【インタビュー】フリースクール「ありのまま、そのままが、いちばんいい!フリースクール Run」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は京都府 / オンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「ありのまま、そのままが、いちばんいい!フリースクール Run」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

はじめまして、フリースクールRunの代表を務めます谷口です。

元々フリーランスのプログラマーとして活動していたこともあり、Runでは子ども達とのデジタル媒体を活用した活動を担当しています。

また、箱システムという人材教育プログラムの構築を20年程携わってきました。この経験を生かし、子ども達にも「自分のことは自分で決める」「何度でも失敗を繰り返す」「お互いを思いやり尊重する」この3つのことを大切にしながら、やりたいことをトコトン試してみて欲しいと思っています。

ありのまま、そのままが、いちばんいい!フリースクール Runはどのようなフリースクールですか

フリースクールRunは、子ども達のための居場所です。
子ども達がありのままの思いで居られる場所であり、他者のそのままも受け入れる居場所でもあります。

フリースクールRunでの過ごし方は、一切決まっておりません。

毎週子ども達のやりたいことを相談しながら子ども達が自らが決めています。もちろん「何も決めなくない」でもいいのです。

ひとりで過ごしてもいいし、みんなと過ごしてもいい、自分で決めたやりたいことを自分のペースで思いおもいに過ごしています。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

フリースクールを作るきっかけとなったのは、フラッププロジェクトという高校生がデジタル媒体を利用して、デザインやプログラミング、WEB、ゲーム制作の習得を目指した支援プロジェクトを行っていて、フラッププロジェクトに参加していた学生の一人が、高校に行けなくなったことがきっかけでした。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

今では学校以外での学びの選択肢があってもいいのかな?って思っています。特に集団が苦手なら個人を伸ばせばいいと思います。

なぜなら、今の時代はデジタル媒体を有効的に扱えるようになれば、活動の場所も地域から日本へと、そこから日本から海外へと広げることができるからです。

子ども達には、そんな可能性があることも知って欲しいと思っています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

不登校という、いっけん「ダメ」な印象を受ける経験をされたご家族が、子どもに寄り添いながら、新しい捉え方を学んでいただくことで、より素敵なご家族になられていく、そんな素敵な経緯をいつもご一緒させていただけることです。

これからどのような場所にしていきたいですか?

フリースクールRunは、まずは心身ともに回復するための居場所です。

今は何もしたくない、何も考えられない、そんな子ども達の気持ちに尊重し受け入れ、寄り添い続ける居場所でもあります。

だから、これらを変える必要は感じておりません。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

お子様の「もう学校には行きたくない」という行動は、もうギリギリだというSOSです。

もしも心が傷ついてしまっているのならば、その心の傷を癒やすことを選択してあげて下さい。
今はなにもしたくないのであれば、周りの意見や視線は一切気にしないで、何かをしたくなるまでとことん何もしないということを選択してあげて下さい。

あなたの大切なお子さんのこれからの長い人生からすると、今から始まる心の回復期間はほんの一瞬のことです。

だから、まずは焦らず「今までよく頑張ったね!教えてくれてありがとう!」と言ってあげて下さい。どんな理由があっても、今の自分にとって何が必用なのか?は、本人にしかわかりません。

親であっても、とても親切にしてくれる周りのおとなであっても、もちろん私達であっても…

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「ありのまま、そのままが、いちばんいい!フリースクール Run」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/70856
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