みのじの日記『小1の春を思い出して』

桜が散ると思い出します。
6年前、入学式直後から小学校に行きたくないと言い、行きしぶり、逃げる、暴れるで、私も大きな声を出してましたし、近所からも目立ってしまっていました。
担任は、家に上がり息子を引きずり出すし、お母さんが甘やかしすぎだと言われてました。
朝礼で中庭を移動中だった児童さんがたくさん見ている中、担任は息子に「甘えるな!」と怒怒鳴り、お母さんがいると甘えるので帰ってくれと言われました。息子は殺されると感じましたね。なんでだろ固まって泣くことも怒鳴ることもできず、生きてる心地もしなかったですね。魂の殺人ですよね。
でも朝が来て、身体があって、生きてるんですよね。
学校に行けない息子はダメで、育てた私もダメで、二人ともいなくなっても誰も困らないね。
でも、助けたい、助かりたい、気力もない、声も出ない、死んでるのに生きてる不思議。
もうほっといて欲しいのに、あーだこーだ言う人がいるし、微々たる体力を流されるまま使い、また果てる。

僕の気持ちをわからないお母さんは殺すと言うので、息子が眠るまで、安心できませんでしたね。
私の顔にアザができたとき、息子を殴って「お母さんはもっと痛いんだぞ」って助け舟のつもりかしら、また私に鉾が向くのに、ほんと迷惑な方もいましたね。
アザが見えないように足にしてちょうだいとお願いしました。そしたら、息子がクスッと笑ったんですね。久々の笑顔に私も思わず笑っちゃって、よぉし来いって、足を差し出したら、「ほんとにいいの?」と不安げです。私も言ったからには引いちゃダメだと思ったので「いいよ本気で来い」と言っちゃいました。
1発目、ピコピコハンマーほどの力でした。息子がとても不安な顔をしてたので、「本気って、そんなもん?」と挑発。
2発目、力は入ってたけど、まだまだそんなもんじゃないでしょ!?息子((o(´∀`)o))ワクワク
3発目!強烈なのが入りました!お母さんギブアップ!で息子は大爆笑!

(書いてて気づいたんですけど、こういうのが父性ってやつなんですよね。たぶんね)

それから、息子が暴れることがなくなったわけじゃないけど、一緒に乗り越えて行けそうな気がしたのは確かですね。

中庭で怒鳴られた件は、何年もトラウマで思い出すのもイヤだし、泣いて泣いて整理できなかったのだけど、中1になった息子は、そんな事もあったねぇ。とすっかり思い出になっているようすです。

star今日できたこと♪

よぉ頑張ったね私。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

長くなっちゃいましたが、読んでくれてありがとうございます。

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