【インタビュー】親の会「Carry The Right And The Light 子どもの権利と輝きを伝えよう」に立ち上げの経緯を聞いてみました

親の会インタビュー企画!
今回は千葉県 / オンライン(Zoom等)で親の会を開催している「Carry The Right And The Light 子どもの権利と輝きを伝えよう」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

こんにちは。

千葉県船橋市の市民活動団体『Carry The Right And The Light 子どもの権利と輝きを伝えよう』代表の鳥居佐織と申します。

2021年に発足し、校内フリースクール全校設置の請願書や要望書を千葉県教育委員会と船橋市教育委員会に提出してきました。

2023年からは『学校が合わない子の親の会』として親の会を定期的に開催し始めました。

 

学校に行きたくない子どもたちへ
学校に足が向かないのは環境が合わないだけ。悩むのもいいけれど、落ち込む前に海外の子どもたちのように環境を変えてみたらどうだろう?「水を得た魚」という言葉があります。

トラウマは予防がベスト。今は学校でなくても学べる時代です。

♦︎西の魔女が死んだ

自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。

サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。

シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。

(梨本香歩著 新潮社 2001/8/1)

学校を全否定するのではありません。日本は世界から見て稀な安全・清潔・丁寧な国。これは日本型教育の賜物です。多様性を認め合い、バランスを取れば、さらに素晴らしいみんなに優しい国になると思います。

日本の公教育も多様性の世界に向かってはいるのですがスピードが追いつかず、既にありのままの自分を生きようとする先駆的な子どもたちがいます。

教育機会確保法により、今は一人一人に合わせたカスタムメイド教育が可能な時代です。

学校を一部利用してもいい。学校以外の場所を選ぶか創ってもいい。ホームスクーラー家庭同士で活動してもいい。公的機関に加えてフリースクール、ホームスクール、習い事など、リアル・オンラインを自由自在に組み合わせてもいい。どこで何をどう学ぶかはあなたが選んでよいのです。教育の主権者は子どもと保護者です。

波長の合う仲間と繋がろう♪ 自分にぴったりの環境なら必ずあなたの良い面が開花します。適した場所で自分軸さえ整えれば大丈夫。あなたがありのままの自分を生きられるよう、人生を楽しめるよう、私たち親の団体が応援します!

子どもの居場所シェア

平日昼間の居場所、さまざまな分野のアクティビティーを提供し合い、学校に行きづらい子どもたちを明るくサポート(グループLINEでシェア)

親の会

困りごとやサポート方法を共有し、温かくサポートし合う。
①学校以外の居場所(公的・民間)
②学校の一部利用のアイディア
③学校と連携して子どもをサポートする方法
④カスタムメイド教育(学校、フリースクール、ホームスクール、習い事等)

★市議会議員との意見交換会も定期的に開催しています。

子どもの特性勉強会

・HSC(感受性の強いハイリー・センシティブ・チャイルド)
ASD、ADHD、ディスレクシア、LDなどニューロダイバーシティー(神経多様性)の子どもたちの理解に努める

・トラウマによる二次障害のケア

行政への働きかけ(実績)

・HSP上映会 & 基調講演を開催(市・市教育委員会後援 2022年)

県教育委員会宛に『校内フリースクール全校設置要望書』を提出、県庁記者会見(2022年3月)

・市教育委員会宛に『校内フリースクール設置請願書』を提出(2022年12月)

『適応指導教室ひまわり』の名称変更を教育委員会に要望
→『サポートルームひまわり』に変更(2023年)

『夢みる小学校』自主上映会を開催(市・市教育委員会後援 2023年)

『西郷孝彦氏講演会~子どもの<今>を大切にする子育て・教育』を主催(市・市教育委員会後援 2023)

「無理に学校に行かなくても」居場所の選択肢増やして取材記事(2023年8月31日 千葉日報)

他に、市議会議員との意見交換会を定期的に開催(2022年~)

 

 

 

 

 

 

 

 

Carry The Right And The Light 子どもの権利と輝きを伝えようはどのような親の会ですか

親の心の安定が子どもにとって何よりも大事です。第一に親同士がつながることで親が安心安全を感じられる場を提供しています。

また、不登校の多くの原因が子どもの特性(HSC、ASD、ADHD、LD、ギフティッドなど)と関連があると見られることから、ニューロダイバーシティの情報交換、勉強会を親の会で行っています。

