志村けんさんの訃報でコロナウィルスが身近に感じられて揺れている暁(あかつき)です。
皆さまはいかがお過ごしですか?
twitterでタイムラインを眺めていると、コロナの怖さについて積極的に発信している方、
逆に心配性な人を「神経質よね~」と言っている方もいらっしゃいます。
それを見て3.11の東日本大震災の後を思い出しました。
あのときと今の共通点は・・
「目に見えない脅威がある(当時は地震、放射能、今はコロナウィルス)
社会に不安、疑心暗鬼が広がっている
先行き不透明、いつまで続くかわからない閉塞感がある」
そして目に見えない脅威への反応、不安への感度って、実は人によって違うのですよね。
私は「エニアグラム」が好きで関連の本を読んでいたので「人によって生まれ持った性質、考え方のくせは結構違う」と知っていました。
危機のときって、その性質の違いがあらわになるんですよね。
だから人それぞれの反応を「この人はこのパターンか」「私の場合はこうだな」と見ていました。
3.11後にママ友の集まりで
「〇〇さんは(給食があるのに)お弁当を持たせているんだって。大変よね~」と喋っているお母さんがいました。
心配している風ですが、いら立っているのが伝わってきました。
「この人も不安なんだな、だからお弁当を持たせるお母さんが気になるんだろうな」と思いました。
今回も「遊びに行くですって?学校再開?とんでもない!」と言う人もいるし
「ママ友の集まりに、あの人だけ来なかったのよ。神経質よね~」と言っている人もいる。
本当はどちらも不安なんですよね。
だけど考え方の違う人の言動はチクチク刺激されてしまう‥‥。
でも、憎いのはコロナウィルスであって、考え方の違う人ではないんです!
心配性の人は一定数います、そういう人はコロナのニュースから目が離せないし、どうしても声高に広めたくなってしまう・・。自分だけが気をつけても、まん延したら防げないですしね。
心配性の人がいなかったら未知の危機に対する備えが弱くてその地域の人は大損害をこうむるかもしれない。こういうとき、心配性の人の警鐘は役に立つのです。
逆に楽天家の人がいなかったら悲観的になりすぎて・・、そういう時に楽天家のマインドは役に立つのです。
違う考え方の人がいるからいいんです!!
だから「自分と違う考え方の人を否定しない」「何か言われても気にしない(あの人はあ~で、自分はこうだからね)」そして「自分にとって丁度いい加減を知る」のがおすすめです。
さて・・心配性の方へ
「正しく恐れるのはいいと思います。
でも、不安にとりこまれませんように。
不安にとりこまれそうになったら、自分だけで抱え込まずに信頼できる人に分かち合ってもらいましょう。
ラジオ体操でもいいですし、何か没頭できることがあるといいですね、頭を休められますから。
周囲への「怖いから気をつけて」という啓蒙運動はほどほどがおすすめです。
不安って感染(うつ)るのです、不安をもらって嬉しい人はいませんから、嫌われるかも・・です。
とくに小学校低学年以下のお子さんを持つ方、心配性なお子さんを持つ方は要注意です。
お子さんは無防備に影響を受けてしまう・・。そういう場合は意識してニュースを消しましょう。」
楽天家の方へ
「志村けんさんの訃報はショックでしたね。怖い病気なんですね。
あなたの行動がご自分も大切な家族も守ります。大げさな対応くらいで丁度いいのです。
数ヶ月後に平和な日常を取り戻すために、今は我慢して、楽しみを先にとっておきましょう。」
どうしても外に行かなければ、という人もいます。
そういう人のためにも、家に居られる人は家に居ましょう。外に出る人が減れば感染のリスクは減ります。
一人一人が自分のできることをしましょう、つまり、ウィルスをもらわない、配らないように気をつけましょう。
違いをあれこれ言うよりも、連帯を!
力を合わせて乗り切りましょう。
暁(あかつき)
ーー おすすめの本 ーー
「9つの性格 エニアグラムで見つかる本当の自分と最良の人間関係」 鈴木秀子 PHP文庫
「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」 精神科医Tomy ダイヤモンド社
- 0
- ママたちの声を集めて届けるSNSはじめました。