その不安は誰のもの?

こんにちは。陽です。

子供が不登校になると・・・・たくさんの不安を抱えるママさんやパパさんは多いと思います。

だって、私たちは「不登校」という言葉すらなかった世代・・・。

「登校拒否」をしている人は、そういえば学校にいたような気もするけど、学校に行くのは当たり前だったし、嫌なことや苦しいことがあっても、それを乗り越えて過ごしてきた世代。

なのに、子供が学校に行けない、という。

このまま学校に行かなかったらどうなるんだろう。

引きこもりになったらどうしよう。

嫌なことから逃げる、弱い人間になるんじゃないの?

・・・・・などなど。

なんで行けないのか原因探しをして、どうやったら行けるのかを考えて、

時には腫れ物に触るように子供のご機嫌をとったり、

待つしかないと聞いてはいるけど、家でゲームや動画を見るばっかりで楽しそうに過ごしてる姿を見ると、だんだん腹がたってきて・・・・。

そんなこと、ありませんか?

私はあります!!!笑

だって、親も人間ですから。

「学校に行かない」とどうなるかなんて、教えてもらったこともないし、みんな普通に通ってる。

学校にも行かず、勉強もせず、朝は起きず、夜は眠らず、お菓子ばっかり食べて、お風呂にも入ず、親には好き勝手なことばかり言ってきて・・・・。

不安で不安でどうしようもなくて、苦しくて・・・・。

次第に、不安を通り越して怒りに変わることだってあると思います。

なんで私はこんなにしんどいのに、子供は動かないんだろう?

好き勝手なことばかりしてるんだろう?

不安や怒りがごちゃまぜになって、なんとかして子供を動かそうとしてみたり・・・・。

色々やりました。今では良い(?)思い出です。

そして、今だから思うことがあります。

原因はなくならないままでも、不安をなくすことはできる。

不安の原因は、子供の状態。

それは確実です。

でも、不安に思う気持ち自体は、すでに「自分のもの」なんです。

「嬉しい」とか、「楽しい」とか、「悲しい」とか、そんな気持ちとおんなじで、そこには原因があるだけで、原因から感じる気持ちというのは全て自分のもの。

だったら、その気持ち、わざわざ子供をつかって解決しようとしなくても、自分でなんとかできちゃうんです。

例えが悪いかもしれないけど・・・・。

もし、自分が可愛がってるペットが、ある日寿命を全うしたとしたら、とっても悲しいですよね。

その悲しみ、抱えているのは辛くて辛くて、手放したくなるでしょう。

解決に、「原因」をかならず取り除かないといけないのなら、この場合の解決、「悲しい気持ち」をなくすには・・・・ペットを生き返らせる、ということになっていまします。

でも、そんなことは出来ないんですよね。

だったら、どうするか。

思いっきり泣く。

好きな音楽を聴く。

誰かに気持ちを聞いてもらう。

新しいペットを飼う。

人によってその解決は沢山あるけど、そうやって気持ちを整理して、悲しい気持ちを昇華していくと思います。

子供の不登校から起きる不安な気持ちも、それと一緒です。

不登校の状態が不安だから、不登校ではなくなったら、その不安は晴れるかもしれません。

でも、そうしなくても・・・・自分の不安な気持ちを手放すことって出来るんです。

だって、それはすでに、「自分のもの」だから。

美味しいものを食べる、本を読む、元不登校の人の話を聞く、自分の気持ちを信頼できる人に聞いてもらう、好きな映画を見る、お散歩に行く・・・・。

人それぞれ違うけど、一瞬でも「不安」が晴れる、あるいは薄くなる瞬間を見つけることができたら、それがとっかかりです。

不安は、生きている限りなくなりません。

だとしたら、上手に自分の感情との付き合い方を覚えてしまった方が、らくちんです。

それに、もし、子供がまた学校に行くようになったとしても・・・・。

不安ってきっとなくならない。次から次へと不安のタネが見つかってしまうから。

どれも大事な自分の気持ち。

そして、不安なことも、苦しいことも、イライラすることも、全部大事な自分の感情です。

「喜怒哀楽」という言葉があるように、「喜び」も「楽しさ」も、「怒り」と「哀しみ」がセットなんです。

確かに、楽しい気持ちばかりで過ごすことができたら「楽」だけど、生きている限り、マイナスの感情は必ず起こります。

だとしたら、その感情を否定するのではなく、全部自分のものとして受け入れて、上手に付き合っていく方が簡単です。^^

「ああ、今自分は不安なんだな・・・そりゃあ不安だよね・・・。こんな状況で不安にならない人なんていないよね。私、よく頑張ってる!こんな大きな不安を抱えて生きるなんて、本当によく頑張ってる!!」

って、自分を認めて、優しく包んであげてほしいなって思います。

子供のことも大事だけど、もっともっと、親である自分のことも、丸ごと受け入れて大事にしてください。

その不安は、確かに子供が原因だけど・・・・それでも、「不安」を感じた時点で、あなたの大事な感情です。

その裏側には、子供を大切に思い、だからこそ心配する気持ちが隠れています。

だから、不安に思うのは当然です。

「子供を丸ごと受け入れるってよく聞くけど、こんな状態の子供を受け入れるなんて無理!!」って思ってるママさん、パパさん。

まずは、自分を丸ごと受け入れてあげてくださいね。

私も、まだまだ自分をまるごと受け入れることができてるのかは分かりませんが、確実に、「不安との付き合い方に慣れてきた」とは思います(^^)

あなた自身の、不安な気持ちとの付き合い方。早く見つかりますように・・・・。

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