【インタビュー】親の会「フリースペースえんじん おやのつどい」に立ち上げの経緯を聞いてみました

親の会インタビュー企画!
今回は埼玉県で親の会を開催している「フリースペースえんじん おやのつどい」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

私たちは、子どもが『安心・安全』に過ごすことができる“居場所づくり”を目指しています。

子ども自身が、自分はここにいて良いんだ、ひとりじゃないんだ、自分には生きている価値があるという感覚を育むことが出来る“居場所”です。

子どもが、『安心』するためには、
見守る大人にとっても『安心』できる場
である必要があると考えています。

何かをしてもいい
何もしなくてもいい

私たちが作りたい居場所は、
フリースクールではなく
フリースペースです。

私たちが、何かを与えることはありません。

子どもも、大人も、
一人の意思を持った人間として尊重され
一人一人が自分の得意を活かし、
苦手を支えあうことで
他者とのつながりを実感できる場が、
『安心』につながり
信頼関係 から『安全』な場が作られ、
様々な体験に一歩踏み出す勇気が生まれると考えます。

未来を担う子どもたちが、

「生まれてきてよかった!」
「生きるって楽しい!」

と思える環境、そんな 当たり前のことに気が付ける環境を作っていきたい。

様々な機関と私たち市民が手を取り合い、学びあい、育ちあう、多様な学び舎が今とても必要です。

誰ひとり放っておかない。
ひとりぼっちにしない。

共に生きる街を作るため

“対立”ではなく“対話”を
“対抗”ではなく“協力”を

大切にしています。

フリースペースえんじん おやのつどいはどのような親の会ですか

在籍する学校だけをみたら、まだまだ少数派で繋がりもなく孤立していると感じたり、我が家だけがおかしいのではと不安に感じることもあるのでは。

1人じゃないよ。大丈夫だよ。

当事者保護者だから共感できること、経験したから、知り得た知識や情報をシェアして、学び方や育ち方には選択肢がたくさんあり、どれを選ぶかは自由。

だから、苦しまなくて大丈夫。自分を責めなくて大丈夫。

正しい知識と認識と、先をゆく先輩ママのお話を聞けば少しだけ、心がふっと軽くなり、少しだけ、ほっと一息つける居場所になれたら良いなと思っています。

少しだけ、勇気を持って一歩踏み出して、ぜひ繋がってみてください。

ご参加お待ちしています☺︎

ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

息子の不登校をきっかけに、所沢市での取り組みの遅れに課題を感じ、2023.3に不登校児童生徒への支援を求める請願書を2000名を超える署名と共に所沢市議会へ提出し趣旨採択となりました。

しかし、全国的にも不登校児童数が益々増加する中、なかなか現状は進まず、特に小学校の不登校児童を持つ保護者は就労問題、子の心身共における成長発達に悩み困窮しており、個人のボランティアで自宅で行っていた居場所を団体を立ち上げ活動するに至りました。

 

実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか?

フリースペースは、カリキュラムなどはあえて設けず、何をしても良い、何をしなくても良い。というスタンスの居場所なため、学習支援でもなく、子ども食堂でもない、プレーパークでもないため、該当する助成金がありません。

また、利用世帯は、子の不登校による就労問題や兄弟児の問題などから、有料託児サービスやフリースクールなどの利用を諦めざるを得ない世帯が多く、利用料を取ることは難しいため、運営にかかる費用の捻出は常に課題となっています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

不定期開催をしている焚き火の集いでの出来事です。

小6でとても慎重で繊細で心配性な男の子。中学への進学は、彼にとってとても不安が大きく不安定な日々を過ごしていました。

そんな彼が、その日早退をしてから保護者と一緒に参加してくれた中学生と話をして不安が少し解消され、解散する頃には明るい笑顔に。

また中学生も、学校から早退してきた時の表情は暗かったものの、下の子達の面倒をよく見てくれて一緒に走り回って遊ぶ中で、少しすっきりした表情に。

大人があれこれ考えるより、子ども同士で解決することも多い。同じ境遇で、痛みや苦しみがわかるからこそ安心して繋がれる。学年や学区を超えて繋がれば、居場所はそこだけじゃないし、世界は広いと少しだけほっとできることもあるんだと実感した瞬間でした。

これからどのような会にしていきたいですか?

不登校・不安定登校の子どもたちからよく聞くワード

自分なんて、
いてもいなくても
誰にも何も影響ないから。

そんなことない。
ただそこにいるだけで、
ちゃんと、だれかの何かに
影響与えてる。

あなたは
誰かの助けになってるよ。

そんな風に繋がりが広がって、
いつか気づいてくれたら良いなと思っています。

保護者も、ゆったりと想いをシェアしてかしこまらずにおしゃべりをして繋がることでみんなでシェアして、話すことで自然と心や頭が整理されて、心が ふっと少しだけ軽くなる。

そんな居場所を作っていきたいです。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

ぐるぐるしたり、もやもやすることは、悪いことでは無いんです。

ぐるぐるすること、もやもやするから、成長するし、新しい発見やチャレンジに繋がると思っています。

ただ、1人でぐるぐるしたり、もやもやするのは苦しいものです。

そんな時に、少しだけ勇気を持って一歩踏み出したその先で、一緒に思いや情報をシェアしながら、未来を担う子ども達が未来に希望を持って育っていけるような、学び方や生き方の多様性が認め合える地域を一緒に考えて行けたら良いなぁと思っています。

お会いできるのを楽しみにお待ちしております☺︎

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆親の会「フリースペースえんじん おやのつどい」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/parent-meeting/75215
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