【インタビュー】フリースクール「オンラインフリースクールMirai.α」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回はオンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「オンラインフリースクールMirai.α」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

はじめまして。代表のMaru.と申します。

オンラインフリースクールMirai.α運営事務局の一員として、オリエンテーション、自習ルーム、無料交流イベント、保護者トークルームなどを担当いたします♪

どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

性格:

  • 真面目です。基本、一生懸命です。
  • でも、合理主義で面倒くさがりです。引き出しがよく開いてます。
  • 友人からは、「しっかりしてるのに、どこか必ず抜けてる」とよく言われます。
  • でも、ドジをして周囲の方に笑ってもらえれば、本人的には満足です。
  • たまに笑えないドジをすると10時間くらいは落ち込みます。
  • 逆境で力を発揮するタイプだと思ってます。障壁にぶつかると「絶対乗り越えてやる!」と燃えますが、気は小さいです。
  • 誰かの役に立てるととても喜びます。

資格:

  • 不登校訪問支援カウンセラー
  • 子ども発達障がい支援実務士
  • 栄養士
  • 食生活アドバイザー2級

家族:

  • 頼りないが優しい夫
  • なんでも器用にこなすスーパーじぃじ
  • 高IQ&発達障がいの凸凹息子
  • 鳴き声だけベイビーな口髭男爵のおじいちゃん猫

 

 

 

 

オンラインフリースクールMirai.αはどのようなフリースクールですか

今までにないタイプのオンラインフリースクールではないかなと思います!

カリキュラムはない、開校時間は異常に長い(笑)予約が手間。

ただ、適切な表現かはわかりませんが…予約システムを使うことで、サポート(支援)したい講師と、サポート(支援)を必要とするお子さまや保護者様とのマッチングの場を提供できるのでは、と思っています。

  • 誰かの言葉に勇気づけられて、その言葉が今も胸に残っている
  • あの先生と出会えたから、今の自分がある
  • あの時のあの人の温かい言葉に救われた

皆さまもこんな経験ありませんか?

お子様にとって、支援してくれる大人であれば誰でもいい訳ではありません。

その子が好きになれる大人、信頼できる大人、心を開ける大人でなくては、どんなに良い支援をしても十分に効果はでないと、そう思うのです。

わずかでもお子様の未来に温かい光をもたらす…そんな出会いが生まれてくれたらと心から願い、今までにはないオンラインフリースクール、Mirai.αを創りました。

Give your future a little something extra.(あなたの未来に+αを)

これが、私たちの企業理念です。

 

 

 

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

さかのぼること20年以上も前。

私は、大学在学中に「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」という病を発症し、「学校に行くのがしんどい」「頑張りたいのに頑張れない」…そんな日々を長く経験しました。

それから十数年がたち、苦しかったあの日々を忘れかけていた頃、息子が不登校になりました。

最初は、親として息子の将来を心配するあまり、恐怖や不安が先に立ち、息子の不登校を受け入れられず、悩むばかりでした。

そんなある日のこと。

「今日は頑張って行こうよ」と朝一緒に学校へ向かうと、普段大人びている息子が、校門の前でボロボロと大粒の涙をこぼし始めたのです。

登校時間なので、子供たちが周りにたくさん集まり、同級生や知り合いの上級生が「一緒にいこう」と声をかけてくれましたが、

息子は、人目を憚ることなく、ただひたすら泣き続けました。

その様子を見て、忘れかけていたかつての自分を思い出したのです。

「そうか。この子は決して頑張っていないわけではない。」

初めて、そう確信しました。

そこから、不登校児童の保護者としての日々が始まったのですが、いざ始まってみると、現実は思った以上に厳しいものでした。

田舎町ということもあり、その当時、不登校児童の居場所はほとんど無いに等しかったのです。

物理的に仕事に行くことが難しくなってしまったことと、その頃に体調を崩したことをきっかけに、事実上の休職をしました。

また、周囲から「あの子、不登校なんだって。「学校行きたくない」を受け入れてるなんて、甘やかしてるだけだよね。」と言わんばかりの批判の目線を浴びることも、当たり前のように多く経験しました。

そういった経験から、他の保護者の方々は一体どうしているのだろうと、私以上に大変な思いをしているのではないだろうか…と思いを馳せるようになり、次第に私にも何かできることはないかと考えるようになりました。

それが、このMirai.αの設立のきっかけです。

 

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

今時点でまだ開校前なので、また改めてお話したいと思いますが

設立前は、講師の方々の募集に不安を感じていました。

「どれほどの方が賛同してくれるだろう」「こちらの都合のいいように多様な講師の方が集まるだろうか」と、思っていました。

ですが、実際募集を開始してみると、多くの方のご協力を得ることができ、講師の方々から「ワクワクする!」「こういうフリースクールを探していました!」と言っていただけたりと、大きな喜びをいただきました。

感謝でいっぱいであると同時に、その先生方の授業が「私も早く見たい!!」と思っています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

このご質問につきましても、今時点で開校前なので、また改めてお話したいなと思うのですが

話題がないので、Mirai.αのロゴ作成に関するお話をさせていただきます。

Mirai.αのロゴには、草・花・実・鳥が描かれています。

このロゴの作成にあたって、デザイナーさんにお伝えした一番のテーマは「多様性」です。

多様な命が、共に支え合い、共存し、この素晴らしい世界を創っているということ。

見事に表現していただいたのではないかと思っています。

また、このロゴが動く映像も、公式サイトで流しておりますので、ぜひお子さまと楽しんでご覧ください。

これからどのような場所にしていきたいですか?

  • 多くの素敵な出会いが生まれる場所
  • ホッとできる場所
  • 心に光が灯る場所
  • 明るい未来につながるきっかけの場所
  • たくさんの笑顔が咲く場所
  • 「受け入れ・受け入れられている」と実感できる場所
  • 自分のことがもっと好きになる場所
  • 学びたいと思える場所
  • コミュニケーションは楽しいと思える場所
  • 大人のことが好きになれる場所

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

こうしてお読みいただき、本当にありがとうございます。

私は、不登校児童の一保護者です。

だからと言って皆さんの苦しみ全てが分かるわけではありませんが、それでも、少しは私の経験が役に立つこともあるかもしれません。

抱えているたくさんの思いを、ぜひ私たちに共有させてください。

少しでも、保護者の方々の肩の荷をおろすことができるよう、

子どもたちが安心して学びを楽しむことができるよう、

私たちMirai.αは、皆さんの心に寄り添ってまいります。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「オンラインフリースクールMirai.α」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/101221
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