きらはの日記『行く行く詐欺と心のエネルギー不足』
edit2024.01.22 427
"行く行く詐欺"ー行くと言ったのに行かない。行くと言ったのに来ない。
不登校だと学校。
他にも、習い事や友達の誘いなど。
不登校の子だけでなく、世の中に色んな"行く行く詐欺"がある。
だけど、不登校の子に対してのこの言葉は、最近、腑に落ちない。
不登校の場合
行く行く詐欺❌
心のエネルギー不足⭕️
と捉える方が正解だと思うし、言葉での印象ってすごいあるな!と思って、詐欺って…。
うちの中3長男もよくそうなる。
買い物行こう→行く→時間になって声を掛ける→やっぱり行かない
数日前からの約束でも、その時の気分で断られる事がよくある。
理由を聞けば「そこが嫌なんだね。」と思うこともあるけど、本音は「そんなこと気にしなくても…」と思う事も。
だけど、本人は最初は行こうと思った。だけど、色々考えてしまって、行きたくないに変わった。不登校の子だからではなく、そこは思春期という事も考慮して、より本人の気持ちを尊重するようにしている。たまに一緒に出掛けたくてすぐには引き下がらない時もあるけど。笑
子どもたちからすると、詐欺なんて言われてしまって、まったもんじゃないだろうな。
とはいえ、私も不登校、行き渋りをを受け入れられるまでは「また行く行く詐欺か…」なんて思ってた時期もある。(ごめんね。)
本人たちは「行かなきゃ」でも「行けない」の狭間で葛藤する日々。辛い。苦しい。どうしたら…。助けて!誰か助けて!と叫びたい思いも我慢して部屋に閉じこもる。
長男もそんな時期があったなぁ。
こっちがもう「行かなくてもいいよ」と言っても、本人の中での葛藤は続いていた。真面目だからこその苦しみも。
親側からの視点でみると"行く行く詐欺"
子どもからの視点だと"無気力"(エネルギー不足)
不登校を受け入れることに時間がかかった。 ただただ焦って冷静に考えられなくなっていた。子ども側の気持ちを理解できずにひたすら「分からない」「なんで?!」と思っていた。
行き渋り、不登校の共通している事として私が思うのは、「子どもたちは限界まで頑張った!」という事。色んな事に自分なりに対応しようとしたはずだし、うまく逃げようともしたはず。それがうまくいかなかったり、どうにもならなくて限界を迎えたんだと思う。そう思ったら、無理して学校に行く必要もないか!少し休すませてあげよう。と思えるようになった。
読んでくれた人へのメッセージ
長文ですが、お読みいただきありがとうございます。子供と共に苦しみ葛藤してきました。まだまただ壁はありますが、一つずつに向き合って、時にスルーしながらやっていこうと思います。
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