かなでの日記
edit2024.11.24 229
木曜日。定時に仕事を終わらせて、地下鉄で3駅のこども相談センターへ。
あれ?ここは2年前に娘と来たところじゃないか。特例校に転校するための面談で。
受付で名前と住所を書く。聞かれたのはそれだけ。
椅子に座ってスマホを眺めていると、「こんにちは」と後ろから声をかけられた。
マスクをした男性が立っている。
「こんにちは」と言い、男性の後をついて行く。男性は時々後ろを振り向きながら、ゆっくり歩く。二人とも無言で階段を上って、たくさんある部屋のひとつに入る。
ソファに向かい合って座る。テーブルにアクリル板が置いてあるけど、低すぎて意味がないように感じる。
男性が「どうされましたか?」と言う。
娘の今までの経緯を話す。
45分があっという間にすぎて、「時間ですね」と言われて終わる。また無言で階段を降り、受付の前でお辞儀をして「ありがとうございました」と言う。男性も軽くお辞儀をする。
次はまた、木曜日の18時。
何を話したかもあまり覚えてないまま、ゆっくり歩いて駅へ向かった。
読んでくれた人へのメッセージ
2年半前から、今までの話を書きます
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