未来地図編集部
親の会インタビュー企画！
今回は福岡県 / オンライン（Zoom等）で親の会を開催している「トーキョーコーヒー福岡城南」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
はじめまして♬
トーキョーコーヒー福岡城南の主宰者、平野りかと申します。
26歳、24歳、20歳、15歳の4人の子のお母さんです。
20歳の子がかつて不登校、15歳の中学3年生の子が現在不登校です。
薬剤師、心理カウンセラー、傾聴サポーター®の資格を持ち、風の時代の四柱推命「CIL鑑定」も勉強中。
以前からやりたいと思っていた、手話の講座を受講中です。
トーキョーコーヒー福岡城南はどのような親の会ですか
「大人が楽しく活動する場所」ということを第一にしています。
もちろんお子さんも一緒に来て大丈夫です。
大人が楽しく活動している場所について来た子どもが楽しく遊びだすことで、大人の居場所がひいては子どもの居場所になっていく…そんなポジティブな場所を作りたいと思っています。
また、「お茶べり会」という名前の、ただただお喋りする会もしています。
イベントやワークショップなど楽しめる事と、お茶べり会とを組み合わせながら、誰にも責められることなく、誰にも余計な事を言われない、「安心安全な居場所作り」を目指しています。
ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください
私自身の子ども２人の不登校を経験し、この経験が今現在お子さんの不登校に悩まれている方の何か助けになれたら、と思い心理カウンセラーの資格を取得しました。
私が経験したのと同じように悩み、苦しんでいる保護者の方が見えない所にきっとたくさんいるのだろう、と思い、不登校のお子さんを持つ保護者の方の場所を作りたいと考え始めました。
そのように考えていたところ、全国で活動しているトーキョーコーヒーに出会い、私と同じ思いを持った人がこんなにたくさんいる！と嬉しくなり、2022年11月、トーキョーコーヒーに参加することを決め、12月に福岡城南を拠点登録しました。
実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか？
自分に何ができるのだろうか…と不安がたくさんありましたが、一緒に企画、運営をしてくれる友人と、全国のトーキョーコーヒーの仲間達との情報交換などでかなり助けられ、なんとか1年経ちました。
立ち上げてみて、「目に見えない不登校に悩む保護者の方」が多いと感じました。
子どもが不登校ということを他の人に言えない保護者の方も多いですし、子どもの事を聞かれるのが嫌で外に出られない方も多い。
そのような「目に見えない」方達にどのようにして私達の声を届けていくか、が課題だと感じています。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
参加してくれたばかりの当時は、まだご自身がお子さんの不登校を受け入れられない様子だったのですが、関わっていくうちにだんだんと受け入れていくのが目に見えてわかるようになった時、嬉しく思いました。
1年やってきて、同じ思いの人がどんどん繋がっていくというのをひしひしと感じています。
これからどのような会にしていきたいですか？
不登校の子ども達は、これから間違いなく増え続けます。
それに比例して、悩む保護者の方も増え続けると思います。
不登校の見方や考え方は以前に比べだいぶ変わってきたとはいえ、まだまだ旧態依然の考え方が多いと実感しています。
大人が楽しく活動するだけでなく、今の教育システムについてや未来の教育がこうなったらいい、など、教育についても楽しく語り合える場所にしていきたいです。
トーキョーコーヒーを必要としている人に届けられるよう、細くても長く続けていきたいと思ってます。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします！
「場所を作るって、何をしたらいいんだろう？」と手探り状態でしたが、とにかく自分が楽しいと思うことをやろう！と思い、色々な方に協力していただきながら一年が経ちました。
「この場所があってよかった！」と言ってもらえることが本当に励みになっています。
これからも皆さんにそう思ってもらえる場所になるよう、そして長く続けられるよう、私も楽しみながら活動していきたいと思ってます(^^♪
一人で悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ足を運んでみてください！
大人も楽しいことしましょう♪
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆親の会「トーキョーコーヒー福岡城南」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/parent-meeting/73047
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