どんな会なの?
NPO法人フォロでは、親どうしでざっくばらんに話をする親の会「ほっとサロン」を開いています。
お互いの経験を出し合うことで、たくさんの生の情報を得ることができます。
Zoom を使ってオンラインでも参加でき、遠方の方や外に出にくい状況の方も利用されています。
子どもがフリースクールに通っているかどうかや、子どもの年齢は問いません。さまざまな親子のあり方があります。それぞれが不安なこと、気になること、困ってること、考えていることを出し合い、みんなで聞き合います。そして、経験してきたこと、うまくいったこと、いかなかったこと、感じたことなどをまた出し合います。聞きたいことを聞き、話したいことを話します。聞いているだけでも大丈夫です。ここで出されたプライベートな話は外に持ち出さないことをルールにしています。
このごろは、ネットで専門家などに相談できることも増えましたが、親の会では、同じ立場の親どうしが集まって場を共有することで、共感が生まれたり、共通の困りごと( 学校の先生とのやりとり、祖父母との関係、近所との付き合い、親子関係の難しさなど) について話ができ、安心感につながることもあります。「 月に一度、少し気持ちが楽になることがあれば、少し子どもの気持ちを受けとめやすくなる」「目の前の子どもと向き合っているだけだったら、気づかなかった視点に触れることができた」と話される参加者もいます。
主催者情報
『NPO法人フォロ』
フォロは「いるだけでいい」を合言葉に、2001年から大阪市でフリースクールや親の会などを運営しています。
費用
一般 500 円、NPO 会員・支援会員 300 円(フリースクール保護者会員は無料)
イベント概要
名称 | 親の会「ほっとサロン」 |
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開催日時 | 昼の会 開催日:毎月第3水曜日 時 間:午前10:30~12:30 日曜の会 開催日:偶数月第4日曜日 時 間:午前10:30~12:30 |
開催場所 | フリースクール・フォロ |
HP | http://foro.jp/ |
電話番号 | 09042779770 |
メールアドレス | info@foro.jp |
設立日 | 2001年 |
よくある質問
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まずは、弱音でもグチでも毒吐きでもかまいません。親は自分の悩みや不安を抱え込まず、吐き出しましょう。
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子どもが学校に行きたくないというのは、言葉にはならなくても、かならず背景があります。無理に学校に行かせようとしたり、子どもを「病気」のようにみて治そうとしたり、あせって勉強させようとばかりするのは、百害あって一利もありません。
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子どもは、言葉ではうまく表現できず、「お腹が痛い」「頭が痛い」「朝起きられない」といったかたちで、身体でサインを出すことがあります(大人でも、そういうことはありますし)。ときには神経症が出てきたり、家庭内暴力になったり、あるいは自分を傷つけたり、とてもしんどい状況になることもありますが、問題の表面だけを見るのではなく、そうせざるを得ない、苦しさの根を見ましょう。一見、問題と見えることは、子どものサインです。
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子どもが学校に行っていないと、とかく将来のことが不安に思えます。しかし、子どもの側からすれば、将来のためにがんばることに疲れきって、いまの自分を受けとめてほしいのだと思います。“いま”を充分に生きることができてこそ、前に向かって歩けるのでしょう。
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学校で居場所を失った子どもは、自分でも自分を責め、否定しがちです。子どもの苦しむ姿は見たくないものですが、問題を解決しようと焦るよりも、まずは家に居られること、親や周囲の人に否定的なまなざしで見られることなく、安心できることが大切です。
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家庭以外でも、自分を否定されることなく、居られる場所のひとつとして、フォロはあります。土中に根をきちんとはることができなければ、地上の花が枯れてしまうように、もし花が枯れているとしたら、改善すべきは土壌です。フォロでは、子どもや若者が生きていける土壌を、フォロに参加する方たちと、いっしょに耕していければと考えています。
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焦って即効性のある働きかけを求めても、悪循環するばかりです。一見、ムダに見える時間を過ごしているように見えても、けっして子どもはムダには生きてません。子どもは自分の「いま」が受けとめられ、自分の存在の根をはる土壌があれば、苦労はあっても、やっていけることでしょう。それには時間もかかれば、まっすぐに進めるものでもありません。気長にぼちぼちと、やっていきましょう。