【インタビュー】フリースクール「つくば高等学院」に設立の経緯を聞いてみました

フリースクールインタビュー企画!
今回は茨城県でフリースクールを開催している「つくば高等学院」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

理事長の飯島です。

ファミコンのカセットに遊ばれていることに気が付き、これを作った人はすごいなと思い、子供のころからプログラミングなどITに関わってきました。

プログラマや教員の経験があります。

JICAのボランティアで南米にいたので、スペイン語も少し話せます。

Hola amigos!

 

つくば高等学院はどのようなフリースクールですか

2014年に開校した高校卒業資格取得とITやプログラミング技能の習得ができるフリースクールおよび、通信制・サポート校です。

不登校や発達障害の生徒も在籍し高校卒業を支援しており、個別相談・学校説明会の予約を受け付けています。

不登校発達障害の生徒はつくば市内からはもちろん、つくば市外、茨城県外からも通学しています。

文字の読み書きが苦手なディスレクシアの生徒や、場面緘黙の生徒の学習もITを活用して学ぶことで、自分のペースで無理なく学習しています。

フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください

通信制高校・サポート校として運用していますが、小中学生向けのプログラミング教室を開いた時に、中学生の保護者様から中学から通えないか?というご相談があり、スタートしました。

通信制高校・サポート校は、通信制高校相談センターというサイトを運営しており、相談者の高校生から、「管理人さんが学校作ってくれればいいのに」と、冗談交じりのメールをいただき、インターネットでのサポートをメインとしたオンラインスクールからスタートしました。

実際に設立してみてどんなことを感じましたか?

それぞれ違った理由でフリースクールや通信制高校・サポート校を利用していますが、ITが好きな生徒が集まり、自分のペースで学習しています。パズルや数学が好きな生徒も多く、私も一緒になって楽しんでいます。

たまり場というか、自然に楽しい雰囲気になっていると思います。

運営していて印象に残っていることがあれば教えてください

生徒同士でホワイトボードいっぱいに数学の計算式を書いていたことです。なぜか、教え合う風潮があり、先輩が後輩に勉強したことを教えているシーンを頻繁に見かけます。

私はいなくてもいいのかなと思うのですが、それが理想的な状況だと思います。

 

これからどのような場所にしていきたいですか?

それぞれ、自分の目標を持ち自分で自分自身の課題を見つけ、自分を攻略していくように、ゲームをするような感じで、昨日の自分を超え成長していく場所にしていけたらと思います。

そのためにはプログラミング的な考え方も重要だと思います。

最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします!

できなかったことができるようになる楽しみを子供たちに知ってもらえたらと思います。IT機器やAIは道具にすぎません。

道具に使われる人ではなく、使う人、作る人になってもらいたいと思います。

まずは楽しむところから、ぜひ、教室を覗きに来ていただければ幸いです。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

◆フリースクール「つくば高等学院」の詳細はこちら
https://miraitizu.com/freeschool/1242
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