父親
不登校の父親からのみなさまへのお礼
1596 edit2024.03.31
スタッフの皆様、そして励ましていただいたお母さま方へのお礼を述べさせていただきます。
今回の投稿内容が不適切であれば遠慮なく削除してください。
久しぶりの投稿となります。
皆さんにはいろんなコメントを通じてご支援いただきました。
私がつらかった時、悩んだ時、皆さんからのコメントは私の心の安定につながりました。
感謝しきれるモノではありません。ありがとうございました。
3年前、中学入学後から子供が行き渋りを始め、中2で完全な不登校に陥りました。その時は、明るい未来を感じることができませんでした。しかし、中3になる直前の2月頃、子供が「全日制の高校に行きたい」と言い出しスタディサプリを契約、少しずつ勉強を始めました。
そんな昨年3月、私に大きな病気が見つかり12月までの長い入院生活を送りました。子供の様子は妻からの話でしか知ることができませんでした。その間、私ができることは朝晩の「おはよう」「おやすみ」のLINEを送ること、子供からの「文房具や参考書を買って」というリクエストに答えAmazonのボタンを押すことだけでした。
そんな入院中で何もできない父親を尻目に、子供は遅刻しながらも母親の支援で学校に少しづつ通い、志望校を決め、高校受験を終え、卒業式にも出席することができました。
不登校の父親として、最初は「嫌な顔を見せず、ドンと構える」ことが役割だと思っていました。しかし、今では違うと感じています。父親は、子供がやりたいことができたときに一言「いいよ」と言ってやることが大切だと思います。
そのためには、父親は普段から元気に働くこと、余計なことを言わずに子どもが何か始めたいと思った時に話しかけられる存在でいることが大事だと思っています。
今思えば中1の頃は、子供との距離が近すぎ、勉強や部活に口出ししていたことが、子供にとってプレッシャーとなっていたかもしれません。
長男の中学校生活は終わりました。高校に通うことができる保証はありませんが、もし子どもの高校生活がうまくいかず別の道を選んだとしても「いいよ」と言ってやろうと思います。
来年は、小6から休みがちな次男が中学に入学します。不登校のお父さん生活は終わりそうにありませんが、これからも黙って子供たちをサポートし続けるつもりです。
最後に改めてこのサイトを運営していただいているスタッフの皆様、会員の皆様に心から感謝いたします。
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