
フリースクールインタビュー企画!
今回は千葉県でフリースクールを開催している「アートフリースクール「光とかげろう」」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
千葉市でアートを通じた学びや表現の場を提供してきました。子どもの頃は学校に馴染めず、不登校という言葉も浸透していない時代に無理をして通っていた経験があります。そんな中で絵が心の支えとなり、その経験から、学校に行きづらさを感じる子どもたちが安心できる居場所をつくりたいと考えるようになりました。
アートフリースクール「光とかげろう」はどのようなフリースクールですか
「光とかげろう」は、絵を中心に過ごせる千葉市の小さなフリースクールです。絵を描いたり本を読んだり、静かに過ごしたりと、その日の気持ちに合わせて過ごせます。不登校や登校しぶりで悩む子どもたちが、無理をせず「行ってみよう」と思えるような安心できる居場所を目指しています。
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
子どもの頃、学校がつらく楽しい思い出はほとんどありませんでした。唯一、地元の絵画教室で過ごす時間が心の拠り所でした。この原体験から、同じように学校に馴染めず悩む子どもたちに向けて、安心して通える第三の場所をつくろうと思いました。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
準備を進める中で、フリースクールがまだ十分に知られていないことを感じました。同時に、居場所を求める保護者や支援関係者の声に触れ、このような場の必要性を強く実感しました。小規模でも、安心して過ごせる場所の存在が大切だと改めて感じています。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
準備段階から、不登校や居場所探しに悩む保護者の声に触れる機会がありました。「こうした場を探していた」という言葉を耳にするたびに、活動の意義を再確認しています。必要とされている方の存在を感じることが、運営の励みになっています。
これからどのような場所にしていきたいですか?
まずは、無理なく通える居場所として根づかせることを目指します。将来的には、美術館見学や画材体験なども取り入れながら、子どもたちの関心や成長に寄り添える場にしたいと考えています。アートを通じて自己表現や安心感が育まれる空間にしていきたいです。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
お子さんが学校に行けない状況は、保護者にとっても大きな不安だと思います。私自身の経験からも、「安心できる場所」の存在はとても大切だと感じています。ひかりとかげろうでは、アートや静かな時間を通じて心がほぐれるような環境を用意しています。見学やご相談だけでもお気軽にお越しください。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆フリースクール「アートフリースクール「光とかげろう」」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/freeschool/103031
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