きらはの日記『無事に中学卒業』
edit2024.03.24 258
長男が無事に中学を卒業した。
みんなと一緒はやはり気まずいらしく、第二卒業式なるものに出た。
校長室に5人の生徒と保護者。
パイプ椅子まで用意されていて、体育館での卒業式と同じ流れだった。「起立、礼、着席」から始まり、校長先生が一人一人に卒業証書を読み上げくれて手渡された。そして次の言葉で一瞬焦ってしまった。「校歌を1番のみ…(えっ?歌わせるの?えっ?!)お聞き下さい。」(ズコーっとなりそうだったけど、良かった〜と安堵)先生、その間っている?!とツッコミたかった。笑
その後は、各クラスの教室へ行って担任の先生のお言葉をいただき、手紙やら荷物やらを渡され終わりかと思ったら、こちらに向かってくる長男。
お手紙ーーー!涙
もう、ここは堪えられない!涙しかない!
良かったね!頑張ったね!よくここまで耐えてきたね!本当に辛かったと思うし、苦しかっただろうし、もどかしくて、どん底にいる気分だった時期もあった。私も辛くてその姿をそのまま曝け出して、喧嘩もしたし、傷つけるようなこともたくさん言った。だけど、そうしていく中で私の考えもだんだん変わっていき、自己嫌悪に陥りながらも自問自答し、どうしたらいいのかを考えて、長男との関係を良くしていこうと努力した。
長男自身は、家の中で過ごす時間が多かった事もあり、親との対立、兄妹でのいざこざもたくさんあった。
基本的に1人の時間が好きな長男は、食事以外はほぼ部屋に篭り、何もしていないような時間の中で、葛藤し悩み考えて、自分とも向き合ってきた。
そんな長男を見て今思うのは、これから同じような悩みを抱えたとしても、壁にぶつかったとしても、どうにかやっていけるだけの成長を遂げたんだろうなと感じる。
卒業式を終えた帰り「卒業したけど実感ある?」と聞いたら、「ん〜、まぁ。少しスッキリした。」と言っていた。スッキリか。学校行かなくてもいいよと言われようが、どうしたって義務教育の重しは子供にずっしりとのしかかってしまうんだなと改めて思った。
この時間は無駄では無かったし、長男にとって、自分とも向き合い成長する為に必要な時間だったんだろうなと心から思う。私自身も人として成長させてもらえた事に感謝している。貴重な経験をさせてもらったなと思う。とはいえ、本当に大変だったから、この気持ちは今だから思える。あの時はむしろなんなんだよー!と泣いていたので。笑
今日できたこと♪
不登校での葛藤を乗り越え頑張ったー!
読んでくれた人へのメッセージ
お読みいただきありがとうございます。卒業したからと言って生活自体は変わらず。ゲームしております。義務教育というものに押し潰されそうになるけど、大丈夫です!と伝えたいです。学校へ行って指示された事をするだけ、友達に嫌な事をされて我慢しつづけるより、自分の人生をどう生きていくを自分で選んで決めていき、行動する力を身に付くことが大事なんだなと、この経験から学びました。
- 7
※ログインするとこの日記をフォローして応援できます