精神的なサポートが手厚いフリースクールも多くあります。

こんな人にオススメ

  • 学校の担任の先生やクラスメイトが苦手だけど、クラスが替われば戻れると思う
  • 学校に行きたくなくなる原因がはっきりと分かっていて、解決すれば学校に行けると思う
  • 学校に行かないことはどうしても受け止められない
  • 全日制の学校に進学したいから今のうちに慣れていきたい
  • 学校自体が嫌いなわけではない

▽例えばこんなスクールがあります

子どもの意思尊重タイプ

自由にリラックスして過ごしたい人向けのフリースクールです。
フリースクールの中で最も多いタイプで、わたしたちの運営するフリースクール「Riz」も、これに当たります。

主な特徴

1.子どもの自由意志に任せた過ごし方

カリキュラムや時間割が決められていることは少なく、子どもが自由に過ごせる空間を提供します。
課外活動や行事がある場合も、基本的には自由参加。
子どもがリラックスして気持ちよい時間を過ごせるようにしています。

2.子どもが興味・関心のある分野から指導

学習指導についても、いきなり授業を始めるわけではありません。
子どもの関心が向くものを楽しむことから始め、少しずつ興味の幅を広げることで、子どもが自然と学習に向かえるようサポートします。

3.子どものゴールを1つに絞らない

学校復帰支援タイプとは異なり、このタイプは、明確なゴールを設定していません。
学校に戻りたい子には学校に戻るための支援を、働きたい子には社会に出るための支援を、ゆっくり休みたい子には思うままに休めるような支援をおこないます。
その分時間はかかりますが、子ども一人ひとりに寄り添うため、比較的通い続けやすいタイプといえるでしょう。

こんな人にオススメ

  • そもそも学校に戻りたい気持ちがない
  • 勉強だけでなく、人との関わりなどさまざまなことを楽しみたい
  • 勉強に取り組むのがしんどい
  • 優しく気持ちに寄り添ってほしい
  • 集団行動が苦手でゆっくり空間に慣れたい
  • 学校は苦手だが同年代の友達はほしい

▽例えばこんなスクールがあります

完全個別指導タイプ

一人の時間を大切にして、じっくりマイペースで学びたい人向けのフリースクールです。
個別指導塾や家庭教師などもありますが、その際には「不登校の子どもに対応しているか」「学校に行っていないことについて配慮してもらえるか」といった部分をしっかり確認しましょう。

主な特徴

1.つまずきポイントまで戻って学べる

不登校生の中には、中学生でも小学校の勉強が抜けているなど、自分の学年より戻って勉強しなければならない人もいます。
その時に、いきなり学校に戻ったり、集団形式の授業を受けたりしても逆効果。かえって自信を失いかねません。
完全個別指導タイプは、その子のレベルに合ったところから勉強を始められるので、つまづいたところや苦手な部分もしっかり学習できます。

2.進学・就職など個人の目的に合わせたサポート

完全個別指導タイプは、個々の目標に合った指導を受けることができます。
進学先の学校の難易度や将来就きたい仕事によって、あなたにピッタリの支援が用意されています。

自分に合った学習指導を受けられるので、目標がまだないという方にとっても、将来をひろげる一助となるのではないでしょうか。

3.職員とコミュニケーションを取ることから始められるところも

学習に対して苦手意識があったり、長く集中することが苦手だったりする子どもに向けて、コミュニケーションを取ることから始めるところもあります。
まずは職員と生徒間で信頼関係を築き、人と話すことに慣れてから、学習に取り組んでいきましょう。

他にも、一緒に遊んだり、勉強のしかたから教わったり、子ども一人ひとりに合わせたサービスを受けられるのが、最大の魅力といえるでしょう。

こんな人にオススメ

  • 一人でじっくり勉強に取り組みたい
  • グループ学習、グループ活動に対して苦手意識がある
  • 人前で「分からない」と言ったり間違えたりすることに対して強い抵抗感がある
  • 長い時間イスに座って勉強するのがつらい
  • 人と接することに慣れるのに時間がかかる

