親の会インタビュー企画!
今回は兵庫県で親の会を開催している「不登校親の会ミモザ」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
不登校親の会「ミモザ」の谷口です。
中3のお兄ちゃんから6歳の末娘まで5人の子ども育てている絶賛子育て中のパパママです。
長男は発達障害
中2の次男が小5から不登校
谷口パパは小学校のPTA会長を勤めている最中、次男が不登校スタート
それをきっかけに夫婦で不登校親の会を立ち上げました。
不登校親の会ミモザはどのような親の会ですか
不登校のお子さんのパパさんママさんが抱えておられる「みんなどおしてるの?」を話せる場
「みんなはどんな気持ちですか?」を聞ける場
「どんな所やどんな人に相談してますか?」と情報交換できる場
学校に行けてる子のママ友には聞けないこと、学校の先生には言えないことなど、同じ立場でわかちあえる場を提供しています。
ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください
子どもが不登校になった時、とても不安になり、どうしていいかわからなくなり、夫婦でオロオロしました。
「そうだ、同じように不登校で悩んでいる方の話を聞いてみたい」と思い、地域の「不登校親の会」を探しました。
でも、全然なかったんです。
その時、きっと私たちのように親の会を探したのに無くて、困っている人や苦しんでいる人がいるのではないか。と夫婦で話し合いました。
「無いなら作ろう!」
谷口ママが代表、谷口パパは事務局長
同じように苦しんでいる人の力になりたい。
そんな思いで「不登校親の会ミモザ」を立ち上げました。
実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか?
コロナ真っ只中に立ち上げたので、はじめはオンラインでの個別相談をしていました。
今年(2023年)からコロナの対応も緩和されたので、実際に顔を合わせてのサロンをスタートしました。
毎月1回開催しています。
少人数ですが、顔を合わせてのサロンはママさん達には喜んでいただいてます。
毎回谷口パパが趣味のコーヒーを淹れ、ゆったりとした雰囲気でお話いただいてます。
また、発達障害や子どもとの関わり方についての著書もたくさん貸し出しをしています。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
ある時、社会福祉協議会の方が見学に来られました。
参加者の方々のお話を聞いておられたのですが、「そろそろお開きにしましょう」という時に、その社協の方が「実は私の子ども最近学校に行きたくない、と言うことがあるんです」と切り出されました。
「今日は仕事として見学に来ましたが、とても勉強になり、元気もたくさんもらいました」と喜んでいただけました。
人と人とのつながりの場として嬉しい出来事でした。
これからどのような会にしていきたいですか?
時々サロンには「食育」の専門家のママさんが来てくれます。
不登校の子限定の野外活動をされている方も来てくれます。
サロンの話の中で、「発達の検査受けてみたら?」「どうしたらいいの?」「〇〇に行ったらいいよ」そんな話もあります。
ただ、気持ちをわかちあうだけではなく、いろいろ人やサポートとつながってもらえる、プラットフォームのような会にしていきたいです。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
不登校親の会ミモザのページをご覧くださり、本当にありがとうございます。
このページをご覧くださったように、お母さんやお父さんの「心の動き」や「行動」は必ずお子さんにとってプラスになると思います。
そして、お母さんやお父さん自身が「元気」「余裕」を持つことが大切だと思います。
その元気や余裕を持つためにも「自分だけで悩まない」「聞いてみる」そして何よりも「ためこまない」(話す)ことが大切ではないでしょうか。
電話やオンラインでの個別相談もさせていただきます。
どうぞお気軽にご連絡ください。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆親の会「不登校親の会ミモザ」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/parent-meeting/72930
- 0
- ママたちの声を集めて届けるSNSはじめました。