【インタビュー】親の会「大阪不登校ママの会「リッスン2」」に立ち上げの経緯を聞いてみました

親の会インタビュー企画!
今回は大阪府で親の会を開催している「大阪不登校ママの会「リッスン2」」について、立ち上げから今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

お世話役のsoraです。
高校生の娘を持つママです。不登校になった当初、どうすればいいか不安でしたが、傾聴勉強会で悩みを聴いてもらい、他のママ達に寄り添ってもらうことでホッとしました。それ以来、ここで傾聴を学んでいます。

お世話役のすてねゃんこです。
子供が小6で不登校になりどうしたらいいかわからず先が見えない時にファミラボに出会いました。
話を聴くことの大切さを知り、共に学べる仲間がいる事で何が起きてもなんとかなる!と思えるようになりました。現在、生きづらさを少しでも軽く出来るよう少しづつコミュニケーションを学んでいます。

お世話役のいちごです。
学校が苦手な二人の子どものママです。
子どもと上手くコミュニケーションがとれず悩んでいた時にファミラボと出会いました。話を聞いてもらえる場がある事、一緒に頑張る仲間に出会えた事に感謝しています。

大阪不登校ママの会「リッスン2」はどのような親の会ですか

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ」の大阪会場として、奇数月の平日午前中に、臨床心理士さんのもと、「傾聴」を学んでいます。初めましての方から、長く学ばれている方までいらっしゃいます。学びだけでなく、相談したりアドバイスをもらったり、繋がりの場です。

お茶会も開催しています。こちらは、フリートークです。情報交換したり、悩みを相談したり、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりしています。

ご自身で親の会を立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

立ち上げメンバーのイノウエです。息子が中学で不登校になり、土曜に開催しているママの会「リッスン」に通うようになりました。「リッスン」で同じように不登校のお子さんを持つお母さんたちと傾聴を勉強していて、子どもとのコミュニケーションが随分と楽になり、子どもの言いたい事が少しずつ分かるようになってきたんです。それで、「傾聴はすごい」となったのですが、土曜は私自身の仕事と重なる事も多く、平日にやりたいと声を上げて、平日に参加できるメンバー数人で開催するようになりました。2011年の事です。

実際に立ち上げてみてどんなことを感じましたか?

2か月に1度でしたが、午前中に勉強して、帰りにランチして気楽におしゃべりして帰るのが私の唯一の息抜きになりました。新しい人が参加してくださったりも多く、輪が広がっていく事も嬉しかったです。同じ悩みを抱えている人たちばかりなので、お互いに変に気を遣う事もなかったですし、嫌なことがあった時は、SNSでつながっていたので、そこで聞いてもらって助かりました。子どもが通信制の高校に行っている間もいろいろとありましたが、何とか卒業できて、大学に進学して、今は社会人になっています。苦しい時期、仲間に支えてもらえたことで乗り切れたと、感謝しています。そして現在も、新しい人に引き継がれて続いている事がとても嬉しいです。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

初めは緊張して参加されたママさんが、帰る時には、最初より明るい表情をされる時です。短い時間ですが、悩みやしんどい気持ちを出して、それを聴いてもらうことで、少しでもホッとしてもらえたのでは、と嬉しく思います。

これからどのような会にしていきたいですか?

ママたちが、少しでも肩の力を抜いて子どもとの日常を過ごせるように、そして ママの学びが子どもやママ自身の成長に結びつくような、学びや気づきや繋がりを一緒に作り出す会に、これからもしていきたいと思います。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

リッスン2で一緒に学びながら、ツライことを吐き出したり、うんうんと共感してもらったりする時間を過ごしませんか。少人数で落ち着いた和気あいあいとした場です。どうぞ気軽に参加してみてくださいね。お待ちしています。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆親の会「大阪不登校ママの会「リッスン2」」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/parent-meeting/46470
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