きらはの日記『小2娘の新たなる居場所』

相変わらず、教室で授業を受ける事ができない娘。

1年生の時と少し違う状況なのに気づいた。

1年生の頃
教室に行けない

2年生の今
給食は食べられるけど、教室内での授業は受けられない

休み時間や給食は教室の中でも過ごせるようになった!担任の先生が変わった事もあるけど、仲のいいお友達と一緒に過ごしたいという気持ちが大きいみたい。

それはそれでいいけれど、勉強が遅れてしまう。休み時間と給食の為だけに学校に行くのも続かない。

このまま、ホームスクーリングにしてしまうか?いやいや、家でやらせるのも気分のムラがあって、やって欲しい時にやらないし、時間を決めてもなかなか集中してやれる環境じゃなかったりでとにかく進まない。

うちは教育センターにも通ってはいるけれど、それが学校に繋がるかと言われればそんな事もない。気分転換になるくらい。

学校以外の居場所も考えたけれど、なかなかないのが現状。少し離れた所にお金をかけて行けばフリースクールもあるだろうけれど、そんな余裕もない。

となると、やはり学校。校内での安心して過ごせる場所を学校側に提案しても結局、形だけの話し合いをして終了。その後は放置ぎみに。

それでもやはり学校が1番通いやすい。

上の子がお世話になっていた支援級の先生に以前から相談していた事もあり、今月話し合いの場を設けてもらえた!

校長先生の了承も得られ、一時的に支援級に受け入れてもらえる事になった!やっとだ!

学校からしてみれば新学期が始まって2ヶ月、娘が学校に来たり来なかったりは仕方ないと考えていたかもしれない。当事者としては1日1日を乗り越えるのがやっとで、この2ヶ月間は長かった!居場所のない2ヶ月間。やっと、娘が安心して過ごせて、娘を受け入れてくれる場所に辿り着いた。

週1で行ければ良かったところ、週3で通えるようになった!しかも、「休み時間だけ」とか、「給食食べて昼休みまで」だったのが、朝から給食までの午前中を過ごせたりもするようになった!今日なんて給食から行って下校班で帰って来てくれた!

安心できる場所があるというだけで、こんなにも変われる!こんなにもできる事が増える!娘自身、「すっきりした!」「楽しかった!」と、自分でできた!と感じていることが嬉しい!
なんでもない事だけれど、それが少しずつ自信に繋がっていくだろうなと思う。

そう思うと、学校に行けない、苦手だと感じている子どもたちが安心して過ごせる居場所作りの大切さを改めて感じずにはいられない。

その子がその子らしく過ごせる居場所。
大人が認めてくれて、失敗を許してくれる、お互いを否定し合わずに過ごせる場所。そんな居場所を必要としている敏感な子どもたち。(HSCとも言われる)

普通級にいる中で、嫌な気持ちになったり、負担に感じたり、自尊心か傷ついたりしてしまう場合がある。そうならないような環境を必要としている子どもたちがいる事をもっと知ってもらいたいな。

そんなんじゃ社会でやっていけない!なんて言われるかもしれないけれど、その子たちの作る社会はとても居心地がいいだろうなと思う。夢の国かよ!と言える社会を作っていけるんじゃないかな笑

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みいただきありがとうございます。
居心地の良さ。自分の存在を認めてもらえているか。そこに居てもいいんだと思えるか。
そう思えるには、気持ちの余裕も必要。

そう思わせてくれる居場所と出会えますように!(うちは、支援級に来年度転籍するかどうかも含めて学校で様子を見てもっているところです。)

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