▽例えばこんなスクールがあります

非日常体験タイプ

たくさんのことに取り組み、いろいろなチャレンジをしてみたい人向けのフリースクールです。
レジャーや課外活動、職業体験など、さまざまな活動を取り入れています。

主な特徴

1.たくさんの刺激があり楽しく学べる

登山やキャンプ、遠足など、さまざまなレジャー・特別活動を用意しているため、刺激的な日々を送ることができます。
楽しい生活の中でコミュニケーションや集団行動について学べるので、自然と「人と関わる力」が身につきます。

2.「学生時代の思い出」をたくさん作れる

不登校生の多くは、「学生らしい思い出」の少なさで悩みます。
遠足や、修学旅行、林間学校、運動会……。そんな学生の時にしか作れない思い出が作れるので、”楽しい学生生活”を思い描くこともできるようになります。

3.過ごすうちに自然と集団への苦手意識がなくなる場合も

対面で会話することは難しくても、グループで何かに取り組んだり、協力し合ったりすることで、自然と人との関わりに慣れていきます。
楽しく過ごすうちに、気が付いたら人見知りを克服していた、集団への苦手意識がなくなっていたというのも珍しくありません。

こんな人にオススメ

  • レジャーや特別活動を楽しみたい
  • いろいろなことにチャレンジしてみたい
  • 自然が好き
  • 人と話すのはあんまり得意じゃない
  • 出かけるのが好き

▽例えばこんなスクールがあります

専門家サポートタイプ

メンタル面に不安がある人向けのフリースクールです。
臨床心理士やスクールカウンセラーなどの専門家がスタッフとして在籍し、カウンセリングなどの支援を受けられます。

主な特徴

1.心身の疾患や障害、特性をもつ子どもも安心できる支援体制

うつ病やパニック障害、発達障害、学習障害、HSPなどをお子さんが持っていると、安心して離れる時間はなかなか取れないと思います。
専門家サポートタイプのフリースクールは、多くの場合医療機関やカウンセリングルームと提携していて、子どもたちの変化に迅速に対応できるようにします。
支援体制が整っているからこそ、保護者の方も安心してお子さんを預けられるのではないでしょうか。

2.専門的な知識・経験に基づいた対応

その子の持つ特性によっては、接する際に配慮が必要な場合もありますよね。
丁寧に接していても、気づかぬうちに症状に対してNGな対応をしてしまう場合も……。
しかし豊富な知識や経験を有する専門家が在籍していれば、そういった心配は必要ありません。
家庭内での接し方などについても、相談が可能です。

3.カウンセリングサービスを提供するところも

子ども本人に対してはもちろん、保護者の方やご家族に対してカウンセリングサービスを提供しているところが多いようです。
子どもが不登校になると、不安になったり心配したり、ご家族の方も精神的負担が大きくなります。
専門家に話しをしてアドバイスや意見をもらう時間は、きっと大きな安心につながるはず。

フリースクールに通っていない子ども・ご家族にカウンセリングサービスを提供しているところもありますので、まずは一度受けてみてはいかがでしょうか。

こんな人にオススメ

  • 不安や悩みがあって、誰かに相談したいと思っている
  • 特性などによって、専門家に話を聴いてもらいたい
  • 家庭内でどう接したらいいのか分からなくて不安
  • 子どもに対して配慮してもらいたいことがある
  • カウンセリングとフリースクールとで別々のところに通うのが大変

▽例えばこんなスクールがあります

自宅訪問タイプ

外出することが難しく、自宅やその近くの場所で教育・相談支援を受けたい人向けのフリースクールです。
自宅にいるままサービスを受けられるため、子どもの負担を軽減しやすく、無理なく続けられるのではないでしょうか。

主な特徴

1.勉強だけじゃない、様々なサポート

勉強だけでなく、一緒に何かをする時間を作ったり、好きなテーマでお話ししたり、比較的自由に過ごし方を選ぶことができます。
まずは子どもの好きなことから始めて、じょじょに世界との接点・間口を広げていくことも可能です。

2.スタッフと一対一で濃いコミュニケーションがとれる

ご自宅に訪問するのですから、もちろんスタッフと一対一でコミュニケーションをとることになります。
多少緊張する部分はあるかもしれませんが、その分密に繋がりを持てるため、信頼関係が築ければ子どもにとっては大きな安心・自信になります。

