
フリースクールインタビュー企画!
今回は神奈川県でフリースクールを開催している「湘南ベースグリーン」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
皆さん初めまして。
湘南ベースグリーンの深井平良(ふかいたいら)と申します!
学生時代はプロ野球選手を目指して、野球に夢中で取り組んでいました。
現代の学びには様々な選択肢があります。
「自分には居場所がないかもしれない」「学校にはあまり行きたくない」そんなお悩みを抱えたお子様、保護者の方が安心出来る「もう一つ居場所」をご提供致します。
湘南ベースグリーンはどのようなフリースクールですか
湘南ベースグリーンは、子どもたちが自分の興味やペースに合わせて、自由に学べる場所です。学校のように一律のカリキュラムはなく、個々の成長を大切にし、多様な学びを提供しています。
学校が集団での学習を重視するのに対し、本校は個の成長を重視します。評価方法も異なり、学校のように成績で評価するのではなく、個々の成長を多角的に評価します。
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
2022年の調査では、24万人以上の子どもが不登校となっています。その背景には、心の問題、家庭環境、いじめなどさまざまな理由があります。実際に私の周囲でも、いじめで学校に通えなくなった子、一度の遅刻がきっかけで不登校になった子、家庭の事情で児童相談所を行き来していた子などがいます。理由は24万通りあるのかもしれません。
そこで、以下のようなビジョンを描くようになり、フリースクールの開設に至りました。
思い描くビジョン:
「学校に通いたくても通えない生徒たち」が、まずは午前中に1時間だけでも顔を出してくれる。それがだんだんと数時間になる。パソコンにも慣れ、勉強に興味が出てくる。休み時間にはスタッフとボール遊びをするようになり、「明日も来よう!」と思うようになる。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
まだ設立したばかりですが、面談や無料体験授業を通じて、生徒や保護者の方々とのコミュニケーションの大切さを痛感しています。一人ひとりに寄り添うことの難しさと同時に、やりがいも感じており、これからさらに良い環境を作っていきたいと思っています。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
面談や無料体験に来てくださった方々との対話が印象に残っています。悩みや不安を抱えながらも、新しい環境を求めて一歩踏み出そうとしている姿に触れ、改めてこのスクールの役割の大きさを感じました。これからもっと多くの方のお話を聞き、一人ひとりの気持ちや状況に寄り添いながら、安心できる居場所をつくっていきたいと考えています。
これからどのような場所にしていきたいですか?
生徒一人ひとりが自分のペースで安心して学び、成長できる場所にしていきたいと考えています。ただ勉強を教えるだけでなく、自己肯定感を育み、将来に希望を持てるような環境を整えていきたいです。そのためにも、コミュニケーションを大切にしながら、柔軟にサポートできるスクールを目指します。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
お子さまの学びや生活について悩まれることもあるかと思いますが、一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。私たちは、一人ひとりのペースを大切にしながら、安心して過ごせる環境を整えています。お子さまが自分らしく成長できる場を一緒に考えていけたらと思っています。まずはお話しすることから始めてみませんか?
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆フリースクール「湘南ベースグリーン」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/freeschool/96284
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