【インタビュー】フリースクール「学習塾 Paso」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は千葉県でフリースクールを開催している「学習塾 Paso」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

塾長は、長い間、公立の中学校に勤務しておりました。専門教科は国語です。子供たちと過ごした時間は、かけがえのない宝物であり、人生の全てです。

卒業していく子供たちにメッセージを伝える方法として、音楽活動を始めました。教員をしながらの音楽活動は20年を越えます。

定年しても、子どもたちの居場所づくりに携わりたくて、学習塾(フリースクール)を始めました。

学習塾 Pasoはどのようなフリースクールですか

小学生、中学生を対象とした学習塾です。

お子様の学習に関する悩みに寄り添う塾でありたいと思っています。

学習に苦手意識のあるお子様、一人では学習できないお子様、特性をお持ちのお子様、不登校のお子様、お困りのことをどうぞお気軽にご相談ください。

・通塾時間に融通がきくこと。・オンライン授業 ・訪問授業 も可能です。通塾した際には、AIを活用してのe-ラーニングもできます。e-ラーニング教材は、ご自宅での利用も可能です。

Cafe timeもあり、それぞれのペースで過ごすことができる場所です。

月に一度、「親の会(Cafe Paso)」も開催しております。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

塾長が教員になったばかりのころ、「学校は遊園地みたいなところだ」と、教頭先生から教わりました。確かにそうだ!と思い、子どもたちがわくわく・どきどきするような授業内容やイベントをすることばかり考えていました。

ですが、年々、そうはいかなくなりました。あれはダメ、これはダメ、という指示が多くなり、教員である私でさえも息が詰まることがありました。それでも「学校は楽しいところ」にしたくて、様々な工夫をしながら教育活動を続けてきました。

定年前の2年間は、特別支援学級の担任を務めました。その中で気づいたことや考えたことが多くありました。そして、「学校の教育活動では、十分に手が届かないところに視点を向けて、自分にできることをしたいと考え、「学習塾Paso」を立ち上げました。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

「学習塾Paso」の存在を周知することの難しさを感じています。居場所、学ぶ場所を探していらっしゃるお子様や保護者の皆様は少なくないと思いますが、なかなか見つけていただけません。

それでも、通塾してくださるお子様は、少しずつ学習に意欲的になり、自分で計画して進めることができるようになっています。塾の仲間と楽しそうに和気あいあいと学ぶ姿をほほえましく思っています。

また、学校批判の多さにも驚いています。長く学校に勤務していた私にとって、反省を促されます。学校とご家庭の橋渡しができるのが私の仕事であると感じています。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

お子様お一人お一人、悩みや課題は違うと思います。ですが、Pasoで自主的に学ぶ姿、教え合いながら理解していく姿、ブレイクタイムでの笑顔を見ていると、こちらが嬉しくなります。その笑顔を守りたいと思います。

これからどのような場所にしていきたいですか?

Cafeでほっと一息つくように、Cafeで学ぶように、Cafeで友と語らうように、そんな、心を休められるような居場所づくりをしていきたいです。

だだ、学生の本文は「学ぶこと」です。知ること、学ぶことに喜びを感じ、より豊かな自分になるために、いつでも学べる場所でありたいです。それぞれのペースで良いのです。学びたくなったら、Pasoを思い出してください。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

学習塾Pasoは、どんなお子さんもお待ちしております。ぜひ一度ご見学、体験にいらしてください。

また、遠方の方にはオンラインでの対応ができます。遠慮なくお問い合わせください。

お子様にとっても、保護者の皆様にとっても、安らげる場所になるように努めてまいります。

よろしくお願いいたします。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「学習塾 (フリースクール)Paso」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/28812
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