浪人後の進路
6469 edit2022.11.11
家族の出身大学や友達(進学校でした)の通う大学にとどかない自分に絶望しているようです。
もともと友達と外でワイワイ遊ぶのが好きな子なので、家にこもって人付き合いを断っていると、どんどん元気がなくなってきて心配です。
どこかに所属して新しい人間関係をつくってほしい。支援的なところは全拒否(かわいそうだと思われたくないそう)なので、大学や専門学校が一番なじみやすいのではないかと思います。
不登校経験後に大学進学された話をよく聞きますが、やはりAOや推薦が多いのでしょうか。
勉強できないメンタルで一般入試を経験されたご家庭のお話を伺いたいです。
大学入試の情報は少なく困っているので、どうぞよろしくお願いいたします。
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コテツさん、詳しくありがとうございました。
うちは後者で、押すことが必要なタイプなんだと思います。つまづき始めたときに寄り添えたら良かったのですが、本人は言わないし、わたしも遠慮してしまって。。
今はもう来春の受験はしないと言っていますが、生活が少し荒れてきたので、きっと迷いがあるのだと思います。
これからの長い人生に向けて、押してくれる第三者と巡りあえると信じていろいろ提案してみます。
ありがとうございました。
とくめいさんへ
(匿名さんにも読んでいただきたいです)
きっかけ、難しいですね。
具体的なエピソードと私がなんとなく感じる共通点、少し書いてみます。
1年間のひきこもりを経てこの春から大学復帰した青年がいます。
その青年の印象は「匿名さん」の息子さん系の「勉強はできるタイプの子」です。
親との関係で長く「納得できないこと」があり、強い意思をもって引きこもってしまったという感じでしたが、「納得できないこと」を言い当てて、「そのすれ違いが起きた理由」を紐解くと動き始めました。
勉強はできる子もやはり部分的に理解を間違っている点があり(だから引きこもってしまうのでしょう)、勉強ができる分、自分の考えに固執してしまうところがあるので、そこを修正してあげることが「きっかけ」になりました。
ただ理論武装に打ち勝つだけのこちらも気合が必要という印象です。
今もたまに落ち込みもありますが、落ち込むときはやはり少し状況理解を間違っているときです。この半年、信じられないほどの回復を見せています。
次に、せいめいさんの息子さんのような中身がぽわんとしている(かわいらしい)感じの子は、何か理由があって引きこもったというよりも、
「がんばったのにうまくいかなかった」という悲しい気持ちで自暴自棄になっているような印象を持っています。
その場合は「納得」とか「状況の理解」とかはあまり意味を持たないので、実は上のケースよりもむずかしい面がありますよね。
「説明」とか「説得」とかいらないといいますか。
「失敗してもいいからやろうよ」ではなく、「失敗しないように手伝ってあげる」という感じです。外の世界や人生を怖がらせないように失敗しないように手を引いてあげるという感じです。
どちらのケースも、じゃあ人にも会いたがらないときどうすればよいか、ですよね。
コテツは、彼らも「人によっては会う」って思っているところがあります。2人とも、親御さんから頼まれてコテツ側が追いかけるようにアプローチをかけて、がスタートです。
前者の子はたしかに「時が満ちたときに会った」ことが功を奏した気がしますが、後者の子は、言葉は悪いですが「時を選ばず助けにいってあげた方がよいケース」だと思っています。一人では妙案が出ないので。
前者の青年は、実は心理士にも精神科医にも保健福祉士さんにもそっぽを向き続けて、でもなぜかコテツの学習支援だけはずっと休まなかったのですが。コテツが立派な支援者とかいうわけではなくて、少なくとも「外の世界の空気を感じる人」だったのではと思います。
その勢いみたいなものは、若い引きこもりの子には少しいきるときがある気がします。
小中学生の場合はまだ子供なので、家族や福祉の方の「温かくてこちらの世界の人」という存在が力になることがあると思うのですが、青年期は自立をしたい、でもできない自分という葛藤を抱えているので、「あちら側の世界をリアリティをもって伝えてくれる人やもの」との出会いが、大切な気がしています。
大人の引きこもりとも異なり。
とくめいさんも、匿名さんも、(他の方々も)すごく温かいお母さまたちだから、何か道はあると思っています。
コテツさん、匿名さん、ありがとうございます。
書き込んでいただいて本当にありがたいです。
コテツさんのおっしゃる支援のターゲット、本当にそうだなあと思います。
うちはとにかく勉強に向き合えないけど、他にできると思うこともなく、受験期が近づいてどんどん気持ちが落ちている感じです。
共通テストには一応申し込んでいますが。。。来年は成人式もあります。
