陽の日記『不登校になる前は・・・』
edit2023.08.30 373
次男が不登校になる前、学校に行きにくくなってるママ友の子供がいた。
直属の上司のお子さんは、不登校真っ最中だった。
あの時、わたしが良かれと思って言ったことは、今思うと彼らを傷つける言葉だったことを、次男が不登校になってから知った。
「行かなくってどうするの?」「甘やかしてるだけでしょ」、そんな言葉にも傷つくけれど、「無理していかなくていいんじゃない?」「うちもそういうところあるよ」「元気で生きてたらいいやん」と、親切心から、わたしを元気付けようとしてくれている言葉たちにも、地道に傷つくことがあった。
そうして傷つくたびに、わたしが今まで発していた言葉が、あの人を傷つけていたんだろうなって気持ちになって、チクリチクリと心に刺さる。
不登校だけじゃない。きっと他にも、そして今でも、そんなつもりではなく言った言葉が、相手を傷つけているかもしれん。
わたしの恩師は「無知は罪」だと、ばっさり切り捨てる。本当にそうだと思った。
過去を変えることはできないし、誰かを傷つけるのを恐れて、なにも発しなくなることもできない。もちろん、故意に傷つけようとするのは問題外ってことで。
せめて今の自分にできることは、これから同じように、良かれと思ってわたしの心を刺していく人を、許していくことかなってふと思った時に、過去の自分の発言も、少しずつ自分で許していけるような気がした。
そして改めて、きっと「余計なお世話」だったわたしに対して、「ありがとう」と感謝を伝えてくれた人たちの器の広さに、こちらこそと本当に感謝したいなと思った。
ということで、見逃したあさイチの不登校特集を今から見ようかな。
今日できたこと♪
ふっと思ったことを忘れずに書いた。
読んでくれた人へのメッセージ
人の善意を断ることって、一番しんどいですよね。
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