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新しく未来地図のスタッフに加わった「ボラス」さんにお話を聞いてみました。
Q1.自己紹介をお願いします。
2025年1月からスタッフとしてお手伝いをしているボラスと申します。
家族構成は夫と息子(20歳)です。
Q2.お子さんが学校に行かなくなった「きっかけ」があれば教えてください。
息子が通っていたのは、学歴重視の進学校でした。頑張っても思うような結果が出せず、息子は大きな挫折を感じることに。
その結果、自分には価値がないと思い、うつ状態に陥ってしまいました。
Q3.学校に行きたくないと言われた時、どう思いましたか?
息子にはなんとか高校を卒業してほしいと思い、焦りと不安でいっぱいでした。
はじめは夫婦で「これからが大切だよ」「頑張ろう」と必死に登校を促し、休みながらでも卒業を目指すことを前提にしていました。
Q4.当時、困ったことは、ありましたか?
息子は「行きたくない」と言いながら、腹痛や発熱など身体的な症状も見せていました。その対応にどうしたらよいのかわからず、心配と混乱の中で、息子の気持ちを理解するのがとても難しく感じました。
息子にカウンセリングを勧めましたが動こうとせず、私はどうしていいのかわからず迷子のような気持ちになりました。
息子は心を閉ざし、友達とも連絡を取らず部屋に引きこもっていました。
Q5.どんな風に自分の気持ちが変化していきましたか?
「母親として、息子を何とかしなくては」と焦るばかりでしたが、未来地図のメール相談を通じて、自分の心に問いかけることができました。
息子との関係や、自分自身の気持ちをより深く知りたくなり、心理学などを学んだりする時間を持つようになりました。
この過程で、少しずつ心の整理ができ、自分を見つめ直すことができました。
Q6.未来地図を知ったきっかけは?
まわりに相談できる人はいませんでした。「不登校 母親」と検索している中で、未来地図に辿りつきました。同じように悩んでいる方々がいると知り、自分だけではないのだと心が軽くなりました。
実際に「不登校の教科書」を参考にし、学校との連絡方法を負担が少ない方法へ変えるなどの試行錯誤を繰り返すうちに、先輩ママの体験談を聞きたくなり、個別相談を申し込みました。
Q7.未来地図スタッフをやりたいと思ったのは、どうしてですか?
あの当時は、自分がトンネルの中にいるような気持でしたが、メール相談を通じて思いを整理していくうちに、少しずつ心が落ち着いていきました。子どもに寄り添いながら自分自身も徐々に変わっていくことができました。
そのきっかけをくれた未来地図に恩返ししたい、今悩んでいる方々をサポートしたいと思うようになりました。
Q8.あの頃の自分に伝えたいことありますか?
迷ったり悩んだりするのは悪いことばかりじゃないよ。
変化することは、きっと幸せにつながっていくから。
何とかなる、焦らなくて大丈夫。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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