これまで家族には気を遣って話せなかったことも、スタッフには話せるかもしれません。

3.外出同行・生活支援も

引きこもり傾向にあっても、フリースクールのスタッフと接するうちに外に興味を持ち始めることがあります。
しかし、家にこもる生活が長ければ長いほど、なかなか動き出せなくなってしまいます。

信頼関係を築いたスタッフが外出同行や生活支援をおこなうことで、動き出すハードルを低くし、興味や関心を大切にできるようになるのです。

こんな人にオススメ

  • 集団でのコミュニケーションが苦手
  • たくさんの人と知り合いたいわけではない
  • 自宅から出かけるのが億劫、難しい
  • 家の中が一番安心できる
  • 昼間に出歩いているところを見られたくない

▽例えばこんなスクールがあります

共同生活タイプ

自宅以外の場所で、生活面も含めてサポートしてもらいたい人向けのフリースクールです。
寮などで生活を共にし、起床から就寝まで一日を通して教育支援をおこないます。
手厚いサポートを受けやすい一方で、大きく環境が変わるため、子どもが無理せず過ごせるか、慎重に検討する必要があります。

主な特徴

1.生活を共にすることでいちから信頼関係を築く

24時間、子どもたちの

2.家事や仕事も分担し、生活力を身につける

共同生活タイプの多くは、清掃や食事の用意を子どもたちと分担しておこないます。
自ら家事をおこない生活の一部を担うことで、精神的な自立が促されるのです。

子どもたちが無理なく順応できるようにまずは簡単なことから取り組み、卒業する頃には一人暮らしするのに困らない程度の家事力・生活力が身に着きます。

3.生活スタイルはフリースクールによってさまざま

規則を設けて生活しているところもあれば、基本的には自由に過ごせるところもあり、その生活スタイルは多岐にわたります。
生活が一変するのですから、子どもにとって適応しやすい、リラックスして過ごせる場所を選ぶようにしましょう。

こんな人にオススメ

  • 家以外の場所で生活をおくりたい
  • 基礎的な家事スキルや生活力を身につけたい

▽例えばこんなスクールがあります

専門スキル取得タイプ

学校卒業後すぐに専門職に就き社会で活動したい人向けのフリースクールです。
陶芸やプログラミング、外国語など、取得できるスキルは多岐に渡ります。
子どもの興味・関心の向くものと出合えれば、実り多い時間を過ごせるでしょう。

主な特徴

1.資格取得など特定のゴールを目指す

専門的な知識を得て、社会に出てすぐ活用できるよう、実践的なスキルトレーニングをおこないます。
資格取得や試験の合格など、特定のゴールを目指す場合が多いため、子どもとしても「学校に行っていない」「勉強をしていない」罪悪感を持ちにくく、リラックスした日々を過ごすことが可能となります。

2.協調性を養いながら「社会で生き抜く力」を育む

そういった勉強の中で、グループで学習したり先生と協力したりするうちに、協調性やグループへの適応力も身につきます。
会話だけでコミュニケーションをとる必要がなく、課題などを介して交流できるので、人と話すのが苦手な子どもでも比較的馴染みやすいかと思います。

3.基礎的な学習指導もおこなう

専門的な知識・スキルを習得するだけでなく、英国数理社の基礎的な学習指導もおこないます。
専門職に就かずに普通科の学校や四年制大学、専門学校などに進学することも可能ですが、1つのことをやりきった体験は、子どもにとって大きな自信につながるでしょう。

こんな人にオススメ

  • 1つのことに集中し続けることが得意
  • 専門的な知識を身に着け仕事に活かしたい
  • 集中して取り組みたいことがある
  • 会話でのコミュニケーションが苦手
  • 集中力や継続力を養いたい

▽例えばこんなスクールがあります

フリースクールの選び方

1.無理なく通える範囲内か

基本的にフリースクールは週1~5日、定期的に通うことになります。
通学距離が極端に長かったり、2時間以上かかったりしては、いくら良い環境であっても、通うだけで疲弊してしまいます。
また、時間や距離以外にも、利用する交通機関の混み具合や交通費、通学経路の街並みなども重要なポイントです。

