うつヌケ

作者自身がうつ病を経験し、そこから「ぬけ出した」経験をもつ人です。
作者と同じように「うつヌケ」をした人たちのインタビュー内容をマンガでまとめています。

うつがひどいときは文章も読めなくなるので、マンガで表現されているのはとても読みやすいと思います。
うつ病の原因に関しても、思いこみを打ち壊してくれるような内容があり、決して心が弱い人がかかる病気ではないことがわかります。

また、「うつ病は治らない」といわれますが、「うつから抜けることはできる」と信じることができ、今苦しい人も心が軽くなるのではないかな…？

これを読んで、私のうつ病のイメージは、自分を苦しめる存在ではなく「つかず離れず、私が無理しないように見張っている背後霊」のような存在に変わりました。