コテツさん、もしご負担でなければお手すきの時に教えていただきたいのですが、本人が支援の場に通えるようになるきっかけみたいなものはありますでしょうか。
本人次第と見守るだけで2年もの時間を浪費してきてしまいましたが、親の接し方のヒントのようなものがあれば、教えていただけるとありがたいです。
トピックに便乗させていただいた匿名です。
とくめいさん、再びトピックを長くして申し訳ありません。
コテツさん、まずは前回のコメントでお名前を間違えてしまい、大変失礼しました。
そして、私の疑問に答えていただき、本当にありがとうございます。
コテツさんの支援活動における信念、情熱を理解し、とてもとても納得、感心いたしました。
どのタイプのお子さんもきっと、学校生活や進学でのつまずき、精神的な不安定を起こす原因の一つに、ある程度「勉強、学習」というものが関わっていることは間違いないと思っているので、コテツさんのような方のご支援が全国に広がることを切に願います。
とくめいさんのお子さんにも、コテツさんのような方との良いご縁がありますように…。
コテツです。
スレッドが長くなりすぎて『とくめいさん』の負担になったらよくないのですが、『匿名さん』が書いてくださった大切なご指摘にコメントさせていただきます。
支援とは何か、学習支援とは何か、支援のターゲットはどこか、というテーマで少し口火を切らせていただきます。
支援を必要とする人はたくさんいて考えると何もできなくなるので、多分『今自分にできること』をするのが正解なのかなと思うのですが、私に出来る事は、すでに誰かが動いている層ではなく、誰も手をつけていないように見える層に対しての学習支援だと考えています。貧困は無料塾など活動がすでに動いていて、小学生や義務教育の加配などの発達支援も足りないながらも行政も動き始めている。その中で、いよいよ大人になるまでのカウントダウンに入った高校生と大学生の支援が最も足りていないと私には見えます。
けれど、お母様たちが一番ご存知なように、引きこもり度合いや不適合の困り事レベルも個人個人かなり違っていて、高校でつまづく子、卒業後や大学でつまづく子、いわゆるエネルギー切れする時期は環境だけでなく、その子の能力にもかなり依存する印象を持っています。
いわゆる勉強ができる子達は学校在学時にその時を迎えること多いですよね。学校の嘘を見抜くのだと思います。まさに『匿名さん』が指摘されたような特徴のお子さんたちです。もちろん支援が足りていないのですか、勉強ができる子がいざ本気で勉強をしようと思った時の受け皿は、今少しできてきているとも思っています。(そもそも学習支援は、ある程度心身が上を向き始めてからスタートするものなので、あくまでも勉強しようと思ってからの話ですが)個人塾やネット塾、N校などの進学オンライン高校などは、頭がいい子、勉強ができる子には適しているケースがあるからです。
私が手薄と見ているのが(『とくめいさん』が書いてくださっているのでストレートな表現をさせていただきますが)、『そんなには勉強が得意ではなかった普通の子』の学び直しの場なのです。
その子たちのつまづきは、勉強ができるタイプの子よりも少し後にくる印象です。比喩ですが、いい友達いい先生に恵まれてしまうとある程度まで(高卒くらい)はベルトコンベアーに乗って進んでしまうといいますか。卒業後、そして大学入学後は、ベルトコンベアーというよりはマルチタスクを求められるので難しくなるのだろうと感じています。本人だけの力では、再びベルトコンベアーにはうまく乗れないので、列車に乗る手伝いをしてあげる支援のイメージです。『匿名さん』が書いてくださった特徴も真実、『せいめいさんのお子様』のような特徴も真実だなと胸が痛くなります。『勉強ができる子には受け皿がある』などと書きながら、そこにもグラデーションがあることはわかるので、苦しくなります。
私も未熟で力不足なのですが、『学習支援は一人ひとりの知能や認知能力に合わせた個別対応が大切』『自分の力だけでは足りないので、福祉などとの連携が大切』、この2点が今のところの私のモットーです。『匿名さん』からの問いかけに対してのコメントとして不適切でしたらすみません。貴重なお母様たちの声を聞かせていただいて、勉強になります。
寒くなってきました。皆さま、お体冷やされませんように。
皆様、温かいコメントや情報をありがとうございます。
コテツさま、心理的抵抗がおありでしたでしょうに、NPOの情報を教えていただきありがとうございました。
おしつけや負担なんて、とんでもないです。
息子は勉強ができたから中受させたわけではなく、のんびりしていて友達に影響されやすそうだったので、周囲が勉強する環境に入れた方がよいかと思ったのです。
それほどの進学校ではないので(笑)締め付けなど想像もしていませんでしたが、大学受験を目指す私立男子一貫校というものをわかっていませんでした。
