PRこちらの親の会は当サイト内で問い合わせ可能です!

親の会「ほっとサロン」

どんな会なの?

NPO法人フォロでは、親どうしでざっくばらんに話をする親の会「ほっとサロン」を開いています。
お互いの経験を出し合うことで、たくさんの生の情報を得ることができます。
Zoom を使ってオンラインでも参加でき、遠方の方や外に出にくい状況の方も利用されています。

子どもがフリースクールに通っているかどうかや、子どもの年齢は問いません。さまざまな親子のあり方があります。それぞれが不安なこと、気になること、困ってること、考えていることを出し合い、みんなで聞き合います。そして、経験してきたこと、うまくいったこと、いかなかったこと、感じたことなどをまた出し合います。聞きたいことを聞き、話したいことを話します。聞いているだけでも大丈夫です。ここで出されたプライベートな話は外に持ち出さないことをルールにしています。

このごろは、ネットで専門家などに相談できることも増えましたが、親の会では、同じ立場の親どうしが集まって場を共有することで、共感が生まれたり、共通の困りごと( 学校の先生とのやりとり、祖父母との関係、近所との付き合い、親子関係の難しさなど) について話ができ、安心感につながることもあります。「 月に一度、少し気持ちが楽になることがあれば、少し子どもの気持ちを受けとめやすくなる」「目の前の子どもと向き合っているだけだったら、気づかなかった視点に触れることができた」と話される参加者もいます。

主催者情報

『NPO法人フォロ』
フォロは「いるだけでいい」を合言葉に、2001年から大阪市でフリースクールや親の会などを運営しています。

◆運営者からのメッセージ紹介
子どもが学校に行けない、行かない、行きしぶっているとき、あるいは学齢期を過ぎてひきこもっている、働けないというとき、本人はどうしてこうなるのか、うまく説明できないまま、苦しんでいたり、悩んでいることと思います。また、それをそばで見守る親もまた、自分を責めてみたり、原因を探して葛藤したりと、たいへんつらい日々を過ごされているのではないでしょうか。

親もひとりの人間として、いろんな問題を抱え、そのたびに気持ちも揺れます。そういう自分との付き合い方についても、たびたび話題になります。
関心がおありの方は、下記問い合わせ電話までお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

受付時間:平日の月、火、木、金 午後2:00~10:00

費用

一般 500 円、NPO 会員・支援会員 300 円(フリースクール保護者会員は無料)

イベント概要

名称 親の会「ほっとサロン」
開催日時 昼の会
開催日:毎月第3水曜日
時 間:午前10:30~12:30

日曜の会
開催日:偶数月第4日曜日
時 間:午前10:30~12:30
開催場所 フリースクール・フォロ
HP http://foro.jp/
電話番号 09042779770
メールアドレス info@foro.jp
設立日 2001年

よくある質問

  • まずは、弱音でもグチでも毒吐きでもかまいません。親は自分の悩みや不安を抱え込まず、吐き出しましょう。

  • 子どもが学校に行きたくないというのは、言葉にはならなくても、かならず背景があります。無理に学校に行かせようとしたり、子どもを「病気」のようにみて治そうとしたり、あせって勉強させようとばかりするのは、百害あって一利もありません。

  • 子どもは、言葉ではうまく表現できず、「お腹が痛い」「頭が痛い」「朝起きられない」といったかたちで、身体でサインを出すことがあります(大人でも、そういうことはありますし)。ときには神経症が出てきたり、家庭内暴力になったり、あるいは自分を傷つけたり、とてもしんどい状況になることもありますが、問題の表面だけを見るのではなく、そうせざるを得ない、苦しさの根を見ましょう。一見、問題と見えることは、子どものサインです。

  • 子どもが学校に行っていないと、とかく将来のことが不安に思えます。しかし、子どもの側からすれば、将来のためにがんばることに疲れきって、いまの自分を受けとめてほしいのだと思います。“いま”を充分に生きることができてこそ、前に向かって歩けるのでしょう。

  • 学校で居場所を失った子どもは、自分でも自分を責め、否定しがちです。子どもの苦しむ姿は見たくないものですが、問題を解決しようと焦るよりも、まずは家に居られること、親や周囲の人に否定的なまなざしで見られることなく、安心できることが大切です。

  • 家庭以外でも、自分を否定されることなく、居られる場所のひとつとして、フォロはあります。土中に根をきちんとはることができなければ、地上の花が枯れてしまうように、もし花が枯れているとしたら、改善すべきは土壌です。フォロでは、子どもや若者が生きていける土壌を、フォロに参加する方たちと、いっしょに耕していければと考えています。

  • 焦って即効性のある働きかけを求めても、悪循環するばかりです。一見、ムダに見える時間を過ごしているように見えても、けっして子どもはムダには生きてません。子どもは自分の「いま」が受けとめられ、自分の存在の根をはる土壌があれば、苦労はあっても、やっていけることでしょう。それには時間もかかれば、まっすぐに進めるものでもありません。気長にぼちぼちと、やっていきましょう。

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