どんな会なの?
2001年設立の10代から40代の不登校、ひきこもりの子を持っていた経験ある親たちが立ち上げた当事者およびその家族を支援するボランティアの会です。
私達の活動は、親の勉強会が活動の中心になっています。
「子は親の鏡である。親が変われば子が変わる」という経験則から、まずは「親子の信頼関係回復が最も大事であること」を親の勉強会を通して知っていただきます。
当事者への直接間接アプローチだけでなく、家族をもカウンセリングしていこうとする心理学でいうところのシステムズアプローチによる解決方法です。
とくに、他の会と異なるのは、東京都が推奨しているオープンダイアローグ的な手法を20年以上も前から実践していることです。これで多くの若者が社会復帰を果たしました。
勉強会の参加者は、相談者家族はもとより、元当事者とその家族、公認心理師、不登校・ひきこもり支援の専門家、薬剤師、医師、法律関係者、大学教授、上場企業役員などなど様々です。それぞれの知見を惜しみなく出し合って、より具体的な解決方法を模索していきます。
もちろん、子を強制的に就労・就学支援をさせるようなことはしません。まずは子を安心、安全な環境(あえて不登校・ひきこもりを受け入れる)においてあげる、家を安全な場所にすること、そして親が変わることで生まれてくる自主性の芽生えを待ちます。
その間に親はジッと待っているのではなく、しっかりと勉強会で学んでいきます。
また、日々の悩み事などは、専門家と連絡を取り合ってアドバイスを受けながら解消して行きチャンスを待ちます。
次の段階として、勉強会での状況報告から、その回復に向け芽生えた時の微妙な兆候を見逃さずに、親以外の第三者が当事者の子に接触する、間接的、直接的アプローチを無理のないように始めています。
そして、徐々に社会に適応していけるように、自然活動などの遊びも取り入れながら、他者との良質なコミュニケーションを身につけてもらいます。
参加者は東京および近隣の方々が多いですが、遠方から新幹線で勉強会に通われる方もいらっしゃいます(長野県原村に当会の支部があります)。
基本は直接参加が望ましいのですが、遠方、お仕事、介護、等の事情によりZOOMでの参加を認めています。
また、当事者向けに居場所(はじめる一歩の会)を新宿区の高田馬場にて毎月第二、第四水曜日の16時から18時まで開いています。
現在は直接参加のみですが、将来的にはICTを利用した居場所づくりを始めたいと持っています。
・2022年、内閣官房の孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム会員になりました。
・2023年12月9日に斎藤環筑波大教授の講演会を実施する予定です。
主催者情報
『会長:岩崎 雨人』
費用
3000円/回
(月1回開催。1クール6回としていますが、お試し入会制度もあります)
イベント概要
名称 | NPO法人 First Step |
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開催日時 | 毎月第2日曜日 13:00~17:00 |
開催場所 | 東京都豊島区高田3丁目14番29号 KDX高田馬場ビル3階 学研・首都圏中央教務センター内 大会議室 |
HP | https://1st-step.tokyo/ |
電話番号 | 07065764633 |
メールアドレス | 1st.step.toiawase@gmail.com |
設立日 | 2001年6月 |