【インタビュー】フリースクール「不登校が希望に変わる🌈オンライン小中一貫校「NIJINアカデミー」#ニジンアカデミー #ニジアカ」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回はオンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「不登校が希望に変わる🌈オンライン小中一貫校「NIJINアカデミー」#ニジンアカデミー #ニジアカ」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

◆簡単プロフィール

〇星野達郎(ほしのたつろう)
〇ニックネーム タツロー
〇教育起業家 / 株式会社NIJIN 代表取締役
〇好きな言葉はHAPPY
〇妻、息子2人の4人家族

◆現在の職業について

私の仕事は、全国の学校をHAPPYにすることです。
きっかけは小学校で教師をしていた中で、自分を出せない子どもにたくさん出会ったことでした。

「学校がつまらない、行きたくない」

本来は明るくHAPPYな子どもたちが、俯き、暗い顔で過ごしていることが許せなくて、どうしたらいいのか、自分に何かできないだろうかと考えて、2022年4月に起業しました。

◆自分といえば!?

高校時代は駅伝部マネージャーとして全国高校駅伝に出場しました。普通の県立高校としては当時快挙で、仲間と本音でぶつかりながら駆け抜けた青春でもありました。チームで何かを成し遂げる喜びに、この時気付いたのかなあと思います。

大学時代は添乗員を3年半やりました。クレームばかりだった初期(18歳)から、3年後には国内トップクラスの評価をもらえるまでになりました。

全国47都道府県をまわりましたが、どこにいっても人があたたかくて日本は本当にいい国だと思いました。知らない世界を知ることが楽しかったですし、今でも付き合いのある社長や社員さんと出会い、大人っておもしろいと思いました。

卒業後はJICA海外協力隊としてグアテマラに行きました。現地では算数研修会を開催したり、授業研究という教師が学び合うシステムを導入したりしていました。異国で過ごした2年間と、現地で出会ったアミーゴたちは今となっては宝物になっています。

帰国後はご縁もあり、青森県八戸市で教員になりました。人生初の雪かきに苦しみながら、先輩に恵まれ、楽しい7年間でした。先生をしながら地元の老舗旅館「新むつ旅館」をボランティアしたり、異年齢のあそび場「星のあそび塾」を運営したりと、ローカルで楽しみまくっていました。

不登校が希望に変わる🌈オンライン小中一貫校「NIJINアカデミー」#ニジンアカデミー #ニジアカはどのようなフリースクールですか

「NIJINアカデミー」は、学校に代わる学びの選択肢です。

NIJINアカデミーでは、学校が合わず、学ぶ機会を奪われている子どもに日本トップレベルの教師による授業を届け、「学ぶ楽しさ」を提供します。学校では出会えなかった友達や信頼できる大人、多様な生き方と自分の可能性に出会う機会を創り、「生きる喜び」を提供します。

設立から7カ月がたって、約120名の小中学生がともに学んでいます。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

文科省によると2021年度の不登校児童生徒数は24万4940人。
9年連続で過去最多を更新し続けています。

学校に行かないといけない。
学校に行けなくなってしまった自分は劣等生。
悲しいことに(そんなことあっていいはずがないのに…)、約半数の子どもが、学校に行けない自分を責めていることが文科省の調査から分かっています。

不登校はいけないことでしょうか。
不登校の何が問題なのでしょうか。

私たちは、不登校は誰のせいでもないと考えます。
不登校の本質的な問題は、学校に行けなくなった途端に、教育の質を約束できない仕組みにあるのです。

だから私たちは、学校に代わる学びの選択肢を創ることにしました。
それが、「NIJINアカデミー」です。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

開校して7か月で生徒数120名。だいぶ大きくなりました。全国津々浦々から通ってくれています。

子どもたちも友達ができて、人間関係ができてきています。

不登校になった当初は部屋から出られない、人と会う事さえ怖い、そんな状態にあった子たちもいます。

そんな子たちが「ここなら自分を出してもいいんだ」と思ってくれて、とてもハッピーな学校になってきていると感じます。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

印象に残っているシーンは本当にたくさんありますが、開校して数か月経った頃、子ども達がSlackでおはようとあいさつをしたり、バーチャル校舎で遊ぼー!という声かけがあったりする様子を見て、自分が子どもの頃の「公園」を思い出しました。

そこに行けば誰かいる。呼びかけたら誰かが来てくれる。そういう安心感に救われていたなと。

子どもたちにとって学校というだけではなく、街や公園の役割にもなってきているなということを感じて嬉しく思いました。

これからどのような場所にしていきたいですか?

目指すのは、ニジアカで育った子供たちが、「学校どこ?」と聞かれた時に「僕は/私はニジアカ出身!」と誇らしく言える学校です。そのために

◆ メタバース上に日本一の小中学校を作る

ひとつはメタバース上に日本一の小中学校を作ります。全校生徒3万人規模の小中学校にして、ここに来ればなんでもできる!ワクワクする!と思える場所にします。

ニジアカではトップ教師による授業を受けることができますが、さらに日本のトップ教師に参加してもらいたいと思っています。すでにソフトバンクやテレビ局などの企業で社会科見学や職業体験をさせていただいてますが、100を超える企業との連携を目指し、教科学習以外の点でも一流の教育を受けられる場所にします。

◆ 二つ目はオフライン体験の充実です。

所属する生徒たちの多くが、自己肯定感を回復させて「外に出たい」と言っています。外に出て学びたい。でも学校には行きたくない。だからオフラインの学び場を作りたいと思っています。

ここも行政や企業と連携していきます。学校という閉じられた空間だけではなく、地域や企業の特性を生かした探求学習の場を作っていきます。すでに行っている職業体験や社会科見学のほかに、農業体験や海外ツアーなどもいいですよね。リアル教室も拡充していく予定です。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

学校は行けるに越したことはない。
元教師として、私も心からそう思います。

しかし、これだけの子どもたちが学校に行かないという現実に向き合った時に、じゃあその子たちがどうしたらハッピーにいられるのか、ハッピーに生きたいと思えるようになるのか、その答えが「家でも学校と同じくらい豊かに学び、人と繋がることができるオンラインスクールを創ること」でした。

今、全ての子供が同じ場所で同じことを同じように学ぶ必要はありません。
不登校の原因は人ではなく、仕組みにあるのです。

私たちは、既存学校に代わる新しい学び場を創り、子供一人ひとりが自分に合う教育方法で学べる未来を創ります。

そして、”不登校”という言葉をこの世から無くします。

Be HAPPY, Do HAPPY を体現するNIJINアカデミーの世界を是非のぞきに来てください!

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「不登校が希望に変わる🌈オンライン小中一貫校 NIJINアカデミー(リアル教室も続々開校中!)」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/83261
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