【インタビュー】フリースクール「0Live学園(オリーブ学園)」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は香川県でフリースクールを開催している「0Live学園(オリーブ学園)」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

はじめまして、フリースクール・オリーブ学園です。

香川県・瀬戸内海にある離島「小豆島」で、小学生~高校生までの子どもたちと一緒に、平日日中や土日に様々な体験活動を行っています。

代表スタッフの3人は、全員が島外出身。
アウトドアや料理、ものづくり、イベントが好きで、毎月何かの体験会を行ったり、短期離島留学をしにやってくる子どもたちと小豆島ならではの体験をしたり、島内外のイベントに子どもたちと一緒に出掛けたりしています。
小豆島のことももちろん大好きです!

メインスタッフは現在20代~30代2人ですが、卒業生がお手伝いをしてくれたり、地域の方々にも支えていただいたりして、日々活動しています。

0Live学園(オリーブ学園)はどのようなフリースクールですか

「個性を生きるチカラに変える」をテーマに、自然の中で活動する農育・自然体験や、自分でお店を運営する「こどもマルシェ」、様々な食材をいただき命を食べる実感を得る「食育」などのカリキュラムを行っています。

この生きづらい現代社会で、自分自身はどのような生き方をしていくべきか。それを考えるキッカケを、多感な時期の子どもたちにこそ与えたい。そのため、全てのカリキュラムの根幹に、「生きるチカラ」を伸ばす工夫があります。

また、自己理解や自己表現の機会をしっかりと取り、他者とのコミュニケーションを通じて、自分自身が持つ個性や役割を、体験的に学び取れるように配慮しています。

子どもたちはオリーブ学園での様々な活動を通じて、様々な成功と失敗を積み重ねながら、自分に自信を持ち、他者を助ける存在としてのアイデンティティを確立していきます。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

それぞれに小豆島の、そして今の日本全体の教育の在り方に疑問を感じていた私たち。

はじめは2023年2月、島内で、実際に不登校のお子さんを持つお母さんたちや、フリースクールをやりたいと思っている人たちが集まり、お互いに想いをぶつけました。

・地方だと不登校への理解が無く、居場所が無い
・子どもたちに元気が無い、楽しそうじゃない
・子どもたちに豊かな人生を歩んでほしい
・うつや自殺などの悲しいニュースを減らしたい
・もっと各自が持つ素晴らしい個性を生かした世の中にしたい

考えていることはそれぞれ違いましたが、求めている「新しい学校」の条件は、驚くほど一致していました。

それは、
【子どもたち一人ひとりにしっかり目を向け、持っている能力や才能を生かして他者から感謝される豊かな人生を歩めるよう、サポートすること】

そこから、「サードプレイス小豆島」という名前で月2回ほどの話し合いを重ね、理想とする学校のカリキュラムや運営方針などを決めていきました。

そして、同年7月にフリースクール運営のための非営利法人を設立。
9月からプレオープンと称して生徒を預かり、2024年4月から正式にオープンしました。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

小豆島という地域性もあって、オープン当初から多くの地域の方々に応援をしていただくことができました。

いつも畑を利用させていただいているコスモイン有機園さんをはじめ、農家の皆さんには、収穫体験などお手伝いをしながら学ばせていただいています。

その他も小豆島ならではのお醤油・素麺・佃煮・オリーブなど、様々な産業の方に見学などをさせていただいたり、地域の方と一緒に手作り味噌の仕込みを行ったり、、、
時には竹細工などの伝統工芸にもチャレンジさせていただきました。

また、小豆島は離島の中では人口が2万人超と多く、毎週のように、あちこちで様々なイベントが開催されています。
そういった場に子どもたちを参加させてもらえることも、社会の仕組みを知るとてもいい機会になっています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

沢山の思い出があるのですが、中でも2つ、とても素敵な出来事を紹介させていただきます。

1つ目は、オリーブ学園の生徒が、大学に合格したことです。
中学生で起立性調節障害になり、高校には進学したものの対人不安症となり、このまま卒業できるか不安だ、というご相談を最初にいただいていた子でしたが、自然の中での活動や、他の子どもたちや地域の方々との関わりを通して、だんだんと自分らしさを取り戻していきました。
朝も、自分で目標を見つけ出してからは、積極的に動けるようになり、現在はアルバイトも行っています。
合格の知らせをもらったときは、本当にうれしかったです。

2つ目は、島外から短期離島留学を利用してくれている子が、将来は小豆島に住みたい!と言ってくれていることです。
東京在住ですが、自然や体を動かすことが大好き。最初はとっても人見知りでしたが、今では島にも沢山のお友達ができました。
このまま島で住み続けるためには、何をしなければならないか。そういうことも口に出すように。島への愛があふれている様子に、心が温かくなりました。

これからどのような場所にしていきたいですか?

ここ小豆島を、日本の教育を盛り上げ、子どもたちとの幸せな未来をつくる場にしたいと考えています。

小豆島は「日本の縮図」と呼ばれるほど、歴史や文化を持ち、自然も産業もとても豊かで、ユニークな人々が暮らす、唯一無二の島。

そんな日本の原風景のような場所で、子どもたちと「人生にとって本当に大切なことは、何だろう?」と考えたい。
その個性を世の中に必要とされる才能へと変えていきたい。
そうして、子どもたちと保護者の方々を、より幸せな人生へ導きたい。

そのために、今後も様々なチャレンジを行っていきます。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

オリーブ学園に興味を持ってくださり、ありがとうございます!

不登校になるタイミングもキッカケも、100人いれば100通り。
大切なのは「学校に通っている/いない」や「学力が高い/低い」ではなく、「自分らしく学べて、楽しく元気に生きられるかどうか」だと私たちは考えています。

活動は公式HPのほか、InstagramFacebookでもご案内しています。
見学や相談はいつでも無料。年中無休で受付中です。

また、島外からカリキュラムを体験したい、という方向けに「短期離島留学」を随時行っています。短期離島留学専用のInstagramアカウントもございますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。

いつか小豆島でお会いできる日まで、楽しみにお待ちしております。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「0Live学園(オリーブ学園)」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/108778
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