momocaの日記『本人の意思』
edit2026.04.04
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高校入学時に提出する調査書の記入をした。
性格の長所や短所、さらには「発達障害の有無」や「学校に伝えておきたい事」という項目があった。
これまでは私が考えて、本人には伝えずに記入してきた。
というのも、中学入学時は本人が支援を一切拒否していたから、水面下で私が動き、本人にわからないように配慮をお願いしていたのだ。
その甲斐あってかないかは不明だが、3年生の受験直前まではなんとか継続登校できた。結果的に見ると配慮を受けてよかったと思う。
でも…
高校生になって、いよいよ社会に出る時が近づいてきた。あと3年で成人。いつまでも私が水面下でサポートし続けるわけにいかない。だからこれからは、本人と話し合っていこう、最終的に本人に決断させようと決めた。
自分の性格の長所はどこだと思う? 私はここだと思うけど…とか、本人が思う短所を言い方を変えると長所にもなるよね…仕事の面接の時はこんな感じでいうと印象いいよね、なるほど〜とか言いながら、実生活でどう使うかなどを軽い感じで話し合えた。
今まではこの手の話をしようとすると拒否して自分の部屋に行ってしまう感じだったけど、普通に話せるようになった。この変化はなんなのかな?…成長という事なのか?
そして本題の「学校に伝えておきたい事」。
ウチの子は「場面緘黙症」と診断されている。簡単に言うと、家では普通に話せるけど、外に出ると話せなくなるという症状。緊張や不安からくるものらしい。
中学生活の中でだいぶ改善されたようだが、実際のところは私は直接見ていないので良くわからない。
黙ってしまうので、反抗的とかやる気がないと思われて、叱られたり時には強く叱責されてしまう。
人の輪に入れないし、授業でペアを組んだりもできない。友達もできない。わからないことがあっても聞けない…と、学校では困り事が多いのだ。
それを踏まえた上で、学校に伝えた方が過ごしやすくなるのでは?と提案したが、「必要ない」と言う。
「話せなかったんじゃない、話したくなかった」と初めて自分の気持ちを教えてくれた。
これが本当なのかはわからないけど、こういう話ができるようになった事が私的にはすごく嬉しかった。
自分の気持ちを表に出さない子だから、だから想像して先回りしてしまう事も多かった。
結局、本人の意思を尊重して、今回の調査書では記入しないことにした。ただ、困った事があったら相談してね、その時考えようと伝えた。
これが吉と出るかどうか…良くてもそうでなくても、学びと経験はあるかなと思う。
巣立ちに向けての第一歩になるといいな。
読んでくれた人へのメッセージ
つい長文になってしまい…
読んでくださって、ありがとうございます。
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