親のありがたみ 

6772 31 personcoco edit2023.11.14

こんにちは
4年前からポツポツと投稿しているcocoです。実父は校長を経て教育委員長となり退職しました。今年91歳になりました。
現役のころから、今も不登校や生活困窮者の生徒の名前をすべて覚えていて、もう4年不登校、ひきこもり、ODの息子に優しく言葉をかけてくれる。

救えた子、不幸にも救えなかった子供のことをポツリポツリと話してくれる。
4年前に不登校が始まった息子に父は家の中で、学校のがのじを言うな。勉強のべのじをいうなと、徹底的に学校から離そうとしていた。
家は休むところだ。辛い今、登校刺激をするな。完全に家で休ませろの言葉だった。

当時中2の息子は自分にカッターをむけて体を切り裂いていた。
苦しくて隠れて何度も泣いた。両親にも何度も泣きついた。私の心がズタズタに引き裂かれた。両親にボロボロに泣きつく日々が続いた。

そんな中で息子に好きなご飯を作り、辛さを忘れさせようとゲームもユーチューブも好きなだけさせた。
今は興味は半減したらしい。

10日に一回は父から電話があり息子の様子を聞き、「待てよ、耐えろよ、焦るなよ」と電話が切れる。
そんな息子がOD(起立性調節障害)を発症した。父はもう調べていて「体だけの病気じゃないぞ。心を伴わなければ進まないぞ。年単位で挑めよ」と。
あー、こんな親で良かったと、さめざめ泣いた。

昨晩、何をどうしても心が割けそうで実家に電話してしまった。
しかもボロ泣き。

母は「辛いね。本当によく分かるよ!こうやっていつでも話しなさい。我慢しなくてよいんだから」と。

父は「大丈夫だ!◯◯息子は大丈夫だ!お前が信じてやれずに誰が信じるんだ!」
ただただ優しく言葉をかけてもらい泣きながら布団に入り朝がきました。

両親はへたな相談機関より頼りになる私の逃場です。90歳越えた父が元気なうちに息子がどうか動いてくれますように。どうか心から笑って社会で生きていますように。
ひきこもり4年の息子の未来と高齢の親への気持ちです。
ここにふさわしくなかったらすみません
  • 153

コメント一覧

  • schedule約1年前
    ゼニガメ

    読んでいて気持ちが私も楽になれた気がして、
    コメントせずにはいられませんでした。

    私の両親は、子供の現状を話しても理解出来してくれない、出来ないと言う感じです。

    私も最初は焦る気持ち強かったです。
    でも今は、もやもやする事も多々ありますが、
    絶対に動ける出来る子だって信じています。
    そして私自身は興味ある事に少しずつ時間を費やしたりして、仕事も大変だけど日々過ごしています。

    色々な気持ちがありますよね。
    お互い楽しく過ごせるように。
    そしていつか絶対笑える日がきます!

    • 10
  • schedule約1年前
    はる

    すごく心があったかくなりました。
    私も勇気づけられました。

    1ヶ月後、2ヶ月後なんて、考えていましたが、年単位って、本当、その覚悟が必要だと考えされられました。

    お父様が元気なうちに、大丈夫になったお子さんを見せたいですよね、うちもそうです。

    家は休むところ。

    この投稿、そして、お父様の暖かい言葉や姿勢に本当に感動しました。主さんは幸せですね。
    私も思いっきりすがりたいし、泣きつきたい!
    そんな存在が近くで見守ってくれてるだけで、大丈夫ですよ!

    また投稿して、元気下さい!

    • 11
  • schedule約1年前
    トクメイ

    cocoさん
    お辛い体験聞かせて頂きありがとうございます。
    まさに今、私も監視行動をしてしまってます。そんなことは意味のないことだとわかっていますがやめられなくて。
    必ず自傷は卒業できると、大丈夫だと、私も唱えながら過ごしたいと思います。

    急に寒くなってきましたね、cocoさんもご両親もお体にお気をつけてお過ごし下さい😊

    • 5
  • schedule約1年前
    coco

    トクメイ様
    苦しい毎日を過ごしていることと思います。
    子供の自傷は親の心をもズタズタにされてしまう衝撃的なことです。
    私は毎日血のついたティッシュをゴミ箱にないか探し、置いておいたはずのカッターの位置が変わっていないかいつも気にして、息子の腕や、体に変化がないかピリピリ神経を尖らせていました。そんな監視行動に本人の心の傷が癒えるわけもなく、切ったときに必ず本人が求めてくる、体を擦ってに応えて2時間から3時間は体をさすり続けていました。
    心の中はボロ泣きでした。家にひきこもっていても彼らなりの成長はあること。その成長と共に環境の変化も相まって必ず自傷は卒業できると、私のかかりつけの精神科の医師はそう話してくれました。
    大丈夫!大丈夫!この子はなんとかなる。
    毎日唱えながら過ごしています。
    娘さん辛い気持ちと闘って頑張っています。
    家もあれ?と不安行動がありまだまだだなと沈みます。
    トクメイさん、共に生きましょう!
    コメント頂きありがとうございました🙇

