フリースクールインタビュー企画!
今回は茨城県でフリースクールを開催している「つくば高等学院」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
はじめまして。
つくば高等学院(茨城県つくば市/NPO法人アプレンド運営)の理事長、飯島幸紀(いいじま こうき)です。
1999年から教育・学習支援に携わり、教育現場に関わって20年以上になります。公立高校・通信制高校での教員経験に加え、JICA(青年海外協力隊)としてパラグァイに2年間赴任し、現地での指導や活動にも携わりました。
保有資格は、高等学校教諭免許状(工業:一種・専修/情報:一種)、特別支援学校教諭免許状(二種)です。
2007年に「通信制高校相談センター」を立ち上げ(2026年で20年目)、2014年に実体を持つ「つくば高等学院」を開設しました。つくば市での運営は開設から12年(2026年時点)。少人数・個別を基本に、週1日や短時間など、続けやすい形から提案しています。
つくば高等学院はどのようなフリースクールですか
つくば高等学院は、茨城県つくば市で中学生・高校生を受け入れている、少人数・個別対応を基本にした学びと温かみのある居場所です(NPO法人アプレンド運営)。
「最初から毎日通う」ことを求めず、週1日や短時間など、続けやすい形から始められます。まずは落ち着いて過ごせることを大切にしています。
学習はその子の状況に合わせて進めています。学校からの宿題や課題があればそのフォローや基礎の見直しなど必要なところから進めます。
書く作業も、手書きにこだわらず、ワープロを使ったほうが進めやすい場合はPCで一緒に形にしていきます。
IT・プログラミングは必修ではありません。希望者はタイピングや調べ学習、制作などにも取り組めます。
つくば高等学院のフリースクールについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://tsukugaku.com/junior/
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
はじめまして。
つくば高等学院(茨城県つくば市/NPO法人アプレンド運営)の理事長、飯島です。
1999年から、学校現場・通信制高校・教育支援の領域で、教育や若者の育成に通算で約25年(2026年時点)携わってきました。公立高校・通信制高校での教員経験があり、JICA(青年海外協力隊)としてパラグァイに2年間赴任し、現地の10代への指導や活動にも関わりました。
保有資格は以下の通りです。
・高等学校教諭一種免許状(工業)
・高等学校教諭専修免許状(工業)
・高等学校教諭一種免許状(情報)
・特別支援学校教諭二種免許状
2007年にウェブサイト「通信制高校相談センター」を開設し、相談支援を続けてきました。その中で「実際に通える場所がほしい」「学習や提出を見てもらえる場がほしい」といった声が増え、2011年にネット型の学習支援(サポート校の形)として「東京ネット」を開始しました。
その経験を土台に、2014年に実際に通える場へ広げ、名称を「つくば高等学院」に変更しました。現在は少人数・個別を基本に、週1日や短時間など、続けやすい形から提案しています。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
設立して感じたのは、フリースクールや通信制高校・サポート校を利用する理由は本当に一人ひとり違う、ということです。だからこそ、「自分のペースで進められる場」が大切だと実感しています。
また、ネット型のサポート校を立ち上げてから15年、とくにコロナ以降、オンラインが一気に身近になりました。通い方や学び方の幅は広がりましたが、同時に生活リズムが崩れたままになりやすいこともあります。無理をさせずに、戻れる形を用意することが大切だと感じています。
生徒の興味もさまざまで、プログラミングや動画制作が好きな子もいれば、パズルや数学、釣り、絵などに夢中な子もいます。こちらも一緒に関わりながら、その“好き”が続く形を支えています。結果として、堅い教室というより、自然と「たまり場」のような、楽しい雰囲気になっていると感じます。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
印象に残っているのは、2020年にclusterを使ってメタバース入学式を実施したことです。
当時は対面で集まることが難しい状況でしたが、環境が変わっても「入学の節目」は大切にしたいと思い、オンラインではなく“メタバース空間”で行いました。
結果として、参加のハードルが下がり、一人一人のペースで関われる形になりました。高校では完全リモートの日本初のメタバース入学式として、当校ブログでも紹介しています。→メタバース入学式
これからどのような場所にしていきたいですか?
つくば高等学院は、これからも「最初から毎日」を前提にせず、中学生・高校生が自分のペースで通える場所であり続けたいと思っています。
学習は一斉授業に寄せるのではなく、提出物や基礎の不安など必要なところから、個別に手を差し伸べられる形を大事にします。
同時に、プログラミングや動画、パズル、絵など、本人の“好き”が自然に集まって、安心して過ごせる「たまり場」の雰囲気も守っていきたいです。
無理に変えるのではなく、「続く」「戻れる」「また動ける」を積み重ねられる場所にしていきます。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
ご覧いただきありがとうございます。
つくば高等学院は、「今すぐ何かを決める」「すぐに毎日通う」ことを前提にしていません。まずは見学・相談で、ここが合いそうか、通い方に現実味があるかを確認してください。
中学生・高校生の状況は一人ひとり違います。だからこそ、続けやすい形から始めて、必要なところを少しずつ積み上げていくことが大切だと考えています。
資料請求・見学・相談は予約制です。平日が難しい場合は土日祝や夕方以降も、事前にご相談いただければ可能な範囲で対応します。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆フリースクール「つくば高等学院」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/freeschool/1242
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