在学中は成績がよくないことでいろいろ嫌な思いをしたでしょうし、卒業後は友達が着々と進学することで焦り苦しんでいるでしょう。
長年無用な劣等感を与えてしまい、しかもそれに気づきもしなかったことを心から反省しています。
まさにコテツさんのおっしゃるように「『たくさんのわからない』で自信喪失しているケース」で、このまま勉強から離れ続けていても元気はたまっていかないのではないかと心配です。
何か大学進学以外の道を探すにしても、これならできるかもという自信をつけていくことが必要だと思うので。
息子のペースで、押し付けず、でも少しずつ進んでいけるよう、わたしもできる限り情報収集などしたいです。
皆様がいろいろなケースを教えて下さること、とてもとても参考になります。ありがとうございます。
親戚の話です。
不登校ではありませんが、高校卒業後、2年間浪人して結局専門学校に入りました。
コンピューターの専門学校です。
浪人中はそんなに真面目に勉強していなかったと思います。
その専門学校に2年通うと大学の3年生に編入出来るそうです。
大学は地元では有名な人気のある大学で、経営か経済学部だったと思います。
きっとまともに受験しても合格できなかったはず。
若い頃はSEとしてバリバリ働き、今は会社でそこそこのポジションについています。
25年ほど前の話で状況も違いますが、色々な選択肢があるんですね。
力がたまれば何でも挑戦できます。
この、とくめいさんが自らの体験や辛さから質問してあげて下さったトピック、私もすごく関心があります。
「不登校と学習、受験」
コタツさんの支援活動、本当に素晴らしいと思います。多くの子がその支援活動で自信を取り戻してくれたらな、と心から思います。
一方で、うちの例で申し訳ないのですが、
コタツさんのコメントの中、
愛想が悪かったり、計算ミスが多かったり、不器用だったり、提出物が出せなかったり、
このタイプ、うちの家庭では学校に行っている方のタイプなんですよね。
周りの学校行ってる子のママ友に聞いても割と良く聞くというか、何だったら主人も学生の時そのタイプだったと告白してます。(普通の会社員)
うちの不登校になった子は、不登校になる前までは器用で先生受けも良く、学力は高かった。
でも勉強や努力は好きじゃない、それなのに完璧主義で学力が下がることをおそれる矛盾、高いプライド。
とくめいさんのお子さんも、もとは中学受験するくらいだから学力が高かったんですよね。
支援を嫌がるということから、なんとなくうちの子と似てるのかな、でも高校までは不登校じゃなかったんだしな…、と色々考えさせられたテーマでした。
うちの子みたいな、勉強てこじらせたタイプは一番やっかいなのかもしれないですね。
とくめいさんのお子さんが、どこかのサポートと繋がれて自信を取り戻せますように。
勝手にトピックに乗っからせてもらってごめんなさい!
とくめい様
おしつけや負担にならないことを願いつつ書きます。お子さんの気持ちが『まだ』の状態で、まずは『お母様だけが相談』でもよいのですよ。
少し私の実感を書かせていただきます。
確かに『エネルギーがたまるのを待つ』が大切なケースや時期もあります。けれど、ある意味『支援』という言葉を素直に受け入れられた時はもう少し大人になりすぎている、という逆の側面を感じることもあります。つまり、葛藤があるのは『生きる力』や『エネルギー』がある裏返しとも言えるように思うのです。
高校でつまづいたときに『退学か転学か』『通信かフリースクールか』、こんな大事なことを親子だけで賭けのように決めなくてはならず、高校を卒業すると今度は相談できるコミュニティもなくなりますよね。学校現場で働いていて非常に不条理を感じるのです(なのでフリーランスで福祉にも関わっています)。
理想論と言われてしまうかもしれませんが、大学合格だけが学びの目的ではありません。生きる力を取り戻すためのリハビリとしても『学び』はある一定のお子さんたちの支援になると個人的に考えています。
すごく出来る子とすごくできない子は学校で世話をやいてもらえますが、『わからないと言えぬままに平均点くらいとれる子』はほうっておかれ、気づいた時は『たくさんのわからない』で自信喪失しているケースをよくみます。
愛想が悪かったり、計算ミスが多かったり、不器用だったり、提出物が出せなかったり、そんな生徒たち、私は可愛くて支援に乗り出しています。
まずはお母様が少し笑顔になれますように。その場所選びの選択としてどうぞ掲載した現場もお使いください。無料ですから。ちなみに、学習支援の場では、もちろん勉強もしますが、ある子にはただ泣かせてあげたり、雑談したりと、色々対応しています。でもこちらの支援でなくてもよいので、とにかくとくめい様がまずは一瞬でも近いうちに笑顔になれることを祈っています。がんばりましょうね。
皆様ありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありません。
