フリースクールインタビュー企画!
今回は神奈川県でフリースクールを開催している「湘南クエストアカデミー」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
はじめまして。湘南クエストアカデミー代表の佐藤洋輔です。
これまで公立・私学合わせて14年間学校の教員として勤務してきました。また、不登校支援コーチとして、100人以上の保護者をサポートしてきました。
その中で強く感じてきたのは、「子どもが苦しくなっているとき、親も同じくらい苦しい」ということです。
湘南クエストアカデミーは、子どもだけでなく、親も少しホッとできる場所でありたいと思って立ち上げました。
湘南クエストアカデミーはどのようなフリースクールですか
湘南クエストアカデミーは、「学びは冒険、君こそが主人公」を大切にしているオルタナティブスクールです。
決められた正解やペースに合わせるのではなく、子ども自身が「やってみたい」「知りたい」と感じたことから学びを広げていきます。
大人は指示を出す存在ではなく、そっと隣で伴走する仲間。
自分で選び、自分で進む経験を重ねながら、少しずつ自信を取り戻していく場所です。
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
教員として学校にいた頃、「本当は力があるのに、学校という環境で苦しくなっていく子」を何人も見てきました。
頑張ろうとしているのに、うまくいかず、自信を失っていく姿は今でも忘れられません。
また、不登校支援コーチとして相談を受ける中で、「この子が変わらなきゃいけないわけじゃない」と何度も感じてきました。
環境や関わり方が合っていないだけで、子どもは簡単に自信を失ってしまいます。
「学校に戻す場所」ではなく、「一度立ち止まり、立て直せる場所」があればいい。
この二つの経験が、湘南クエストアカデミーをつくろうと決めた原点です。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
まだ開校前ですが、準備を進める中で、想像以上に多くの不安や迷いがありました。
同時に、相談や見学でお会いする保護者の方の言葉から、「こういう場を探していた」という声もたくさん受け取っています。
簡単な道ではありませんが、この場所を必要としている人がいる。
その実感が、今の一番の原動力です。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
開校前にも関わらず、「まだ決めきれないけど話を聞きたい」と相談に来てくださる保護者が多いことです。
答えを急がず、迷いながら選ぼうとする姿に、親としての本気を感じます。
その時間に立ち会えていること自体が、この場所をつくった意味だと感じています。
これからどのような場所にしていきたいですか?
「学校に行けるかどうか」ではなく、「その子がその子らしくいられるか」を大切にする場所にしたいです。
元気な日もあれば、動けない日があってもいい。その中で、子どもが自分のペースで挑戦し、「自分で決めて進めた」という実感を積み重ねていける。
そして、「学ぶっておもしろい!」とか「自分もなかなかやるじゃん」そんな思いに立ち返っていけるような、めちゃくちゃおもしろい学校にしていきます。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
今、迷ったり悩んだりしていること自体が、わが子を大切に思っている証だと思います。
すぐに答えを出そうとしなくて大丈夫です。
親子で立ち止まり、考え直せる場所や選択肢があることを、どうか忘れないでください。
必要なときに、湘南クエストアカデミーを思い出してもらえたら嬉しいです。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆フリースクール「湘南クエストアカデミー」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/freeschool/108737
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