さらに親の会に県議会議員や市議会議員の方、学校の先生方を招き、議会に声なき声を届け、行政に協力を求め、地域の皆様と連携して学校が合わない子どもたちをサポートできるよう努めています。

単なる不登校のお悩み相談で終わるのではなく、学校が合わない先駆的な子どもの応援隊として、行政への働きかけ、コ・クリエーション(共創)の会として活動しています。

 

ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

親同士がつながる場が他になかったため。不登校の悩み相談をする場所はあるが、ネガティブなイメージがして足が向かない保護者が多かったため、もっと明るい未来を感じさせる親の会を発足しようと思いました。

お母さん、お父さんへ
不登校は大人にとっては問題の始まりでも、子どもにとっては「今の解決策」なのです。お子さんが学校に行きたくないと言ったら、お子さんの今の解決策を受け入れるため、私たちのコミュニティーをのぞきに来てください♪ (公式LINEまでご連絡ください)

困りごとも子どもの嬉しい成長も共有し合い、親子がハッピーになれるよう、みんなでつながり前に進みましょう。私たちは学校との連携、行政への働きかけも積極的にしている親の会、市民活動団体です。(会費無料)

 

実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか?

当事者の保護者、議員、臨床心理士、学校の先生などが参加します。それぞれの立場で子どもたちと親を支えるアイディアを出しています。

ニューロダイバーシティーの理解に関しては親自身がエキスパート化しているため、互いに助け合うことができます。

例えばHSCの特性や必要な支援について情報提供しあったり、「ADHDを育てている先輩ママの話を聞きたい。進路について情報を知りたい。」といった相談にも答えられる方がいたりします。

さらにはカスタム教育が可能な今は明るい不登校の家庭が増えており、ホームスクーラー共同体としても機能し、ホームスクーラー主体の自己表現の場、フェスティバル等を計画しています。

 

 

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

県議会議員の方が、不登校問題は、「子どもの特性理解と対応ができていない問題」であると認識してくださったこと。そうと認識すれば打つ手があると、共に実感しあえたこと。

子どもを最も苦しめているのは、実は親である場合が多いこと。「大好きな親を自分が悲しませ悩ませている」という罪悪感が、子どもを最も苦しめているのです。

不登校初期の保護者に大変多いのが、我が子の不登校を嘆いていますが、「子どもが不登校のせいで自分が幸せになれない。」と思うのは、親の甘えであると認識すべきであること。幸せは主体的でなければいけません。自分の幸せを子どもに依存してはなりません。

まず親が満たされ安定することで子どもも安定していきます。安心安全な家庭環境と社会的欲求の満たされる居場所で本来のエネルギーを回復したならば、次に知的欲求が作動し始めます。

子どもは適した環境におけば、必ず良い面を伸ばすということ。放っておけば、その子がワクワクする学びを勝手に見つけます。

子どもが目的地を設定し、大人は(指導者ではなく)ナビゲーターの役割を果たすのが理想的ではないかということ。そして目的地は何度でも変えられるのです。大人が伴奏者、ナビゲーターに徹することで、子どもは主体的に自立していきます。

これからどのような会にしていきたいですか?

学校が合わないだけで悩む時代ではないこと、日本にも選択肢があること、なければ共同体として作ればいいということを保護者の皆さんに伝えたいです。

ホームスクーラー共同体として機能し、ホームスクーラーの自己表現の場所としてフェスティバルなどを開催していきたいです。

『夢みる小学校』自主上映会を再度開催したいと考えています。どのような特性を持つ子どももありのままの自分を楽しみ、多様性を認め合える優しい世界を親子で地域に展開していきたいと思います。

校内フリースクール設置など行政への働きかけを継続し、学校、フリースクール、習い事等を自由にカスタムメイドしていけば良いという教育意識改革を進めていきたいです。

海外留学の道も紹介していきたいです。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

学校以外の選択肢を示すのが今の親の務めです。親同士がつながるだけで親の心の安定が得られ、何よりも良い影響を子どもに与えます。

1人ではありません。情報共有しあい、道なき道筋をせっせと作っている一人ひとりの子どもたちを応援していきましょう。ひきこもりの子も、実は日本の教育が大きく変わるための大仕事をしているのです。

みんなで手をつないで明るい未来に進んでいきましょう!

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆親の会「Carry The Right And The Light 子どもの権利と輝きを伝えよう」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/parent-meeting/68195
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