初めにコメントくださった匿名さん、わたしの投稿情報が不十分だったのにわざわざフォローしてくださるなんて(泣)。
息子は私立中高一貫校でした。
もともとわたしは中学受験反対論者で、家族全員地元の公立だったのですが、なぜか息子には受験させた方がよいと思ってしまったのです。
息子は当時嫌とは言わなかったのですが、入学後わたしの方がずっと違和感というか、この子は公立でのんびり成長する方がきっと合っていたと感じて心配していました。
中学受験させたことに不満を言われたとき(中2と中3のとき一度ずつありました)、やはり自分のせいで息子を苦しめてしまったとわたしが落ち込んでしまったので、息子はしっかり吐き出せなかったと思います。でもその後はそれなりに楽しそうに通っていました。
ただ勉強は最低限しかせず、わたしもどんなに成績が悪くても一切口を出さなかったのですが、今思えば見放してしまったも同然だと思います。
基本がわかっていないまま進学校のペースで進んでしまったので、昨年(一浪時)四谷学院で基礎からやり直すことを勧めましたが、息子は大手進学塾の上級クラスを選び、そして行けなくなりました。
思えば自発的に勉強したり、わからないところを質問したり、勉強の進め方を相談したり、ということは全くない子供でした。
本人が今は進学したくないと決めたなら尊重するしかないということはわかっているのですが、他にしたいこともないと落ち込んでいるので、コテツさんのおっしゃるように本人のペースに合った学習支援を受けられれば可能性が広がるのではと思ってしまいます。
息子とは今はかなり雑談ができるようになってきたので、押し付けないように少しずつ、いろいろな道はあるということを伝えていきたいです。
通信制高校はどこもAOや推薦に手厚いのだろうと勝手に思い込んでいましたが、そうではないのですね。
皆様お子様のことをしっかり理解して、進路選択に寄り添っておられて本当に素晴らしいと思います。
わたしもそうなりたいです。
一番初めにコメントした匿名です。
昨年予備校に友達と通っていて、途中で行けなくなった事情をよく知らず、予備校は?と提案してすみませんでした。
不登校になるメンタルと受験が重なってしまったのですね…
受験へのプレッシャー、受験勉強の辛さも今の状態の要因かもしれないですね。
支援は全拒否、(不登校?)専門の塾もダメです。
かわいそうと思われたくない。
この部分から、お子さんの今の自分を受け入れられない辛さか滲み出ているような気がします。
お子さんが今の自分の状態を受け入れられるようになるまでは、ある程度の時間と休養が必要かもしれませんね。
どなたかもそのようにおっしゃっておられたので、重複したコメントで申し訳ないですが…。
高校まで不登校にならず頑張って来られたお子さんですから、きっとエネルギーを溜めて回復されると思います。
今回参考になるコメントが出来なくて、すみませんでした。
お子さんの回復を願っています。
コテツさま
貴重な情報をお知らせくださってありがとうございました。遠方のため物理的に難しいですが、いろいろな支援があると知れただけでも安心材料の一つとなりました。
とくめいさま
下の匿名さまの仰るように、きっと今の息子さんは様々なツールはあってもそこに繋がること、繋がってもそれを続けるまでのエネルギーがない状態なんですよね。とくめいさまもそんな息子さんを見ていてとても不安でお辛いと思います。
息子さんがまずは元気になることですよね。そのために親ができることって、結局家を快適にしてリラックスさせてあげることなのかな。他に出来ることが思いつかないのでうちの場合はそこを心がけています。あとは息子が通えそうな塾を探し、不登校専門塾から始まり、夏から受験用個別塾に行ってます。徐々にステップアップできた感じです。
第三者と繋がってうちは少し安心できましたので、どこか繋がるところができるといいですね。塾に限らず、趣味でも何でも、安心できる居場所が一つでもあるとかなり違ってくると思います。
焦らなくても息子さんのタイミングで大丈夫、道はあるから大丈夫だよ、と安心させてあげたいですね。自分にも言い聞かせながら書いています。頑張りましょうね。
難関高校の生徒であったならば、わかっていますよ。でも、身体と頭が動かない、集中できない時期には、できないんだから仕方ない。
それに、必ずしも、です。やる気と能力次第です。(もちろん、家庭教師や個別の先生はいたほうが効率的であるに決まってるし、先生のおかげでやる気がでてくることもあるとは思いますが)
上の子が現役旧帝理系ですが、数3は高3からで、物化を本格的に取り組んだのは高3夏以降、共通テスト文系科目は直前期のみです。コロナ禍のため、学校に振り回されず、勉強はできました。(←これが大きい)
もちろん、早くから取り組めば、最難関を目指せたかも??でも、早くから始めても、集中し続けることは自分にはできなかっただろうから、それも実力と、本人は受け入れてます。