    • 15
  • schedule約1年前
    coco

    匿名様

    泣けないのは苦しいですね
    泣くのを我慢してると、胸がいっぱいになって本当に苦しい。
    私も初期は、両親に心配かけたくなくて、しょっちゅうスーパーの駐車場の隅でわんわん泣いてました。
    そのうち、ひとり泣きでは発散できず両親に頼るところとなりました。
    家族の前では笑顔を貼り付けて頑張っている匿名さんを思うと胸が本当にチクチクします。いつかは笑える!なんとかなる!そんな時間を私も思いこめて願い、祈っています。
    ここでいっぱい泣いて下さい
    すぐにかけつけますから…。
    コメントありがとうございました🙇 
    父を思って頂き嬉しかったです

    • 10
  • schedule約1年前
    coco

    とくめいさま
    5年の歳月は語りつくせぬいろいろで、いまも語りきれない様々かと
    お察しします。
    おばあさまのご逝去も
    重たい悲しみが心を塞いだのかもしれないですね。
    不登校ひきこもりは年月が経つと焦ったり、奔走したり、なんとかなると前向きになったり、もう無になってどうでもよいか?いやなんとかなると思いがグラグラするときも…。
    少しずつ頑張りましょうね。コメント嬉しかったです。ありがとうございました。

    • 10
  • schedule約1年前
    coco

    kendo様
    2年半前くらいに投稿させて頂き、それに対して下さったコメント、昨日のように覚えています。家の両親を肯定してくださり、労りのお言葉と共に「待てよ、耐えろよ、焦るなよ」を携えて生きることを伝えて下さった
    kendoさん。忘れるはずありません。今回もコメントくださりお父様のお話しもお聞かせ下さり胸熱でした。
    一概にはいえませんが高齢者の家族のなかには不登校の理解はなかなか難しいこともよく聞きます。
    84歳のお父様も心痛めながらお孫さんを沢山心配しながらkendoさんに安心をくださっているのだろうと、読みながら泣けてしまいました。
    素敵なお父様ですね。
    やっぱり親はいつまでも親で、心の広さと深さを超えられないなと、偉大さを思います。
    いろいろなサポートを受けながら子供の未来を見守っていきましょうね。お互い親を大事に頑張っていきましょうね。本当にコメント嬉しかったです。ありがとうございました

    • 10
  • schedule約1年前
    トクメイ

    COCOさん
    お父様のとても良い話、涙を流して読ませてもらいました。今、娘は自傷行為があり、傷をみるたびに泣きたくなる気持を抑えて、なんとか毎日を送っています。

    「待てよ、耐えろよ、焦るなよ」
    私も胸に刻み頑張ろうと思えました。
    COCOさんのお話を読んで折れそうな心を少し立て直せました!ありがとうございました。

    • 16
  • schedule約1年前
    匿名

    不登校・ひきこもりに理解があり、味方で居てくれる親御さんがおられて心強いですね。 ボロボロ泣けるなんて羨ましいです。 私には両親がおらず,夫は暖簾に腕押しタイプなので泣きついたり、辛い気持ちを吐き出せません。 泣きたい時も家族の目を気にしなければなりません。 
    お父様のお言葉, 私も大切にさせていただきます。 ありがとうございました。

    • 19
  • schedule約1年前
    とくめい

    御両親が健在でしかも良き理解者であるのはなんと羨ましいことでしょう。焦ってはいけない、待たなければならないという鉄則。教育者であるお父様の言葉であればどんなに力強い言葉でしょうか。

    我が家では、私の母が亡くなってすぐに息子の不登校が始まりました。ばばちゃんロスもあったかと思います。近くに住んでおり息子とは仲良しでしたから。

    私もまだ息子が五年もさまよって苦しんでいるのでその言葉をまたもう一度心に刻みました。

    親が、母親の私が信じなくて誰が信じるのか。本当にその通りです。俺はダメだ。無理だという息子をもう一度信じて励まさなくてはと気を引き締めました。ありがとうございました。これからも頑張りましょう。それしかないですから。

    • 23
  • 父親
    schedule約1年前

    COCOさま
    とてもおつらい状況の中,良いお話を読ませていただきありがとうございました。
    以前,COCOさまが「待てよ、耐えろよ、焦るなよ」と投稿されたこと覚えています。
    私の父親は84歳,教育関係者ではありませんが,私にとってよき理解者です。
    昨年夏,我が子が発達障害のグレーゾーンであること,中学に行っていないことを話した時のこと。「学校に行かせなきゃダメじゃないか」などと言うかと思いきや,
    「そーか,それは大変だな。慌てることない,長い人生2-3年遅れたってどうってことない」「俺も小学生の時,よく怒られたよ。○○がそう(発達障害)なったのはじいちゃんのせいだなって 言っといてやってくれ」
    と理解をしてくれました。すごく救われました。

    COCOさまも明るい未来を信じて待ちましょう。
    お父様,お母さまを大事にしてください。

    • 34

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