フリースクールインタビュー企画!
今回はオンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「不登校専門オンライン個別指導ティントル」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
はじめまして!
ティントルの代表の中野修也といいます。私はもともと子どもと関わる仕事がしたいと思い、大学では小学校・中学校の免許を取りつつ
自然体験活動のボランティアをしていました
その時は、山梨での活動に携わっていたのですが
子どもたちには「やっち」とかって呼ばれてましたね。
大学卒業後、今の学校現場では対応しきれない問題が
多い中でそのままにされている子たちが、前に進める
お手伝いができればと思い、立ち上げたのがティントルになります。
不登校専門オンライン個別指導ティントルはどのようなフリースクールですか
形式としては、所謂オンライン家庭教師に近いです。
ただし、不登校の子どもたちを預かる中で
勉強だけには終始せず、オンラインでクッキーを作りあったり
一緒にゲームをしたり、興味がある研究について話し合ったり
そこで講師と信頼関係を築き、諦めてた高校や・大学への進学なども
含め将来に向けて
一歩歩き出すことができるようになるお手伝いができる。
そんなサービスだと思います。
フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください
元々は私たちは家庭教師の会社だったのですが
不登校の子たちのお問い合わせが当時からすごく多くあったんです。
おそらく、一対一という特性からだとは思っていたんですが
講師たちが学校で授業を受けていない状態の子たちを
教えることに慣れていないこともあってどうしても追いつくためと駆け足になってしまったり、満足いく指導が全員に受けていただけたかと言うと
そうではなかったんですね。
会社内でもそこで講師育成から、指導体制を整えること
またスタッフの対応力を向上する必要があるとなり
自分が元々力になりたいと思っていた分野だったので
立ち上げに立候補した流れですね。
実際に設立してみてどんなことを感じましたか?
そうですね。
特に再登校を望まない子には再登校を促すような
声掛け・支援はしていないのですが
誰かと関わる中で、自信が付くのか
思いのほか再登校する生徒さんが多いです。
別室登校でも保健室登校でも
学校じゃなくても、英検や一人で小旅行など
少しずつ前に進もうとしている生徒さんを
見ているととてもうれしく思います。
勉強でもなんでも自分が自信も持てたり
ここは頑張れたなと思えるものがあるだけでも
動き出せたりする。そんな姿が見れるのはこのスタッフの特権ですね。
あとそんな姿を見て親御さんも喜んで
安心していただけているように感じます。
運営していて印象に残っていることがあれば教えてください
ここ最近、親御さんと電話で
「急にスケートボードがやりたい」
「急に学校に通い出した」と”急に何かをやりだす”生徒が
続いたことですね。
親御さんとびっくりしながら嬉しい気持ちもあり
お話ししました。
常々感じているのは
私たちスタッフも講師も
生徒に対してはきっかけを作っているに過ぎないな
ということです。
何かを強制したり、頑張ろうと手を引っ張っていくことも
基本しないのですが
そうしなくても、少しのきっかけと応援してくれる人が
いるだけで少しずつ踏み出していけるんだなと思わせてくれます。
これからどのような場所にしていきたいですか?
これまでもこれからも
私たちと関わるときには、安心できホッとするようなスタッフで
ちょっと落ち込んでいる時も自然とくすっと笑ってしまうような
雰囲気を持ち続けて
さらにお子さんごとに対応できる
やりたいことの幅は広げ続けていきたいですね!
また親御さんの横のつながりがないので
そこも作れればいいな~と考えています!
最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!
最後まで目を通していただいて
ありがとうございます!
私も未来地図を実際に見られていた親御さんから
教えてもらったのですが
接し方や学業について悩まれている親御さんも
多くいらっしゃるように感じます。
私たちにできることがあれば
お力になれればともちろん思いますし
私たちと話してみたいなと思って頂ければ
それが一番うれしいなと思います。
それでは今後ともティントルをよろしくお願い致します。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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