勉強に気持ちが入る精神状態かどうか、それにつきると思います。だから、やる気がでるまで待つのか、偏差値以外の指標を持ち新たな目標を定めるのか、とりあえず入れる大学入っとくのか、、、いろんな道を本人が模索するしかないと思います。
誠に僭越ながら申し上げますと、(釈迦に説法かと思いますが)、難関大学に現役合格するには、「高2の終わりまでに、全教科の高校3年間分の教科書の範囲は終わらせる」+「高3は、入試過去問題集20年分をひたすら繰り返し解く」というスケジュールです。中学受験で中高一貫校に入った人たちは、「高校受験がない分、中学2年〜高校2年は高校の教科書の範囲を勉強している」→「高3は、入試過去問題の対策に充てる」というスケジュールで動いています。
スレ主さんのお子さんが、中高一貫校のご出身なのか高校受験組なのか、状況がよくわからないのですが、もし高校受験組であれば、高校受験組というのはとても大変で、「高校1年入学〜高校2年の終わりまでに、志望校の入試の全教科高校3年分の教科書の範囲を終わらせる」+「高3の1年間は、入試過去問題20年分を繰り返し解く」という怒涛のスケジュールになっています。
高校受験組の多くの人は「高校受験で疲れ切っているので、高1をぼーっと過ごしてしまう」、「高2から勉強に本腰を入れても、高2の1年間だけで『全教科の高校3年分の教科書の範囲を理解・暗記』なんかできるわけない」、「高3になって教科書の範囲が終わっていないと、高3になって志望校のランクを下げて下方修正するか、志望校がそのままの場合は、入試過去問題を解く時間が足りなくて、大学受験は不合格・浪人決定」と、こんな感じだったりします。
(うちの夫は旧帝国大の大学院卒なのですが、普段からよく言ってるのは、「?・・・高3なのにまだ教科書の範囲をやってるような人は、浪人決定に決まってるでしょ?」、
「大学受験というのは、全教科において『教科書の範囲を理解・暗記』+『入試過去問題を20年分、繰り返し解く』というのをやらないといけないので、高校3年間の教科書の範囲は高2までに終わらせる、最後の1年は入試過去問を20年分といておく、そのタイムスケジュールを大学入試の日から逆算して、勉強の予定を立てられない人は浪人になるわけなのね」、
「大抵の人は、その大学受験のタイムスケジュールをよく理解してないし、大学受験から逆算したタイムスケジュールを自分で組めないから、東大とか受からないわけなのね」と申しております)
自分で大学受験のタイムスケジュールを組めないなら高1から予備校に通うべきだし、予備校の作った勉強のタイムスケジュールが一人ではこなせないのなら、「予備校に通う」+個別指導塾に入るか、家庭教師の指導をを受けるべきだと思うのですが、
不登校で大手予備校に通えていない、お一人では大学受験の勉強の予定表を作れていない・こなせていない、この状況なので、個別指導塾に通うべき、と申し上げております。
本来であれば、「高3の1年間を、入試過去問レベルを解きまくる」、「遅くとも、高3の夏休みからの半年間は入試過去問を解きまくる」という状況なのですが、2浪されているということは「入試過去問題のレベルに到達していないのでは?」「全教科の高校3年間の教科書レベルの範囲に、穴があるのでは?」と思いました。あるいは、「勉強の仕方がよくない」のもあると思います。
(以前、個別教室のトライの校舎長と話していたのですが、うちの子供が「入試の最低合格点が70点なら、71点をとって合格でいいと思って、出題頻度の高い頻出問題に絞って勉強している」と伝えたところ、
トライの校舎長からは「ああ、その勉強方法は医学部受験の方法と同じですね。医学部受験のように出題範囲が広範囲の試験は、『100点を取るつもりで、出題範囲を隅々まで勉強する』というやり方をすると、やることが多すぎて、あっという間に1年が終わってしまって、入試に間に合わなくて浪人を繰り返してしまうんです」とおっしゃていました)
費用がかかっても、大学受験指導ができる個別指導塾で、オーダーメイドで「自分専用の難関大合格カリキュラム」を組んでもらった方がいいのではないかな〜?と思います。うまくいくようにお祈りしております。
「トライ」「四谷学院」を進めたのは、普通の学生さんも利用するからです。「東京シューレ」のような不登校児の支援をするようなところは、ご本人が嫌がっておられるわけなので、「個別教室のトライなら、医学部受験生も利用するから」いいのではないかと思いました。(トライは、難関大・医学部受験のコースもあれば、実は、不登校児の指導のコースもあったりします)わりと全国展開しているので、近所に教室があるのでは?と思って、あげてみました。
「一人で自宅浪人」、絶対に無理です。かといって、大手予備校も不登校になってる状態なので難しいです。一例として、個別教室のトライ・家庭教師のトライをあげてみましたが、大学受験コースのある個別指導塾なら、どこでも大丈夫なので、とりあえず所属してみて、校舎長・塾長に保護者面談してもらって、お母さまが大学受験情報を聞き出してください。
