2024年夏、未来地図スタッフお薦め映画のご紹介です。
『ブルーを笑えるその日まで』
〜いつかタイムマシーンが発明されたら、
大人になった私はきっと、今の私を助けにきてくれる〜
《学校には馴染めない、ひとりぼっちの中学生 安藤絢子(アン)
薄暗い立ち入り禁止の階段が唯一の居場所だった。
ひとりぼっちの女の子同士が出会い、初めての友だちと過ごす、
”夢のような夏休み”。
8月31日、新学期が憂鬱な彼女たちは、ある行動を起こすのだった ——》
(公式サイトより一部引用)
この作品は、監督である武田かりんさんが自身の不登校体験をもとに制作した映画です。
この夏、学校へ行けずに悩んでいるお子さんたちをこの映画に無料で招待する特別イベントが、開催されます。
特別上映会のご案内
学校へ行けずに悩んでいる子どもたち100名を無料でご招待!
『ブルーを笑えるその日まで』
日時 : 7月21日(日)12:00〜上映開始/上映後舞台挨拶
【詳細】https://www.humax-cinema.co.jp/ikebukuro/news/83320/場所 : 池袋HUMAXシネマズ(東京)
お申込み : https://forms.gle/tU3thKMpDhSa6Mag7
先着100名限定無料(ご友人等複数名での申込可)
※座席のご指定はできません
※中高生は入場時に学生証または保険証等の提示をお願いします※応募締切 7/20(土)正午
武田かりん監督インタビュー
(公式サイトより一部引用して『未来地図』で要約)
- 『ブルーを笑えるその日まで』は どんな映画ですか?
この映画は、私の10代の頃の不登校の経験だったり、自殺未遂だったり、そういう自分のコンプレックスを元にして作った物語です。 - この映画で 伝えたいことは何ですか?
言葉にしてもうまく伝わらないと思ったので、映画にしました。
それでも伝えることはすごく難しいのですが、つらいことや苦しいことから逃げてもいいということと、そうやって生きていれば「いつかきっと」、っていうことを表現したかったんです。
私は10代の頃、死のうとしてしまったことがあります。
おとなの「生きていれば、いつかきっといいことあるよ」みたいな励ましって、当時の私には全然届かなくて。
でも、おとなになって、それは本当なんだって気づきました。
当時の私に届かなかった「いつかきっと」を、今苦しんでる子たちにどうにかして届けたくて、私はこの映画を作りました。
この映画は、私があの頃夢見たタイムマシーンです。 - 10代の頃の記憶について 聞かせてください。
私は中学生の頃、声が出せなくなってしまった時期がありました。
私が話しても、話しかけても、誰も聞いてくれないから、
「ああ、こんな声もういらないな」って思いました。
そうしたら、次の日から本当に声が出なくなりました。
誰ともしゃべれなくなって、友達もいなくなって、不登校になりました。
ずっとひとりぼっちで、カーテンを締め切った部屋で過ごしていたことが、10代の頃の私の記憶です。 - 今、不登校などで苦しむ10代に向けて伝えたいことは何ですか?
「生きていれば、いつかきっと」ということを、とにかく伝えたいです。
この映画を作る最初のきっかけは、10代で亡くなる方の原因は自殺が最も多いというニュースにショックを受けたことでした。
10代の頃の私もおとなはわかってくれないと思っていましたが、今あなたのいる世界の外側には、あなたをわかってくれる人が必ずどこかにいます。
インタビューの続き、映画の詳細は
公式サイトから
https://www.bluewo2023.com/
レビュー
https://filmarks.com/movies/109995
劇場公開スケジュール
・(長野)上田映劇 7/19~25
・(東京)池袋HUMAXシネマズ 7/21のみ
・(神奈川)横浜シネマリン 7/27~8/2
・(東京)UPLINK吉祥寺 8/9~8/31
・(福岡)kino cinéma天神 8/23~終映未定
2学期への不安を抱えがちな夏休み。
この映画を観たら、世界観が変わるかもしれませんね。
あなたの世界の外側への一歩を、見つけに行きませんか。
~未来地図は『ブルーを笑えるその日まで』を応援しています~
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