【インタビュー】フリースクール「そらひフリースクール」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は鹿児島県でフリースクールを開催している「そらひフリースクール」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

はじめまして、そらひフリースクール代表の前畑です。

よろしくお願いいたします。

経歴といたしましては、 早稲田大学法学部を卒業後、約20年間家庭教師、塾講師を行い、 フリースクールの講師、不登校生徒の訪問支援の活動にも携わってきました。

そらひフリースクールはどのようなフリースクールですか

小学生から高校生までの、学校に行きづらくなっている生徒さんにとって楽しくもしっかりと勉学に励める、居心地のいい場所となれるよう活動しているフリースクールです。

僕自身、塾の先生でもあるので勉強をしっかりみることを重視しています。
また、勉強をやった後は、アナログやデジタルの遊びをみんなでワイワイもします。

ただ、勉強も遊びも生徒さんの体調やその時の状態をみて、無理をさせないことを心がけています。勉強も、遊ぶ元気があるならしよう、みんなとの交流も、気分が乗らないときは無理することはないよ、という考えでやっています。

また、生徒さんの通う学校へ、生徒さんのフリースクールに通っている様子を報告し、連携を取ることもしております。

民間の組織なので、学校の先生に会いたくないという声も最大限に聞いて僕が間に入ってやりとりをすることも可能です。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

関西でフリースクールの先生をやっていて、大変なこともあるし、難しいことでもあるが、生徒さんが元気になっていく姿をみたり、生徒さんと学んだり遊んだりすることが楽しく、とてもやりがいのある仕事だと感じたので、縁のあった鹿児島で立ち上げようと思いました。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

生徒さんが不登校になった場合に、多くは学校の内部や隣接した場所で過ごすことになると思いますが、そもそも学校自体が苦手などの場合には生徒さんには辛いです。
同級生に会いたくないとか、担任の先生に会いたくないとかがあったりします。

また、場所によるとは思いますが、よく聞く声として、別室などは、自習ベースで学習が難しい、あまり人と話さずに1日が終わるなどを耳にします。

当フリースクールに通う生徒さんが、元気になって勉学に励んでいる姿をみていると、生徒さんの選択肢として当フリースクールが役に立てているなと実感しています。

また、出席を認定していただくために校長先生や先生方とお話させて頂く機会があるのですが、鹿児島の先生方は生徒思いな方が多いなという印象を受けています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

やはり、印象に残るのは生徒さんが明るくなって、ものごとに前向きにチャレンジしていく姿でしょうか。

生徒さんがしっかり勉強し、そのあとみんなで楽しく遊ぶという日々の姿をみるのもそうですが、フリースクール卒業時の、生徒さんが校長先生から卒業証書を受けている姿や、普通科に合格し皆勤賞で高校頑張っている姿など、新しいステージで頑張っている姿をみるのはとても感慨深いです。

これからどのような場所にしていきたいですか?

さらに質を高めて、生徒さんの成長に役立つ組織にしたいです。

具体的には、ボランティアさんや他のスタッフさんの協力を得ながら、みなさんの得意を発揮してもらい、生徒さんの楽しいを増やしていきたいです。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

そらひフリースクールは、生徒さんの気持ちや状態にあわせて、サポートができるよう心がけております。

勉強や、友達をつくる練習などもできるすごしやすい場所でありたいと思っています。

お気軽にお問い合わせください。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「そらひフリースクール」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/15624
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