「普通がいい」という病

カテゴリー 子育て・人生全般
紹介者 暁(あかつき)
紹介文

精神科医、泉谷閑示さんの著作の中でも一番推したい本です。

「学校へ行きたい」と言ってるのに朝になるとうずくまって動けない。「行きたいというのは嘘?」

いえいえ、それは頭由来の「・・すべき」という偽の気持ちが、心由来の「・・したい/したくない」という本音を押さえ込んでいるからです。「学校へ行きたい」という言葉は頭由来の偽の気持ちで、体は心とつながっているから、心の本音「行きたくない」が表れて動けない、という状態です。つまり、人の本音は行動に表れるのです。

「ずっと家で休んでいるのに、いつになったら動き出すの?」

なぜ動き出せないのか謎ですよね。もしかしたらお子さんは「こんなはずじゃなかった。悔しい」という声にならない気持ちを無意識下に抑えこんでいるのかもしれません。無意識下には「感情の井戸」があって、そこには上から順に「怒、哀、喜、楽」という4つの感情のボールがはいっている、一番上の「怒り」が外に飛び出さないと、その下の感情は出てこない。お子さんは、それまでの苦しみが清算できていないから、次に進めないのかもしれません。

このように、苦しみの正体、動けない理由、を解き明かしてくれる本です。

読み応えのある本ですが、悩みを抱えている人にはすごく刺さります。

泉谷閑示さんはダイヤモンド・オンラインで「うつにまつわる24の誤解」という連載記事を書いていました。1回と8回に、上記の内容が載っていますので、そちらも参考にどうぞ。