受験の情報はタダじゃないんです。「受験情報・受験のテクニックは、お金を出して塾から買うもの」なんです。タダでなんとかしようとすると、自分で「大学受験テクニックを編み出す」ことになってしまいます。ご自分がプロ家庭教師でもない限り、そんなのは無理です。
一人でできないお子さんには、個別指導の講師をつける、家庭教師をつける、対面が無理なら「オンライン指導」で、ゲームなんかやってる場合ではありません。お一人で受験勉強をやってると、「9浪して早稲田大学合格」のユーチューバーのようになってしまいます。
余談ですが、すでに2浪なので、もし良ければ、資格が取れる医・歯・薬・看護・医療系技術者などいかがでしょうか?多浪生が多い世界なので、2浪・3浪、まったく目立ちません。大学進学にこだわらず「専門学校で、看護師」「専門学校で、理学療法士」「専門学校で、放射線技術士」など、病院に就職するような仕事などもいかがでしょうか?(うちのいとこが、専門学校で理学療法士の資格を取って、病院に就職してますが安定してます)
まず、私事を申し上げて恐縮ですが、我が家は、学習障害っぽい子供で不登校児です。「視覚から入る情報の処理能力が低い」ために、学校・予備校などの「黒板・ホワイトボードを使用するような集団授業」がダメで、学校も不登校だったのですが、それでも自宅で勉強して、一般入試で進学しています。
個別指導塾・オンライン家庭教師・インターネット学習を利用して、自宅学習&「体調がいいときは個別指導塾に通う」で勉強していましたが、おそらく、学習障害っぽいうちの子供でも一般入試に成功しているので、健常児の他のお子さんなら、もっとうまくいくと思います。予備校の集団授業ではなくて、できるだけ個別指導塾・オンライン家庭教師・インターネット学習など、「お子さんのペースに合わせてくれる学習方法」を利用された方がいいのではないでしょうか?
まず、不登校児のお子さんだと、「通学・登校が必要な予備校・集団授業」は難しいのでは?と思います。先方(学校)の決めたカリキュラムに自分を合わせることができないので、不登校になっているわけなのですから。「決まった時間に遅刻しないで予備校に通う」、「無遅刻・無欠席で通う」、「予備校の定めたペースで学習を進める」というのが不登校児はできない方が多いので、やめておいたほうがいいと思います。
費用がかかるかと思いますが、自分のペースに合わせてくれる「個別指導塾」・「家庭教師」・「オンライン家庭教師」・「インターネット学習」・「通信教育」などの方がいいのではないかと思います。
AO入試・推薦入試なんて、不登校児の内申書では難しいのでは?と思います。うちの子供は、フリースクールの東京シューレに通っていましたが、フリースクールの先輩に、京都大学に進学・日本大学獣医学部に首席入学というような方々がいますが、だいたい見ていると、一般入試の方が多かったように思います。他の方もおっしゃっていますが、「科目が少ない一般入試」はどうでしょうか?(今から東大受験などだと、ちょっと大変だと思うので)
「大学入試の情報が少なく困っている」→個別指導塾に通ってください。
自分たちの体験談で申し訳ありませんが、うちの子供は「個別教室のトライ」に通っていました。個別教室のトライは、そんなに評判がいいわけではないのですが(講師は大学生のアルバイトで、講師の質が高いわけでもありませんから)、それでも、通う価値があるのは、「校舎長による三者面談・保護者面談」があって、最近の受験情報をいっぱいもらえます。個別指導塾の校舎長は、小1〜高3・浪人生・医学部受験生まで、あらゆる受験の全てを何百人分と見ているので、最新の受験情報がもらえます。うちの子供が通っていた時も、医学部受験生が通っていて、同じ教室にいました。(大学受験の「難関大コース」・「医学部コース」もあるので、東大・京大・医学部受験の情報も持ってましたよ)
トライ式AI診断で、苦手な単元もすぐ分かりますし、「TRY IT」トライイットといって「映像授業が見放題」のサービスがあって、これで高校範囲の授業も見放題です。「個別教室のトライ」「家庭教師のトライ」で、難関私立大の受験のカリキュラムをオーダーメイドで組んでもらってはいかがでしょうか?(トライの回し者ではありませんが、まあ、こんな感じです。個別指導塾でオーダーメイドで、自分専用の難関大合格カリキュラムを組んでもらった方がいいです)
他にもオススメは「四谷学院」です。集団授業と個別指導のダブル教育・55段階の指導で、低学力のお子さんも難関大学に進んでます。
個別指導の学習塾にも行きたくない、外に行きたくないのなら、「オンライン家庭教師」です。家庭教師を個人契約して、ZOOM・スカイプなどを利用して、オンライン授業をやってもらうのはどうでしょう?
