【インタビュー】フリースクール「学び舎とまり木」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は兵庫県 / オンライン(Zoom等)でフリースクールを開催している「学び舎とまり木」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

はじめまして😊

学び舎とまり木の和泉直美です。

・姫路西高等学校卒業

・鳴門教育大学卒業

・兵庫教育大学大学院修了

その後、小学校教諭になり、担任としてたくさんの子どもたちと関わってきました。教えること、子どもたちと話をすることはとても楽しくやりがいのある仕事でした。が、集団の中で学ぶのが難しい子、指示が通りにくい子などに出会い、「もっと個別にじっくり教えたい」という希望を持つようになりました。

退職をし、非常勤講師を経て【フリースクール学び舎とまり木】をスタート‼️今は不登校の子が学び直したいところから、じっくり教えています。

また、合わせて、親御さんの子育て相談もしております。

そして、私自身は3人の子どもたちの母です。自我の強い長女、天真爛漫の次女、まだまだ可愛い長男です。子どもたちに色々教えてもらいながら、自分を鍛えられている途中です。

よろしくお願いいたします。

学び舎とまり木はどのようなフリースクールですか

学び舎とまり木は、不登校の小中学生を対象にした少人数の学習支援施設であり、居場所です。無学年方式であり、お子様が学び直したいところから、教科書やドリルを用いて学習していきます。社会で生きていくために最低必要な基礎学力を着実につけていくことができるよう学んでいきます。教科や進度については、お子様や保護者様とよく相談して決めていきます。

また、先生や赤ちゃん(長男)とまずはコミュニケーションをとったり、数人の友だちと一緒の環境で過ごしたり関わりを少しずつ持つことで、最低限のコミュニケーション能力も養っていきたいと考えます。「家から出るのが難しい」というお子様には、オンラインの学習支援も行っております。

合わせて、お母様の子育て相談も承っております。「この子はどうして学校に行かないのか」という悩みや「この子はとても育てにくい」という相談まで、様々なお母様の気持ちを、とまり木で聞いております。

その際、統計学を用いて、お子様がどこでしんどさを感じやすいのか、どんな特性があるのかなどもお伝えしながら、話を進めていきます。お子様が生まれ持った特性や才能をお母様が知ることで、お母様自身が生きやすくなり、それが子どもの安心感に繋がると思っております。ご自宅でお気軽に受けていただけるオンライン相談も受け付けております。

教室は、手柄教室、西飾磨教室がございます。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

私は子どもの頃、学校へ行きたくありませんでした。休み時間を告げるチャイムの音が嫌いでした。特別いじめられていたわけではありません。でも、友だち作りを上手くできず、1人でいることもあったし、無理やり自分をつくって友だちの輪の中に入ろうとしたこともありました。だから、毎日とてもしんどかったなと思います。それでも、母親に「学校へ行きたくない」と言えませんでした。母を困らせると思ったから。

私には姉がいますが、姉は学校へ行く前日の夜、布団の中でよく震えていました。姉も学校へ行きたくなかったのです。手を握ると、とても冷たかったとを覚えています。姉は母に「学校へ行きたくない」と言い、布団から出てこなかったことがあります。

そんな子ども時代を過ごしたので、「不登校」というものが何だかとても身近にあったように思います。いつしか、「学校へ行けない子たちに何かしたい」と思うようになりました。

私はその後小学校教諭になり、沢山の子どもたちと関わりました。そんな中、個別に支援を必要とする子の担任をし、担任として十分に関わることができないことにもどかしさを感じていました。

そして、その後退職し、「不登校の子にじっくり勉強を教えたい」という思いの元、フリースクールを設立することにしました。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

お子様やお母様と面談という形でまずお話をするんですが、不登校になった背景は本当に様々だということを感じました。学校でのあるきっかけにより行けなくなったということもありますが、それ以前にお家の中で抱えている問題があったり。本当に「不登校」と一括りになんてできないなと感じます。だからこそ、お子様やお母様一人ひとりに寄り添った言葉がけが、私も必要だなと感じています。

また、お母様から「とまり木に行って、字を丁寧に書こうという気持ちを持つことができるようになった」という報告を聞いたりすると、お子様の成長を感じられてとても嬉しく思います。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

毎週通って、算数の学習でわり算の筆算を何度も解いている子がいました。最初はどうやって筆算を解いていくのか分からず、何回しても間違えて苦戦していました。でも、こつこつ問題を解いていくうちに、最後には先生に教えてもらわなくても自分で解くことができるようになりました。そのとき、その子が「わり算の筆算、できるようになった!」と、とても誇らしげに教えてくれたんです。何気ない一言かもしれません。それでも、その子が毎週頑張っている姿を見ていた私は、その言葉がとても嬉しかったし印象に残っています。今はタブレットなど使えば何でもできる時代ですが、こうやって自分が積み重ねたものが結果になる経験は、本人の揺るがない自信となるなと、大げさかもしれませんが思っています。

これからどのような場所にしていきたいですか?

「学校へ行きたくない」「学校へ行きづらい」「学校へ行けない」色んな子どもたちがいると思います。その背景には本当に様々なものがあり、理由は絡み合っているのだと思います。そんな子どもたちが、「ここなら安心して学べるな」「ここなら自分のペースで落ち着いて勉強できるな」「この先生なら大丈夫かな」そんな風に思ってもらえる場所にしていきたいと思っています。また、不登校のお子様を抱え、お家で悩んでおられるお母様たちが、本音を話すことができたり、このお子様のことを一緒に考えていける、「一度、息を抜くことができる」そんな場所にしていきたいと思います。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

「この子は明日どうするんだろう」「この子はこの先どうなるんだろう」そんな不安や焦り、戸惑いを感じておられる保護者様は少なくないと思います。学び舎とまり木は、お子様が自分らしく学んでいくことができるよう、保護者様がホッと息を抜き、家の中の歯車が回っていくことができるように精進していきます。

ぜひお気軽にご相談ください。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「学び舎とまり木」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/115119
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