ナミの日記『長女について⑦』

中1の頃は私の精神面もだいぶボロボロでした。もちろん、1番しんどくてつらいのは当の本人であることは分かっています。
けれど、朝ゴミ箱に血のついたティッシュが増えているのを見るたびに、母親失格だと言われてる様な気がして、あれがいけなかったんだ、これがいけなかったんだと過去の子育てを振り返っては自分を責め、挙げ句の果てには、この子は私なんかのところに生まれて来なければもっと幸せに育っていたかもしれない、もっとこの子の良いところや可能性を広げてあげられる環境が他のところにあったかもしれないと、考えてもしょうがない事をずっとぐるぐる考えていました。当時は現実的ではないですが、自分がいなくなったらどうなるだろうかとか、そんな事まで考えました。
またこの頃は、長女の次女に対する嫌悪感が凄く、あからさまに避ける態度を取ったりするようになりました。次女も最初は戸惑っていた様でしたが、悲しいですが無理矢理仲良くさせる事もできず、フォローしながら見守る事しか出来ませんでした。

少しずつ長女の状態を受け入れながら、年が明けます。お正月には家族4人で神社へ行きおみくじを引き、みんなで見せ合いました。そんな小さな事が私にとっては凄く嬉しかったです。

そして春前に、夫の単身赴任が決まりました。

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