まず、ご本人・お母さまが「大学受験の情報を知らなすぎる」、あるいは、「難関私立大の合格ラインの勉強範囲をわかっていたとしても、お子さまがご自分一人では実行できていないし、予備校に通って集団授業を受ける気力も出ない」という状況なんだと思います。一人で自宅浪人なんか絶対に無理なので、個別指導塾・家庭教師・オンライン家庭教師・「映像授業が見放題」のトライイット・スタディサプリ、すららネットなどのインターネット学習などを利用してください。
うちの子供は、個別教室のトライを週1(最新の受験情報をお金で買うために所属していただけなので、通う日数は少なかったです)、家庭教師として個人契約して、オンライン家庭教師を週3利用しました。それで、一般入試で受験しています。
皆様、温かいお言葉や貴重な情報をありがとうございました。
お一人お一人にお返事ができないことをお許しください。
息子は昨年は友達と同じ大手予備校に通うも夏ごろに行けなくなり、そこから受験どころか外出もほとんどできなくなりました。今はどこかに進学した方がいいとは思いながらも勉強できる精神状態ではなく、どこでもよいとも思えず、もう勉強はいいと思っているようです。
もちろん本人が今は進学しないと決めたなら応援するのですが、どんどん元気がなくなっているので、やけになっているように感じます。大学受験は自分の問題だから自分で乗り越えるしかないと思って、心配しながらも見守って(というより放置して)きましたが、今思えば子供のころからあまり勉強は好きでなく、いろいろ特性も感じるので、無理をさせてきたのだと思います。わたしも夫も上の子もすごく頑張って大学受験したので、無意識にプレッシャーを与えていたのかもしれません。
今の息子は「支援」全拒否ですが(専門の塾もだめです)、将来のことはとても不安そうなので、今更ながら寄り添い、選択肢を探したりサポートしたりしたいです。本当に、早く本人が誰かに相談できるようになるとよいのですが。
引き続き情報をいただけますとありがたいです。
とくさま
今回はしっかりログインして投稿しています、コテツです。
がっつりとした学習支援は違う形で行っていますが、以下にも関わっています。こちらは自分の利益宣伝にならないのでよいかなと、思い切ってリンクを貼りました。高卒生も大学生も支援しています。
https://sudachi-kai.or.jp/youthsupport/obj/202207_02_openspace.pdf
通信制高校は卒業させることが一つの使命で動いているのであまり細かい進路指導はしない、かといって福祉現場はまず布団から出させることが得意なので学習支援はプロフェッショナルとも言えない、すべての万能薬はないと個人的には考えています。
学習指導には個人的にこだわりがあるので、本気で学習をやろうと思ったときには上記の場だけでは量も質も足りないと考えています。でも、まず最初の『学習支援の前の学習支援』のようなスタートとしては『福祉現場でが理想』だとも思っています。費用的な負担もないので。
遠いかもしれませんが、応援しています!一緒に頑張りましょう。
とくめいさま
おはようございます。
進学校高2で通信制へ転学後、一般受験を経てこの春大学生になった娘がいます。
まだ安心できず、色々不安定なので、役立つというより、我が家の場合を投稿します。こんな人もいたのね、くらいで…
息子さん、高校卒業、がんばりましたね!
進学校では、国公立大学にいくことが正義、と刷り込まれてるから、息子さんの進路希望が大学以外、思いつかないのかな、と思いました。
娘も、様々な進路があるよと伝えても、中学受験から国公立大学と刷り込みされ、それ以外の選択肢はないようでした。
そんな息子さんを黙って見守るとくめいさん、気持ち、よくわかります。
娘は二年間引きこもり、シャーペンすらほぼ握らないノー勉、受験勉強もしませんでしたが、大学生になりたい、といいました。
大学進学率を誇るサポート校では、AO推薦を勧められました。一般受験できるメンタルをもつ不登校児は少なく、途中心が折れる子が多いという理由からです。進学率を上げる目的もあったと思います。
AOに関する面接指導など金銭のかかる講座は沢山あっても、進路指導はありません。
ノー勉で、模試も受けない娘の実力もわからないまま、とりあえず大学のパンフを偏差値関係なく集め、部屋の隅においときました。
興味がある大学(偏差値低いが人気あり)に絞り、AOをうけましたが全滅。
大学によっては通信の評定は半分査定になるところもありました。
真実はわかりませんが、全日時代の欠席日数や、転学したことも影響したかもしれません。面接で、質問されました。
その後しばらく引きこもりましたが、やはり、大学生になりたい、受けられる大学はあるだろうか?一緒に探してほしい、と言われました。
