きらはの日記『不登校から卒業までの道のり』
edit2024.03.24 314
完全不登校になってからの長男は少しずつ底に沈んでいくような時期があった。
その時、親としてどう話し掛けていいのかすら分からなくて悩んだ。だけど、コミュニケーションは大事にしたかったから、「おはよう。」「体調どう?」「ご飯たべられそう?」他愛もないちょっとした一言だけでも声を掛けるように心掛けた。
そのうち、少しずつ少しずつゲームの話をしてくれるようになった。全然分からなかったけど、「うんうん。そっか。そうなんだ。そんなことできるの?」と長男が話してくれる時はひたすら話を聞いた。そうしてるうちに、本音を言ってくれるようになった。本当に嬉しかった!
ただ、話を聞けばいいのではなくて、心から向き合おうとした事が伝わったからこそ、本音を話しても大丈夫と思ってくれたんだと思う。
私が長男に感情をぶつけてしまった時、「あなたの事を大事に思ってる。大好きだし大事だからこそ、こうやって言ってしまう事も分かって欲しい。」と、本音を話した事があった。その話を聞いて「分かってる」と言われた時は、本当に成長を感じたし、"子どもだから"ではなく、"人と人"として接する事が必要だったんだなと気付かされた。
長男は小さい頃から我慢をしてきて、本音を言えずにきたところがあるから、自分の気持ちを押し殺さなくてもいいんだと、思った事を伝えても大丈夫なんだと、我慢せずに人に伝えても大丈夫なんだということを知って欲しかった。
どんなにわがままだろうが受け入れられる時は受け入れた。イライラする事もあったけど、長男にとっては必要な事だったし、私自身、自分の気持ちを大事にする事の大切さを教えてもらったなと思う。
"育て直し"なんていう言葉もあるけど、それができたんだなと思うと、この時間は私たち親子にとって大切な時間だったなと思う。
今日できたこと♪
たくさんの気づきを得られた!
読んでくれた人へのメッセージ
お読みいただきありがとうございます。
今さらと思う事もあるだろうけど、気づいた今だからこそできるだろうし、向き合える準備ができたからこそ気づけたんだと思うと、やる価値ありかなと思います!
辛い時期はあるけど、私たちが乗り越えられたしたくさんの先輩がいるので、きっと乗り越えられます!私もまだまだですが、自分の事、皆さんのこと、応援しています⭐︎
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