【インタビュー】親の会「滋賀不登校ママの会「Mother Lake」」に立ち上げの経緯を聞いてみました

親の会インタビュー企画!
今回は滋賀県で親の会を開催している「滋賀不登校ママの会「Mother Lake」」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

お世話役のhannaです。
高校生を持つママです。子どもが学校へ行けなくなり、どうしたらよいかわからず、NPOファミリーコミュニケーション・ラボ(通称:ファミ・ラボ)に出会いました。傾聴勉強会に参加し、話しの聴き方、コミュニケーションを学んでいます。学んでいくとともに、自分がとてもラクになっていくのを感じています。

お世話役のくみです。
25歳と20歳の娘たちの母です。
高校で不登校になった長女に続き、次女が中2で学校に行けなくなりました。次女が学校に行けなくなりようやくあれ?私何か間違ってるんじゃない?という境地に至ったときにファミ・ラボに出会い傾聴を学び始めました。これまでの価値観の総入れ替えの日々が気づけば5年半。まだまだ学びの連続ですが娘たちと良好な関係でいられるのはファミ・ラボに出会えたおかげです。

お世話役のオーバルです。
2人の子供の不登校に2年程苦悩した末、これ以上何とも自分では駄目だとネット検索。不登校支援をされている方を見つけて個人カウンセリングを受けました。カウンセリングの方が傾聴の会を主宰されており、少し落ち着いた頃、大阪の会に一度だけ参加。その後、コミュニケーショントレーニングを受けるなかで傾聴の大切さを再認識し、私が思っていた傾聴ってちがう?学ぶ必要性があるのではと思いました。
今回、滋賀で立ち上げられる事でご縁を頂き、お世話役をさせて頂くことになりました。

滋賀不登校ママの会「Mother Lake」はどのような親の会ですか

NPOファミリーコミュニケーション・ラボ(通称:ファミ・ラボ)の滋賀会場として、2023年7月に立ち上がりました。2月に1回程度、「傾聴勉強会」を開催し、それぞれの話を聴きあいながら、「傾聴」のトレーニングを行います。これにより、話の聴き方はもちろんですが、否定をされずにただ話を聴いてもらう体験も積んでいます。

また、傾聴勉強会の後は、フリートークの時間も設け、それぞれの悩みを分かち合ったり、先輩お母さん達から様々な経験談を教えてもらうことで、母親の安心を作り出しています。

NPOファミリーコミュニケーション・ラボ
https://miraitizu.com/parent-meeting/45300

ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

滋賀会場は、ファミ・ラボで繋がった滋賀県のママ三人で立ち上げました。子どもが学校へ行けなくなり、不安でいっぱいのところファミ・ラボに出会い、一緒に勉強していく中で、少しずつ気持ちがラクになっていきました。不思議なことに、お母さんがラクになっていくと、子どもも少しずつ落ち着いてきます。そして、お母さんが活き活きしてくると、子どもも少しずつ元気に、自分らしくなってきます。

滋賀会場の開催で滋賀の湖西・湖北はもちろん、京都からも気軽にご参加いただけたらと思っています。滋賀では琵琶湖をMother Lakeとよびます。滋賀にとって琵琶湖が安心・安全で癒しの場所であるように、滋賀会場がお母さんたちにとってそのような場所となるように。また、琵琶湖が滋賀にドシッと構えているように、お母さんたちも家族の中でドシッと構えられるように。そんな願いをこめて、滋賀会場「滋賀Mother Lake」と名付けました。

子どものことでお悩みのお母さん達が、気楽な気持ちで覗いてくださることをお待ちしています。

実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか?

7月に1回目を開催しました。
傾聴勉強会に初参加の方、他の会場で参加された経験のある先輩ママが混ざり合った開催となりました。初めての滋賀会場で、お世話役も参加者も最初は緊張していましたが、一人ずつのお話を聴いていくうちに、泣いたり、笑ったり、とても和やかな時間となりました。参加のみなさんが安心・安全の場と感じてくださっていたらいいな、と思っています。

1回目の開催報告をご覧ください♪
https://fami-lab.com/npo/news/13013

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

hanna
初参加のママさんが先輩ママさんに寄り添ってもらい、ホッとして涙されたことです。そして、先輩ママさん自身も、自分を振り返り、気づきを得られていました。お互いに学ばれていることがステキだな、と思います。

くみ
お世話役とはいえ、1参加者として自分を振り返り、気づきを得たことです。お世話する人される人、教えてくれる人教えてもらう人ではなく、ビアサポートの場であることを実感しました。

オーバル
初参加ママが苦しい心情を話されたことに対して、先輩ママがうんうんそんなこともあったよと共感され、初参加ママの表情が柔らかく変化したことが印象的でした。

これからどのような会にしていきたいですか?

hanna
しんどい思いをしているママさんが参加し、少しでもラクになって帰ってもらえることを願っています。

くみ
日頃の緊張が少しでも緩むような安心・安全の会でありたいと思っています。

オーバル
苦しい時誰かに聞いて欲しいけど誰彼と話せなかった。安心して聴いてもらえる場にしたいです。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

「傾聴」と聞くと、とてもハードルが高く感じられるかもしれませんが、ぜひ気軽のご参加いただければと思います。お待ちしています!

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆親の会「滋賀不登校ママの会「Mother Lake」」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/parent-meeting/68811
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