浪人し、納得できる大学にいくか、悩みましたが、娘のメンタルから、もう勉強できないだろうし、正直言って引きこもりがこれ以上長引くのも私自身耐えられないかもという不安から、必死で情報を集めました。
サポートは、してもいいのか?なにもしない方がいいのか?悩みましたが、全日制では悩みなく受けられるサポートをしよう、担任なみの情報をあつめてやろう、と割り切りました。
ダメ元で共通テスト利用をするためと説得し、嫌がってた診療内科を受診し、抗不安薬をもらい、受験期は服用しました。診断書をもらい、別室受験(少人数教室での受験ができる)の手続きをしました。それで、一般受験の練習?になりました。
一般は、英検利用ができるとこのみ。
英検は合格してなくても、スコアで点数化されるので、それを利用、あとは、高2までの貯金?を信じ、数1とか前籍校での貯金科目で受けられる大学のパンフを集め、娘に選んでもらいました。
進学校あがりの子は勉強のやり方を身につけてて、割と貯金がある、という事実も実感しました。
情報は、私の希望がはいらぬよう、サポート校の先生から出してもらい、とにかく娘の話を聞いてもらい、娘が決めた事を私に伝えてもらうようお願いしました。
受験会場は、人数の少ない地方会場にし、そこに徒歩10分以内でいけるホテルを抑えました。
願書は、受ける大学の中で、学部併願し、一度のチャンスを最大限に利用。受験放棄しても、次があるよう、願書だけ出した大学もあり、全部は受験できませんでした。
受験期間は荒れに荒れました。
途中なんども、辞めると荒れました。
受験期間さえ勉強せず、映画みたり、散歩し、美味しいものを食べました。
大学は受かってから、受かった大学を見学し、決めました。
偏差値は低くて、名前も知らなかった大学です。前籍校の友達は、有名大学に受かり、かなり落ち込んでましたが、地元を離れて距離ができたので、今は割り切れたようです。
また、興味ない学部に入学したため、授業も課題もわからず苦戦し、高校時代沢山いた友達もうまく作れません。毎日辞める辞めるでしたが、なんとか頑張って、楽しく過ごしてるようです。多分。連絡ないんでわかりませんが…。
不登校当初、娘も有名大学を志望し、勉強を頑張ると通信制高校専用予備校にもかよいましたが、すぐにできない自分に絶望し、引きこもりを経て今の自分にいける大学ならどこでも良い、と言い、良い意味で諦めました。
たまに聞く、人が変わったように猛勉強、とか、エネルギー溜まったら動き出す、とかはなく、ほぼ行かなかったサポート校の先生に、私からプッシュして、娘の話を聞いてもらうを繰り返しました。話を聞いてもらう事で、自分の気持ちを見つめられたのかもしれません。
それがよかったのか今悪かったのか今もわかりません。
なにかに打ち込むとか資格試験を目指すとかもなく、ゆるゆる大学生してて、ヤキモキしたり、まだ待たないといけなかったのかな、とかも思う時もあります。
知り合いの息子さんは高校卒業し、二年間引きこもりをへて、不登校専門の個別指導塾に通いだし、やっと受験に向き合えだした、との事です。
不登校専門の個別指導塾は、通うのが難しいときは当日でもオンラインに切り替えてくれるので、続いてる、勉強しないで話だけのときもある、との事でした。
息子さんも、受験で不安だらけだろうし、話聞いてくれる人がいたらなあ、と勝手に思ってましたが、自分の話をする事ができたら、そもそも不登校にも引きこもりにもなってなく、それがどれだけ大変かもわかります。
こんな家庭もあるよ、くらいで…
とくめいさんも、お身体ご自愛くださいね。
うちも似たような状況です。
投稿者さまのお悩みにとても共感しました。このようなお題をあげてくださってありがとうございます。
便乗させていただくこと、お許しください。
息子は進学校から不登校になり高校から通信制に転学、今高3です。一般受験です。エネルギーは回復して随分元気になりましたが、元々特性もあり、計画的に勉強したりは苦手、集中力も続かず、勉強量はかなり乏しい状態です。集団の塾はすぐに行けなくなり、個別塾に通っています。身の丈に合ったところにしてくれたらいいのですが、本人の希望はとても手の届かないレベルの大学で…。進学校からの不登校あるあるです。
うちも浪人しても予備校に通えるのかわかりません。通えても自主勉強できそうにないです。大学でつまづくことも想定内です。どうなるかわかりませんが、本人が大学には行きたいという気持ちを尊重し、余計なことは言わず見守り隊に徹しています。
コテツさまのコメントに希望をいただきました。うちの息子のようなタイプにはありがたい支援です。大学に入れたとしても困難にぶつかる可能性大ですし、そういったときに頼れる場所があるのですね。ぜひ教えていただけたらありがたいです。団体のお名前を出すことが難しければ、検索ワードやヒントをいただけると助かります。