特に不登校になると体力・精神力が低下します。
少しでも本人の通うハードルを下げるために、なるべく近い、通いやすいフリースクールを選ぶと良いでしょう。

2.活動内容を子どもが負担に感じないか

フリースクールによって一日のタイムスケジュールや活動内容は多岐に渡ります。
イベントが定期的に開催されたり、プログラミングなど専門的な知識を学べたり、田んぼや畑などで農業体験ができたり……。

催し物があると刺激的で賑やかな生活にはなりますが、人によってはエネルギーを使いすぎてしんどくなってしまう可能性も。

多くのフリースクールが「一日の過ごし方」や「カリキュラム」といったものを公開していますので、ぜひどんな活動をしているのかもチェックしてみてください。

3.居心地よく1日を楽しめるか

何よりも大切なのが、「本人がリラックスして過ごせるか」という点です。

中には「居心地が良すぎると復学や社会復帰が遠くなってしまうのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、不登校になった子にとって何より大切なのは、絶対的な安心感です。

ここに居ていいんだ。できないことがあってもいいんだ。自分には価値があるんだ。
そう思える環境で過ごすことが、子どもの心を癒し、次のステップへ進む足掛かりとなってくれます。

4.何かあった時に手厚くサポートしてもらえるか

「いざ通い始めたら、空間に馴染めず行けなくなってしまった……」
「子どものことについて、誰かに相談したい……」

フリースクールを決めるまではもちろんですが、その後にもさまざまな不安・悩みがあると思います。
そういった時に、個別に相談に乗ったり、フォロー体制を整えたりできるのも、フリースクールの魅力の一つ。

親も相談できるか、子どもが通えなかった時のサポートはあるのか、家に来てもらうことは可能かなどなど。
子どものライフスタイルや性格、親御さんの希望に合わせて、どんな支援が必要か、それは達成可能かを確認しましょう。

特にHSPなどの気質を持っている子や、集団生活に馴染めなかったことがある子どもの場合は、個別対応がどこまで可能かはチェックしておきたいですね。

5.サイトはまめに更新されているか

今はほとんどのフリースクールがWebサイトを運営していますから、実際に見学に行ってみる前の判断材料として見てみると良いでしょう。

更新がまめにされているか、問い合わせに対して迅速に対応してくれるか、必要な情報がきちんと公開されているか。
「資料請求しなくても基本的な疑問はサイト上で解決できる」ということが、1つの理想のかたちと言えるでしょう。

6.フリースクールの目的と子どもの目的が合っているか

学校復帰を目的としているところもあれば、子どもの意志を尊重しているところもあり、活動目的はフリースクールによってさまざま。
目的の合わないところに行くと、子どもが実際にやっていることと思っていることのギャップが大きくなり、通い続けるのが難しくなってしまいます。

上記の8つのタイプを参考に、自分の子どもにどんな環境が合うかを考えてみてください。

「どんな環境が合うか分からない……」という方は、まずいくつか見学に行ってみるのもおすすめです。

7.実際の雰囲気や現状いるスタッフ・生徒との相性は合っているか

ほとんどのフリースクールでは、体験授業や無料相談を実施しています。
気になるフリースクールがあったら、いきなり参加を検討するのではなく、まずは見学・体験をしてみましょう。

スタッフは丁寧に対応してくれるか、生徒たちがリラックスして過ごしているか、こちらの疑問や不安がすべて解消できるか……。
見学したら必ず入学しなくてはいけないということはありませんから、ぜひいくつかのフリースクールをご覧になってみてください。

ただし、見学してから入学するまでに時間がかかりすぎると、「やっぱり無理なんじゃ……」と子どもが乗り気でなくなってしまうことも。
合いそうなフリースクールがあって、ある程度不安が解消できたら、「とりあえず行ってみよう」と子どもの背中を押してあげることも大切です。

まとめ

以上、今回の記事ではフリースクールの種類と選び方について紹介させていただきました。

フリースクールの形は実に様々で、それぞれ良さがあります。お子さんの状態によって選ぶべきフリースクールも変わります。ぜひお子さんに合ったフリースクールを探してあげてください。

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