フリースクールインタビュー企画!
今回は鹿児島県 / オンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「ビーンズポケット初等中等部」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
元公立教員です。
一度教育現場を離れ、事業を立ち上げた後、
改めて「自分は何に人生を使うのか」を考える時間を持ちました。
海外で教育に関わる人々と出会い、
学びに向かう子どもたちの姿を目の当たりにしたことで、
もう一度教育に関わる決意をしました。
その中で出した結論が、
教育行政の外から、現実を動かす教育をつくることです。
ビーンズポケット初等中等部はどのようなフリースクールですか
学校に行かせる場所ではありません。
その子が「どう生きるか」を取り戻す場所です。
不登校の子どもたちは、
「やらない」のではなく「動けない」状態にあることが多いです。
ビーンズポケットでは、
-
無理に何かをさせることはしません
-
ただし、何もしないままにもさせません
という関わり方をしています。
学びたい子には学びを、
表現したい子にはその方法を、
疲れている子には回復の時間を。
そして最終的には、
学びと進路につなげていきます。
多くのフリースクールは安心できる場所で止まりますが、
ビーンズポケットでは
👉 学び
👉 生活
👉 進路
までつなげていきます。
結果として
・進学率100%
・引きこもり状態の継続 0%
となっています。
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
かつて担任した生徒が不登校になったことがきっかけです。
出席認定が可能な学びの場が必要だと感じ、
目の前の子どもを優先して立ち上げました。
また、鹿児島県南九州市では、
通える支援機関が物理的に遠いという課題がありました。
そのため、オンラインでの運営を選択しています。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
義務教育であるにも関わらず、
学びに保護者の負担が発生している現状には強い課題を感じています。
現在、行政との連携や制度面の改善に向けて動いています。
また、民間の支援は増えている一方で、
行政との接続が弱く、必要な人に届いていない現状もあります。
このギャップを埋めることが、今後の重要な課題だと考えています。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
高校入試の問題が読めなかった生徒が、
3か月かけて音読からやり直し、
最終的には過去問題で7割以上を取るまでになりました。
そのときに「数学って楽しい」と言ったのです。
このように、
止まっている状態から動き出し、現実が変わる瞬間に何度も立ち会ってきました。
これからどのような場所にしていきたいですか?
「学校に行けない」という後ろめたさを手放し、
今を肯定できる場所にしていきたいと考えています。
将来的には、
生徒自身が運営に関わるような学びの場も構想しています。
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
すべての子に合う場所ではありません。
ただし、合う場合は、確実に変化していきます。
これまで、
・動けなかった子が動き出し
・生活が整い
・進路が見えていく
という過程を数多く見てきました。
まずは一度、ご相談ください。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
- ◆フリースクール「ビーンズポケット初等中等部」の詳細はこちら
- https://miraitizu.com/freeschool/75622
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