『心の安全基地』親子関係に迷ったら

「家庭の役割」って何?
 というタイトルで、先日のメルマガに
私が 思うことをつぶやいてみました。
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家庭はやっぱり
「リラックスする場所」
「安心できる場所」
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あらためて そう思えたのは
やはり不登校の親を経験したからでした。
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このコラムでは、少し似てるけど
また少し違う視点から
書いてみようと思います^^
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「心の安全基地」

『安全基地』って知ってますか?
安全基地とは、アメリカ合衆国の心理学者であるメアリー・エインスワースが1982年に提唱した人間の愛着行動に関する概念である。子供は親との信頼関係によって育まれる『心の安全基地』の存在によって外の世界を探索でき、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信することで帰還することができる。
帰る場所があるから
外の世界を楽しめる、頑張れる。
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納得しますね^^
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生まれたばかりの赤ちゃんは
母のぬくもりで安心感を得ます
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泣いたら来てくれる
困ったら助けてくれる
何もできない自分に微笑みかけてくれる
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絶対的な安心感に包まれることで
自分の存在価値を知る
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こうやって『心の安全基地』を作っていくのかもしれません。
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愛着形成ですね
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その記憶や感覚が心にあるだけで
それを支えに
人は生きていける…とも言われています。

愛情が足りなかったの?

我が子が不登校になったとき
私の愛情のかけ方が間違えていたんじゃないか…
この子は私からの愛情を感じずに育ってしまったんじゃないか…
そんなことまで考えました。
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私は、ほぼワンオペで余裕のない子育てをしてきました。
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一生懸命だったけど、間違いだらけだったのかもしれない…
子育てなんて自分には無理だったのかもしれない…
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「学校に行かない」たったそれだけの理由で自分の子育てを否定してしまう
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「不登校」は これまで頑張ってきた自分の子育てを全て否定し自分を責める材料になりました。。
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過去を振り返って 自分を責め
未来を想像して悲観し
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本当に 気持ちはどん底でした。。
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「今」できることは?

過去を悔やんでも仕方ない

振り返って後悔しないように

「今」できることは なんだろう?

そう考えると…

やはり「愛情」を伝え続けること なんだと気づけたんですね。

(だってそれが足りないと思ってたから)

 

「不登校期間は親子関係の再構築期間」

我が子が不登校中は、ずっとそう思っていました。

今、思うと『心の安全基地』を 作っていたんだと思います。

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「不登校」は簡単に自分を責める材料にもなったけれど、「不登校」により、さらに強固な『安全基地』も作れていました。

(家族の絆は強くなったと思っています^^)

最悪だと思っていた出来事も

過ぎてみれば、大切な気づきのきっかけ。

『心の安全基地』はいつからでも 再築できることを実感しました。

行ったり来たりしながら強まる絆

少し動いては立ち止まり家に籠る、そしてまた動き出す

それは、きっと「安全基地」で休憩してるだけ。

不安で母親にしがみつくことも

赤ちゃん返りを繰り返すことも

「安全基地」を再確認してるんだと思います。

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母親じゃなくても、愛情を送れる人がいたら「愛着」と同じような効果になる

子どもを可愛いと思い、子どもの世話をすることに喜びを感じていれば、子どもの心は育つ

先日、たまたま目にした記事で読みました→

愛着形成は
今からでも いつからでも 大丈夫。
誰からの愛でも大丈夫^^
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もし、あの頃の私と同じように

自分を責めてるお母さんがいるのだとしたら

あなたの子育ては何も間違ってないことを伝えたい^^

まだまだ子育て途中。親も子も成長中です。

日々、精一杯、頑張ってる自分に

誇りを持ち、堂々と胸を張って生きよう

過ぎてしまえば、結果オーライ♪ になる☺️

Kun

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