きらはの日記『気づきを得る 2つのタイプ(うちの場合)』
edit2024.10.03 154
うちは兄弟で不登校を経験して、長男と次男はタイプが違うので、それぞれの対応の仕方や学校とのやり取りさえも違う。
長男は、どん底まで落ちたタイプ。希死念慮を抱えていた時期もある。中学からの不登校というのもあり、できない自分、周りとの兼ね合い、色々とうまくいなかった。
そんな経験をして、外に出るのが怖くなってしまった。部屋に閉じ篭もる日々。ご飯の時間だけは部屋から出てくる。家族との会話もしたくない時期も。
その時期はとことん気持ちも落ちただろうし、そうなるくらい本人なりに色んなことを考えて考えて、それまでの事に向き合う事ができたんだろうな思う。
部屋からほぼでない時期でも毎日話しかけた。
「おはよう。」「ご飯食べる?」「デザート食べない?」「お風呂いーよ。」
話しかける事がいけないことのように感じたし、話しかけたくないなと思ったりもしたけど、それだけはしちゃいけない気がして声を掛け続けた。
繋がっていたかったし、家族の一員だという事を感じて欲しかった。
長男は少しずつ心を開いてくれて、どうにか外に出られるようにもなったし、学校にも週1でプリントを取りに行けるようになった。
ふとした会話の時に、部屋にこもっていた時に考えていた事を話してくれたことがあった。本人なりに気づきを得ていたし、何もしていない中でもちゃんと考えていた。「自分と向き合う時間になった」と言っていた。
無駄なようで、本人にとっては大切な時間だったんだと思えた。良かった。その時間があって本当に良かったなと思った。
その後もメンタルは不安定だったりするけど、今や高校にバイトにゲームに家の手伝いまでしてくれるようになった!
数年掛かったし、辛かったし苦しかったけど、今となれば、その時間は私たち親子にとって大切な時間だったと思える。
次男の場合は、出掛けるのはどちらかというと好きで、夏もプールに行くし、クレーンゲームをしたいが為にショッピングモールにも付いてくる。
テレビも大好き!漫画本もよく読む。YouTubeも大好き!
色んなところから刺激をもらって気づきを得るタイプ。
本当にこの2人を見て、「気づきを得る」という事の大切さはもちろんだけど、その得方が違真逆過ぎて面白い!
じつくりとことん考えて考えてのタイプと外から刺激を受けるタイプ。
自分に合うやり方で、自分を知って、自分らしさを見つけてくれるといいなと思う。
読んでくれた人へのメッセージ
お読みいただきありがとうございます。
タイプが違いすぎる兄弟です。
皆さんのお子さんはどちらかというとどちらですか?
- 7
※ログインするとこの日記をフォローして応援できます