4月に入学、6月不登校、7月転学。
そして通信制高校サポート校に通い出して三ヶ月。
いまだに友達はできず、ほぼ午前中に帰って、ホームルームも忘れて出なかったり。
まだまだ不安要素はありますが、週末は家族で外食したり、前はドラマも見なかったのに、ちょっとずつ見始めたり。
母親の私は、通信制高校という現実に向き合えず、制服をさわれずにいました。
部活で半袖の夏服必要だから買っておいて、と言われ、一番楽しそうだった5月に急いで買いに行きました。
その夏服もタグがついたまま、封を開けずにおいていました。
今日ふとした拍子にクローゼットに押し込まれていた高校の制服を見て、勢いにまかせてゴミ袋に入れました。
高かった体操着も。
私の方が、自分の価値観に苦しめられている、わかってはいるのですが、わかってはいるのです。前の高校にいたところで、その先どうなっていたかわからない、それもわかります。
ただ、もう一般的な高校生活はおくれないんだ、とおもうと深い切なさが押し寄せます。
世の中のドラマ、映画、漫画は、全日制の高校が舞台が基本です。
今までは当たり前のように感じていましたが、その当たり前の世界に私達家族はいないんだな、と思うと、世の中は知らず知らずに高校イコール全日が刷り込まれているんですよね。全日だけが高校じゃない、もっといろんな高校を舞台にドラマやアニメを作って欲しいです。暗い感じではない前向きな感じで。
前は毎日、朝の連ドラ見ていましたが、今の朝ドラはつらくて見てないです。
とにかく、こんな私ですが、制服を捨ててちょっとずつ前に進みたいです。

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