ねこの日記『A*5年間の経過③』

5年前 当時中学2年生夏頃〜再登校

息子が不登校になって、ネットで情報を漁り、辿り着いた民間の不登校支援

とても高額ではありましたが、すがる思いで、支援を受けることにしました

再登校に向けての方法は、(詳細は書けません)正直「え?」というやり方でしたが、焦っていた私はそれでも藁にもすがりたかったのです

『親が変われば子が変わる』という考えがベースになっており、中々変われないとの思いが強く、私自身キツい思いをしました

どうしてそのようにしたら良いのか?納得できないと行動がとれず質問ばかりして、支援者さんをイラつかせ、「素直なお母さん(言われた通りにやるお母さん)は、子供が再登校していますよ。」と、言われてしまいました

私は、子を変えたいから、親が変わらなきゃ…と思ってしまい、結局目的が子を動かすことになっていたので、ダメだったのかな?と、今なら思います

苦痛を伴う支援でしたが、もちろん良いこと・学んだこともありました

息子は、親と揉めることも減り、会話はあまりないけど、暴れることもなくなってきました
(当時は昼夜逆転はそれほど酷くはなく、ゲームやネットは時間制限があり、TV・漫画をみて過ごす・外出しない・勉強しない・お風呂にあまり入らないという状態でした)

そんな日々を3ヶ月ほど過ごした頃、最初に提示された期間になると次のステップに進んで再登校して欲しい…と、私はまた焦りだしました

支援が長引くことで、高額だったので、余計焦りが出たことも否めません

そして、違和感を感じながらも、再登校への働きかけを支援され、その?な方法は、息子も勘づいていましたが、中2の11月に息子は再登校を始めました

完全な自らの意思で動き始めたわけではなかった為か、なんとなく危うさの感じる(もう大丈夫と思えない)再登校でした

そして、3学期になり、中学をたまに休もうとするようにもなりました
その度に支援者からの圧に、ある日とうとう息子がキレました
自分の味方をしないことやバレバレの嘘に怒った為、これは親子関係が破綻する…と感じた私は、支援の方法を拒否しました

すると、「それなら、支援はもうできません!お母さんがそんなのだったら、子供は絶対将来引きこもり・ニートになりますよ!」
と、言い放たれ、連絡も取れない状態になり支援は打ち切られることになりました

これは私にとっていまだに呪いの言葉となっています…

〈つづく〉

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