きらはの日記『行く行く詐欺と心のエネルギー不足』

"行く行く詐欺"ー行くと言ったのに行かない。行くと言ったのに来ない。

不登校だと学校。
他にも、習い事や友達の誘いなど。

不登校の子だけでなく、世の中に色んな"行く行く詐欺"がある。

だけど、不登校の子に対してのこの言葉は、最近、腑に落ちない。

不登校の場合

行く行く詐欺❌
 
心のエネルギー不足⭕️

と捉える方が正解だと思うし、言葉での印象ってすごいあるな!と思って、詐欺って…。

うちの中3長男もよくそうなる。

買い物行こう→行く→時間になって声を掛ける→やっぱり行かない

数日前からの約束でも、その時の気分で断られる事がよくある。

理由を聞けば「そこが嫌なんだね。」と思うこともあるけど、本音は「そんなこと気にしなくても…」と思う事も。

だけど、本人は最初は行こうと思った。だけど、色々考えてしまって、行きたくないに変わった。不登校の子だからではなく、そこは思春期という事も考慮して、より本人の気持ちを尊重するようにしている。たまに一緒に出掛けたくてすぐには引き下がらない時もあるけど。笑

子どもたちからすると、詐欺なんて言われてしまって、まったもんじゃないだろうな。

とはいえ、私も不登校、行き渋りをを受け入れられるまでは「また行く行く詐欺か…」なんて思ってた時期もある。(ごめんね。)

本人たちは「行かなきゃ」でも「行けない」の狭間で葛藤する日々。辛い。苦しい。どうしたら…。助けて!誰か助けて!と叫びたい思いも我慢して部屋に閉じこもる。

長男もそんな時期があったなぁ。

こっちがもう「行かなくてもいいよ」と言っても、本人の中での葛藤は続いていた。真面目だからこその苦しみも。

親側からの視点でみると"行く行く詐欺"

子どもからの視点だと"無気力"(エネルギー不足)

不登校を受け入れることに時間がかかった。 ただただ焦って冷静に考えられなくなっていた。子ども側の気持ちを理解できずにひたすら「分からない」「なんで?!」と思っていた。

行き渋り、不登校の共通している事として私が思うのは、「子どもたちは限界まで頑張った!」という事。色んな事に自分なりに対応しようとしたはずだし、うまく逃げようともしたはず。それがうまくいかなかったり、どうにもならなくて限界を迎えたんだと思う。そう思ったら、無理して学校に行く必要もないか!少し休すませてあげよう。と思えるようになった。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

長文ですが、お読みいただきありがとうございます。子供と共に苦しみ葛藤してきました。まだまただ壁はありますが、一つずつに向き合って、時にスルーしながらやっていこうと思います。

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