新しく未来地図のスタッフに加わった「smile」さんにお話を聞いてみました。
Q1.自己紹介をお願いします。
20歳長女、17歳長男、15歳次男の3人の母です。
末っ子次男が小6の夏に起立性調節障害と診断され、おうち生活が始まりました。
長女は5年前から親元を離れて進学し、現在大学3年生。
長男はこの春から、社会人1年生。次男は、昼間定時制高校の1年生。
個性豊かな我が子達から『みんな違ってみんないい』ということを教わり、このタイトルでブログを書いています。
Q2.お子さんが学校に行かなくなった「きっかけ」があれば教えてください。
1人の子からのいじめがきっかけでした。
クラスも少年団も同じで、クラス変えのない小さな学校のため、
逃げ場がなかったのに『負けずに頑張れ』と叱咤激励する非情な母でした。
もともと繊細さんで、色々気がつく頑張りやさんなので、
あの頃はエネルギーが完全に枯渇してしまったんだろうなと今ならわかります。
Q3.学校に行きたくないと言われた時、どう思いましたか?
次男の気持ちを受け止める前に、とにかく『どうしたら学校に行けるのか』ばかりを考えていました。
不登校という現実を信じられず、毎朝『夢ならいいのに』と思っていました。
このまま学校にずっと行けなかったら、勉強も遅れるし、この子の未来はお先真っ暗だ。そう思って、ものすごく落ち込んでいました。
買い物に行くのもイヤで、人にも会いたくありませんでした。
Q4.当時、困ったことは、ありましたか?
身体を動かす事のない次男の未来は、どうなるのか…困りました。
圧倒的少数派になってしまった…という焦りもありました。
『親が悪いからだ』と、思われてしまうのも怖かったです。
人からどう思われているのかも気になってしまい、辛かったです。
当時の私が困っていた事は、ほとんどが『他者からどう見られるのか』という他人軸な視点でした。
Q5.どんな風に自分の気持ちが変化していきましたか?
同じクラスの不登校ママ達と集まって話していくうちに『1人じゃない』と思えたのは大きかったです。
同じ様に親の会を設立して、メンバーと様々な活動をする中で、どんどん視野が広まりました。
そして、何といってもブログやオンライン活動で出会った皆さんとの交流で、視点が変わり私自身が生きやすくなっていきました。
学ぶ事も楽しくて、様々な講座や通信制大学での心理学など、今もコツコツと続けています。
人を変える事は出来ないけれど、自分はいつからでも変われる✨そう思っています❤
Q6.未来地図を知ったきっかけは?
確か、まひろさんのブログを読んで知りました。
それから、スタッフの皆さんのブログも読みはじめました。
(前身のRiz時代から、不登校の教科書やコラムは読んでいました。)
興味はあったけど、miraicafeに参加したのは、確か1周年を過ぎてからでした。
初めての参加は勇気がいるし、タイミングって重要だと思っています。
Q7.未来地図スタッフをやりたいと思ったのは、どうしてですか?
次男の不登校が解決したら、私も同じ様に苦しむ親御さんのサポートがしたいなとは、早い段階から思っていました。
でもある日、『不登校の解決』ってなんぞや?と疑問に思いました。
不登校は『学校に行ってない』状態なだけで、
行けばそれで解決なのか?
と思った時に、今がすでに幸せならば、
未来地図のスタッフになってもいいんじゃないかなって、発想の転換が起こりました♪
一期一会の出会いで、人生が大きく変わることもある✨
私自身がそんな体験をしたので、未来地図のスタッフになりたいなと思いました💞
Q8.あの頃の自分に伝えたいことありますか?
夜も眠れず、ご飯も食べられず、毎日泣いていたあの頃の私…。
次男の不登校がなかなか受け入れられず、しんどかったよね。
でも、あの大きな出来事があったから、カチカチ頭なsmile母さんの世界が変わっていったんだよね。
流した涙の分だけ、たくさんのステキな出会いもあったし、
生きづらかった人生がとってもラクになっていくからね。
だから、これからも絶対大丈夫だよ😊👍
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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