るるちぃの日記『思い出したこと』

私は
不登校ひきこもりのASDの息子の母親。
と同時に、
今も父と母が健在の娘でもある。

親であり、子である。

子としての思い出、
もう20数年前の出来事を
最近思い出した。

大学に入学した当初、
友だちができて一緒に遅くまで飲んで
楽しく別れた後、
帰りの電車で寝てしまい、
終点まで行ってしまった。
もう終電もない。

初めてのことに、どうしよ。
お金もない、彼氏もない。
そんな私が頼れるのは親だった。

親に連絡したら、
迎えに行くからそこに待ってなさい、
とのこと。

親が来るまでの時間、
不安だった。
失敗が恥ずかしかったし、
絶対に怒られるんだろうな、って。

でも、実際は
怒るどころか、穏やかで、
帰り道の環七にあるラーメン屋を見て、
食べていこうか
という話になり、
親子三人で深夜にラーメンをすすって
帰った。

当時はともだちに
笑い話で言ってたような気がする。

でも今思い出すと、
すごく心があったかくなる。

私のした失敗を
怒るんじゃなくて、
ラーメンを食べた
あたたかい思い出にしてくれた。

普段は真面目で型にはめる
子育てをされていたはずなんだけど、
そのときばかりは
予想外な対応だったな。

そうなんだよ、
失敗は本人が一番わかってるんだ。

責める気なんてさらさらない。

息子の不登校、
失敗ではない何かに
変えていける
そんなサポートをできる親になりたいな。

まだまだ道は長くて何も見えませんが。。。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

読んでくれてありがとうございます。

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