学校に行きたいと言うけれど…
3107 edit2020.07.16
学校も部活も大好きで、特に嫌なことは何も無く、早く治して登校したいと本人は言います。ラインで学校や部活の情報を仕入れ、明日は○○があるんだとか、○○を持って行かなくちゃなどと、学校の話をします。
色々な情報を読み尽くし、本人が口では「行きたい」と言っていても、心身が休みたがっていること、無理をして登校させることが決してよい結果を生まないことは理解しているつもりです。
それでも本人が学校へ行こうとしている時は、親はどう声をかければよいのでしょうか?
前の日に、どんなに調子が悪くても、一応起こしてと言うので、毎朝、私「時間だよ」→息子「やっぱりダメだ…」を繰り返しています。
朝のこの時間がとても憂鬱です。
思いきって、「しばらく行かなくていいよ」と言った方がよいのかもしれませんが、本人がまだ単位不足、留年、退学などの現実に向き合っていないこともあり、 親もそこまで腹をくくる覚悟ができません。
いっそのこと、「学校に行きたくない」と言ってくれたら楽なのに…と思います。
長文失礼しました。
同じような状態の方や、経験者の方のお話をお聞きしたいです。
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コメント一覧
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ゆきこーんさん
投稿ありがとうございます。
我が子と似たような状態だった息子さんの経験からのお話、大変参考になりました。
まさに今の目標は、遅刻でも、午後からでも登校できる日は行くことなのですが…
なかなかそれができずにいます。
ムリをさせずに、でもやれるだけのことをやって、親子とも後悔しない結果にたどり着ければと思っています。
ゆうさん
少し間があいてからの投稿になりましたが
投稿させていただきます。
ゆうさんは優しいお母さんですね。本当は息子さんをゆっくり休ませてあげたい気持ちがあって、調べて知識もあって。
でも実際は、ゆっくり休むなんてできなくて悩むんですよね。
うちの息子も「学校も友達も嫌いじゃない」のに、高2秋から不登校が断続的に続いて、悶絶しそうな毎日でした。最後は寮生活で規則正しい生活を強制してギリギリ卒業できました。でも何とか入った大学は2カ月しか通ってません。バイトはしています。
参考になるかわかりませんが、今の私の考えを書きます。
学校に「行くよ」は「行かなきゃ行けない」という思い込みな気がします。高校中退(or留年)という現実は、今まで当たり前だった親子の価値観の外からにあります。病気が原因にしても、すぐ受け入れるのは難しく、決断までに辛い試行錯誤が必須なのだと思います。
そこで、まず担任の先生などと話した上で「遅刻や午後からの登校を目指してみない?」と提案してはどうでしょうか。小さな成功が増えていけば回復傾向です。家にいる時はとにかくゆっくり寝てもらって、勉強は後回しで。
次に、期限を学校と親で相談しておき、それまでに復帰が難しそうなら”今の学校以外”の道を本人に提示して考えてもらう。
本人に試行錯誤の経験があれば、価値観を見直して次の選択ができる確率が上がります。スモールステップを積み重ねて、出来ることはやったという形と納得感があれば、後悔は小さくて済むと思います。
私の反省として、子供が望む事を子供のペースで進めることが大事だったんだ、と思ってます。周りが無理やり帳尻を合わせようとしても、結局、本人のペースでやり直しなんだな、と教えらた気がします。
暁さん、ありがとうございます。
母である私が、まさに今、頭と心がばらばらで、まだ腹をくくることができませんが、息子が自分を責めることのないようにというのは、本当にいつも考えていかなくてはと思います。
紹介していただいた、お二人の先生の言葉も参考になります。自分でも勉強してみようと思います。
ゆうさん、こんにちは。
我が家がこじれているので思わず前回の投稿のように書いてしまいましたが、
こういう例ばかりではないと思いますので、他の方の話も参考になさってください。
失礼しました。
暁(あかつき)
ゆうさん、はじめまして。
息子さん、ご心配ですね。次女の7年前と似ていてドッキリしました。違うのは「学校、いやだな」と言いつつ頑張って行こうとしていたところかな。
うちも起立性低血圧でした。それが中3の終わりで、すぐに内部進学で高校1年になりました。やはり、留年がちらついて、休めなかったし、休ませなかった、でした・・。
「学校に行きたい」という気持ちにうそはないと思いますが、ゆうさんもお察しの通り、心の底からそう思っている、とは思えないですよね。
泉谷閑示さんの「『普通がいい』という病 」によれば・・
頭(理性)と 心(感情)と 体、がある。頭では「学校に行くべき」と考え、心は「行きたくない」と矛盾するのが葛藤。葛藤がこう着状態になると、頭は心との間にある扉をしめて(心の声を無視して)独裁者になる。だけど心と体は一心同体。だから心の声が体に出て、ストライキを起こす。今、こんな状態ではないでしょうか。自律神経なんて、自分の意思ではどうにもできないことですし。
朝「時間だよ」と起こすけど「やっぱりダメだ」を繰り返す。これはかえって毎朝「学校へ行けないダメな自分」を強化してるように思います。(私も不登校初期にこれをやっていましたが・・)
精神科医の神様、神田橋條治先生によれば「頑張るとは、体や脳に無理をかけること。頑張るが常態化して一線を越えると、病気になる。体に出れば体の病気、脳に出れば精神病」なのだそうです。そうなったら休むしかない。しかし、休むということが難しい。先生は「留年になるぞ」と脅してくるし、日本全体に「前向きに乗り越えろ」みたいな意識が蔓延しているし・・。
今の息子さんの場合、罪悪感なく休む、背負っていたものを一旦おろさせる、これが必要だと思います。
なので、期間を区切って誰かが強制的に「休め」と言ってあげてはいかがでしょう。親でも医者でもカウンセラーさんでも。
その間に、担任の先生とお子さんの状態を説明して、先生にも理解していただくように地ならしをして。
ゆうさんも、頭ではわかっているけれど、留年や退学がちらついてそこまで腹をくくれない、と。その気持ち、よくわかります。
でも、高2なら転入もできますし同級生に遅れることなく先へ進むこともできます。
今大事なことは「学校をトラウマにしない」「うつ病にしない」「自分が悪かったと思わない」ようにもっていくことだと思います。
うつ病になったら認知機能も落ちるし、回復に数年かかることもありますので。
うちはその後7年間道を迷っています。私自身子供への対応が「ケアなのか甘やかしなのか」ずっと迷っていますが、最近もカウンセラーさんから「立派なうつ病で、本人は苦しいと思いますよ」とおっしゃっていただいて、親子共々ホッとしました。ホッとする、というのが心の余裕を生むんですよね。
自分の前に道はない、自分の歩いた跡が道になる、と思っています。息子さんが今後どうなっていくかは誰にもわかりませんが、ゆうさんというお母さんがいてくれることが、息子さんにとって何よりの救いだと思います。
ゆうさん、頑張りすぎに頑張って。
ぐちを言いたくなったら、またいつでもどうぞ。
暁(あかつき)