【インタビュー】フリースクール「Free school YADOLI」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は大阪府でフリースクールを開催している「Free school YADOLI」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

フリースクールYADOLIの代表の森下です。

沢山の子どもたちと今まで関わり、笑いあり涙ありでも最後は

笑って送り出す!そして最初は少し年上のサポート役、そして

育って行った子どもたちとは友達になり人生の仲間になりたいと

思っています。

巣立って行った子どもが大人になり、一緒に遊び、一緒にまた相談し合う

関係がとても好きです。

これからも沢山の子どもたちと一緒に人生を楽しめたらいいなと

思っています。

 

 

 

 

Free school YADOLIはどのようなフリースクールですか

Free School YADOLIは動きたくても動けない、動く目的・夢がまだ見えていない子たちへ自分の人生の設計図を一緒に作ることを得意としています。

様々な会社さんへインターンに行ったり、キャンプをしながら生きるための防災訓練をしたり、遊び方を覚えて、人生最高に愉しい!大人になりたい!って思えたりと、やりたいこと、夢、目標を見つけるお手伝い屋さんです。先日はゲーム大会を企画したいという子どもたちの希望があり、企画から開催まで一丸となり他のフリースクールさんで大会を行いました。

そして夢・目標をつけて動き出す子どもたちへのサポートも大得意。

スタッフは医療従事者(女性看護師・男性看護師・理学療法士)から大ベテランの学習のプロフェッショナル、公認心理師も在籍しています。顧問には某有名私立高校元校長先生がいており、日々研鑽しています。

医療で大事なトータルケアサポートを一番の理念とし、保護者の方にもどんどん参加してもらう異色なフリースクールです。

子どもはみんなで育てる!そして親が元気になる!

沢山保護者さんとの交流の場を作り、ご飯食べたり、飲み会を開いたり、

海に行ったりと日々やりたいことだらけを実現しています。

 

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

フリースクールYADOLIを設立しようと思ったきっかけは副代表の河原との出会いです。お互い医療従事者であり、日々患者さんと向き合っている中で、子どもたちへの支援をしたいと意気投合!

副代表の河原は小4から中学3年生まで不登校だったという話の中から、医療知識を持つ僕たちならではの支援ができるのではないかと、夜な夜な打ち合わせという名の会合(笑)を開き、今の部屋を全てDIYで部屋を作り、チラシを作り、沢山の仲間に協力してもらい3ヶ月で形にしました。そこから堺市北区堺区の全ての中学校へ挨拶に回り、色々な形で学校との連携が取れています。今年は受験生も居ます、進路や自分の未来を一緒に考えていけるそんな場所としてこれからも続けていこうと思います。そしてあれよこれよと仲間が集まり医療スタッフを始め、スタッフが五名(内女性スタッフ一名)となりました。

 

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

最初の生徒を迎え入れ、少しずつ仲間が増えてきました。

人それぞれとはよく聞く言葉ですが、まさしくその通り。

フリースクールに来にくい子もいてれば、毎日来る子もいる。

言葉で伝える子もいれば、伝えにくい子もいる。

自分の感情をぶつけやすい子もいれば、ぶつけきれない子もいる。

こちらの思いと反することなどいくらでもある。

そんな時は、いつでも動き出した時に動かせるよう見守ることが大切。

そしてその間にどれだけ親御さんと一緒に共有するかが大切だなと思いました。

もちろん答えはある時もあればない時もあります。

その原因を様々な職種から問診・評価を行い、チームで共有し、最適な支援を行います。

そして僕たち独りよがりではなく、家族と協力できるこのやり方が一番子どもにとっても良いものだと実感しています。

YADOLIは家族との距離がどこよりも近いという自信があります笑

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

ある中学3年生の不登校の男の子が、インターン先の自分の目標とする人物と出会い、こんな大人になりたいと言い始めてから、すぐに勉強や学校へ行くことを考え、進めたことです。

子どもの活力と動き出しは、何より周りの大人の影響がとても大きいということを実感しました!

こんな人になりたい!みたいな目標を持つことが一番動きだしには早い!!という事がわかりました。

子どもたちの夢となる人や目標となる人を見つけるサポートをこれからも続けていきます。

 

これからどのような場所にしていきたいですか?

これからも日本の教育制度に合わない子達のやりたい事を少人数で進めていき、行き場のない子達の受け皿となりたいと思っています。

そして、親の居場所。

親が遊ぶ場所。

親が元気になる場所。

自分の得意を子どもに伝えれる場所。

そんな親子が集い、永遠の友達になれるようにしていきたいと

思っています。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

保護者の方へ

最初はみなさん、ここに来ると沢山の涙が溢れてきます。

相談できない悩みや孤独な心、周りと子どもを比べて、どんどん自分はしんどくなってきます。

そうですよね。自分の子ですもんね。

まずはその心の中を全て吐き出してください。

僕たちは医療従事者で、聞くことは大の得意です。

どれだけでも聞くことができます。

帰りは皆さん、必ず笑って帰られますから、ご安心くださいね。

お母さん、お父さん、お二人が元気でいること、笑っていることが

一番のお子様の望みです。

不安は一つひとつ解決していきましょう。

そのために僕たちは一緒に帆走します。

気持ち楽になりたいと思った方、勉強も不安、進路も不安、

沢山不安がある方は気楽にご連絡をください。

 

 

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「Free school YADOLI」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/66358
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